それを、藤原道子(綾瀬はるか)、鹿、鼠が見守る。
最後まで私欲をむき出しにした小治田史明(児玉清)は、離れた場所で放心したように座っていた。
そして、鹿の呼びかけで、いよいよ儀式が始まる。
草の上に置かれた銅鏡に堀田が水を注ぐと、水面の中央に映った満月が小さな点となり光を反射させる。
それを鹿が舐めると、水が満月に吸い寄せられるように集まり、やがて光る球形となっていく。
堀田が銅鏡を持ち上げると、球はふわりと宙に浮きそのまま月へと吸い寄せられる。
光の球を吸収した月は大きく光ると、今度は地上に向かい強い光線を放つ。
その光は、銅鏡を突き通すと、地面に吸い込まれていく。
すると、しばらくして地面が大きく揺れ動く。
地中深くにいた大鯰が、尾尻を締め付けられ驚いたらしい。
鹿は堀田に指示し、もうひとつの光の球を自分の目にはめさせる。
そして、小川に「“目”だよ、先生」と謎を明かすように言うと、次の儀式までの180年間、“目”の力とともに生きると宣言する。そして、すべての儀式が終わる。
翌日、盗難疑惑は解けたものの、小川はやはり学校を辞めることになる。
藤原は教師たちに反発するが、小川は疑惑が解けただけで十分だと告げる。
そして、鹿に会いに行くと、自分と堀田の顔を元に戻してくれと頼む。
ところが、鹿は叶えられる望みはひとつだけ、つまり、小川か堀田のどちらかしか元には戻せないと言うのだ。
翌日、小川が職員室にいると、堀田がやってきて小川を踊り場へ連れ出す。ふたりが壁の鏡の前に並ぶと、そこには、人間の顔をした堀田と、鹿顔のままの小川が立っている。
小川は、堀田の顔を元に戻すように鹿に頼んだのだ。
堀田が鹿顔になった原因は自分にあるから当然だと言うが、堀田は無言で小川をにらみ続ける。
やりきれない気持ちになる小川。
その様子を見た藤原は、鹿に小川の顔も戻してほしいと問い詰める。
鹿にはぐらかされる藤原だが・・。
藤原は、堀田を呼び、小川が、月曜日に帰ると話す。
「このままでいいの?後悔しない?」と藤原。
「あの人のどこがいいんですか?」と聞く堀田に
「それは堀田さんもわかってるでしょ?」と藤原。
そして、藤原は、
「堀田さんにどうしても伝えなきゃいけないことがあるの。
すごく大事なことなの」と真剣な表情で
堀田を見つめる。
翌朝、小川は教頭室を訪ね小治田に退職のあいさつをするが、銅鏡を失って以来、小治田には生気がない。
すると、小川は思いついたように、鹿から卑弥呼の墓がある場所を聞いたと耳打ちする。
そして、小治田が反応したのを確かめると、場所は教えられないとサラリと言って部屋を出る。
学校を後にした小川は、別れを告げに鹿の元へ。
餞別の鹿せんべいを渡した小川は、鹿たちが卑弥呼の遺言を律儀に守り続けている理由を尋ねる。
すると鹿は、卑弥呼が自分を美しいと言ったからだと答える。仲間以外の人間から美しいと言われたことが嬉しくて、卑弥呼の願いを守り続けることを決めたのだと言う。
そんな鹿に、最後の質問だと言い、寂しくないかと尋ねる小川。鹿は、鹿らしく「びい」と鳴くだけだった。
ドラマでは、まったくでてきませんでしたけど
この鹿、原作ではポッキーが大好きだったりします。
奈良でポッキーを上げる人がいると困るから
却下になったのかなぁ・・
ポッキーを食べる鹿見たかったのに(笑)
あと、原作の鹿は卑弥呼に惚れていたため
遺言を守り続けていたようです。
長岡先生は、福原と待ち合わせていた
小川先生たちは、寄るところがあるから先に行ったと
聞かされると、二人は、一緒に歩き出す。
その様子を見ていた、小川と藤原。
長岡先生と福原に気を利かせたのだ。
二人も一緒に歩き出すと以前来たことがある
場所にたどり着く。
藤原は、自分は小川先生と付き合っているつもりだったと
告白。
思わず勘違いだったと、照れてしゃべりまくる藤原に
小川は、勘違いじゃないからと
藤原にキスをした。
・・原作改変もここまでくると
・・・・
小川が帰る日。
藤原は、「教師続けたほうがいいですよ。
私が生徒だったら、先生みたいな人に教えてもらいたいです」
というと駅まで見送らず、
学校に向かっていった。
教壇に立つ藤原。
教室に堀田の姿はなかった。
小川は電車に乗り込む。
すると、走ってくる堀田に気づく。
堀田は、テスト用紙を小川に渡す。
「おまえ学校は?」
堀田は、小川のジャケットをぐいと引き寄せ唇を触れ合わせる。
電車が発車する放送が流れると
小川をぐいと車両に押し込んだ。
泣きそうな顔をして堀田は、小川を見送る。
乗客に見られ気まずい小川だったが
堀田に渡された答案用紙に気づく。
それは自分が作ったテスト用紙の0点の
堀田の答案用紙だった。
裏側には、手紙が書かれていた。
『この間は、顔をもどしてくれたのに
怒ってごめんなさい。
あれからずっと謝りたくて、でもなんていっていいかわからなくて
どんどん時間だけが過ぎていってしまいました。
もうこのまま二度と先生にと会えなくなるのか
そんな風に思っていたら、藤原先生から連絡がありました。
