Top 2005年(7月〜9月) >いま、会いにゆきます 第1話
2005年07月04日

いま、会いにゆきます 第1話

『佑司(秋穂佑司・武井証)、この絵本はね、ママがあなたのために作ったの
アーカイブ星のね、地球で命を落とした人が暮らす
思い出の星なの。
佑司のママは、アーカイブ星に旅に出たの
でも泣かないで
雨の季節になったら、佑司のところに
もどってくるからね。
それから1年がたちました。
約束通りママは雨の季節に帰って来ます』

絵本には、『ゆうじお誕生日おめでとう』と描かれたケーキの絵が
書いてあった

「たく(秋穂巧・成宮寛貴)・・本当にママはアーカイブ星から帰ってくる?
帰ってくるよね?
ママはアーカイブ星で生きてるんだよね?」

「ぼくらがが忘れないでいるから
ママは、生きていられるんだよ」
「そうなの?」
「そうだよ」
「ぼくわすれない」
「そか」
「絶対忘れない」

さかさまに吊るしてあるてるてる坊主の木の下に澪(秋穂澪・ミムラ)はいた。

「そうじゃないよたく
てるてる坊主さかさにする」
「なんでさかさなんだ?」
「雨がふるようにおまじないなの
雨の季節になるとママがアーカイブ星からもどってくるんだよ」
「そっか」
「たっくんも
雨が降ったらママが帰ってきますように」

「ように・・」
2人とも手をあわせる
学校の準備しておいでという巧

「佑司、明日どうする?」
「誕生日の話し?」
「おばあちゃん佑司のためにパーティー開くって」
「晩御飯おばあちゃんち?でもケーキはいいや」
「どうして」
「だってアマが帰ってきてからだよ」

絵本を見る佑司

「あ!!」
「どうして朝になるといろいろ言うんだよ」
「昨日のうちにいえばよかったんだけど・・」

巧は、ゼッケンをアイロンでつける

「目玉焼き固いね
でも食べられないことないよ」と佑司

「もうひとつわすれてた!
今日教室の金魚のえさやり当番だった」
「よし!ゼッケンはついたぞ。まにあった・・」

「たっくん。これなに」
さかさについたゼッケンを見せる佑司

むぎゅーむぎゅーと佑司を抱きしめる巧
「いつもよりいたいよ」
「明日は7歳の誕生日だからスペシャルバージョンだよ」
「いいよ、誕生日っていうのさ」
「佑司・・」
「じゃ、いってくるね」

「ゼッケンさかさでごめんな」
「大丈夫。問題なーい」

巧も急いで自転車に乗る

あいお たくみ
     みお
    ゆうじと書かれたポスト
巧は、かたむいたポストを直して出かけた。

「雨の季節?
今日の天気予報は晴れるっていってませんでした?」
「ほんとなら梅雨の季節ですから念のため」と長瀬万里子(岡本綾)

「仕事ばっかりしてないで遊びに行こうよ
たとえば小説のような恋とかしてみようと思いませんか?」と万里子に
声をかける今井秀夫(山崎雄也)
「これハッピーエンドだよ」と本を差し出そうとするが
「おはようございます」と図書館長の鈴木八郎(谷啓)が顔を出した。


学校。
佑司は、金魚のえさやり当番を遅刻してしまったので謝っていた。
「ごめんね、レナちゃん(斉藤レナ・重本愛瑠)
遅刻もうしない」
「じゃぁちゅうして
ちゅうしてくれたらゆるしてあげる」
「じゃあ先生も
なーんてね」と三浦沙織先生(MEGUMI)
「はい2人の絵が町に飾られることになりました
絵のタイトルなににしようか」

「ウェンディ」と答えるレナ
「佑司くんは?
誕生日のケーキで
くるくるダンスがいいな」
「なに?くるくるダンスって踊ってみせて」
「恥ずかしいからやだ」と
踊るのを拒否する佑司

「佑司くん、誕生日のケーキなのに
なんでいちごないの?」とレナが聞く
「なんでいちごないの?
いちご嫌いなの?教えてくれないとまたくすぐちゃうよ〜」と先生は
佑司とじゃれあっていた。

「移動図書館ワクワク号がやってきました」と移動図書館の車が走る
その後ろを自転車で走る巧

澪の1周忌の様子が映し出される。
秋穂澪と書かれた墓が映し出される

体育着を来て木を眺める佑司
その姿に重なるように、お墓での佑司も
外を眺めていた。

「でも因果なものよね
そうやって息子の誕生日に澪さん亡くなるなんてね
澪さんの1周忌2日早めたのもあの子の気遣いだってね
誕生日のお祝いできなくなるもんね」と噂する主婦たち

巧の元に澪の母・榎戸涼子(三田村佳子)が訊ねてくる
「昨日は、お世話になりました」
「こちらこそ」

「よかったわね」
「はい」
「ほんとは私ね、澪のこと
まだぴんときてないのよ」
「今日は、お花の教室ですか?」
「そう。佑司は?元気に学校いった?」
「はい。」
「ごめんなさい直ぐ戻らないとね
この間の話し、考えてくれた?」
「あの・・」言葉につまる巧

「わかってるわ。仕方ないわね」
「すいません・・」

「ううん。帰りに佑司と寄ってって」
「はい」
「お仕事中断させちゃってごめんなさいね」

「ありがとうございます」
「お邪魔しました」と万里子に挨拶して帰る涼子

『だから澪さんは
あの子無理して産んだんで死んだんだって』
『大変な難産だって聞いてたけど』

次次に白い百合の花が供えられる。

ぼーとしてる佑司に声かける三浦先生
「お腹空いたね・・いこ!」と
佑司を連れ出す

『でもねあんなことさえなければこんな命の落