藤原先生は、私に信じられないことを教えてくれました。
実は、先生の顔を元に戻す方法が一つだけあるというのです。
その方法というのは鹿の使い番である私にしかできないことなんだそうです。
それを聞いたときは、ちょっとびっくりしたけど
私は、これから先生の印を消しに行こうと思います。
私にとっては初めてのことだけど
先生ならまあいいかなと思います。
先生、どうもありがとう。
次のお仕事も頑張ってください
さようなら
堀田イト
P.S かりんとうとラブラブ 』
電車がトンネルを通貨すると、反射したドアで
自分が映る。
人間の姿になっていた。
トンネルを抜けると、鹿の姿が目に入る。
鹿は、小川を見送っていた。
☆☆
小川は、指輪を買っていた。
しかし時間がなくなり、包装を断り
そのままケースごとポケットに忍び込む。
「ごめん
職員会議が長引いちゃってさ」
待っていた女性は、藤原だった。
小川は、堀田が剣道部の主将になった話や
長岡先生と福原がうまくいってることを聞く。
小川は、なんとか指輪のことを打ち明けようとするが
藤原のおしゃべりが止まらず言い出すことができない。
その頃小治田は、鹿せんべいを持って卑弥呼の墓を聞き出そうと
鹿をおいかけまわしていた。
その様子をみた鹿は、一人ニヤリと笑う・・。
(終)
※※
堀田さんのファーストキスをかけた印を消すシーンが
あったのはうれしかったのですが、
藤原先生とのキスシーンはいらないでしょ。
そもそも、小川は、藤原先生のこと好きでしたっけ???
なんだか一番いい堀田さんとのキスシーンが
霞んで見えてしまって、とてもがっかりでした。
ちなみに、原作では、鹿は、印の消し方は知らず
鼠が堀田さんに印の消し方を教えます。
鼠側の都合が悪かったのかな?
他にもリチャードが鼠の使い番であるとわかるところも
カメラのトリックでわかるんです。
このあたりも、すごく納得した部分だったので
そのまま使ってほしかったかな・・。
当初鹿ばかりがクローズアップされたように思いますが
歴史が好きな人には、たまらない話だと思うんですよね。
三角縁神獣鏡など実物にあるものだし
卑弥呼の話も然りですよね。
ただ、ちょっとわかりずらかったところはあったので
(私も原作を読んで理解した部分が多かったので)
そこが、残念でした。
引用元…鹿男あをによし公式HP
タイトルの「あをによし(青丹よし)」とは枕詞で奈良の前につく修辞である。(wikipediaより)
青丹よし(あをによし)→奈良
という意味になるようです。
よかったらプチっとお願いします☆TV DramaRanking
視聴率
13.0→11.4→9.7→8.0→9.0→8.9→8.8→10.1→9.2→11.2
玉木 宏さんが持っていたバッグ

原作です。
藤原先生が男性から女性に変更されてますが
全部つながると“すごい”です!
| 鹿男あをによし | |
![]() | 万城目 学 幻冬舎 2007-04 売り上げランキング : 27 おすすめ平均 ![]() 面白いけど・・・ 地元民も読んでみました 実際の奈良の町の描写が。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| 鹿男あをによし オリジナルサウンドトラック | |
![]() | 佐藤俊彦 ポニーキャニオン 2008-02-20 売り上げランキング : 3639 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| 鹿男あをによし(出演 玉木宏、綾瀬はるか) | |
![]() | 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
関連記事
鹿男あをによし 第一話
鹿男あをによし 第二話
鹿男あをによし 第三話
鹿男あをによし 第四話
鹿男あをによし 第五話
鹿男あをによし 第六話
鹿男あをによし 第七話
鹿男あをによし 第八話
鹿男あをによし 第九話
キャスト
小川孝信 - 玉木宏
藤原道子 - 綾瀬はるか
堀田イト - 多部未華子
長岡美栄 - 柴本幸
溝口昭夫 - 篠井英介
前村さおり - キムラ緑子
名取良一 - 酒井敏也
福原房江 - 鷲尾真知子
大津守 - 田山涼成
佐倉雅代 - 藤井美菜
原和歌子 - 川辺菜月
吉野綾 - 東亜優
西尾京子 - 江頭由衣
南場勇三 - 宅間孝行
鹿(声) - 山寺宏一
鼠(声)(第9回で登場)- 戸田恵子
福原重久 - 佐々木蔵之介
小治田史明 - 児玉清
オープニングナレーション - 中井貴一
内閣総理大臣 - 夏八木勲
巫女 - 大塚寧々
ス子(小川孝信の元彼女) - 山口紗弥加
教授(小川孝信の元研究室) - 白井晃
戸次重幸
野口(小川孝信のライバル) - 手塚とおる
テレビアナウンサー - 宮田早苗
スタッフ
プロデュース:土屋健
アソシエイトプロデュース:石原隆
企画:中島寛朗
脚本:相沢友子
演出:鈴木雅之 村上正典 土方政人


地元民も読んでみました











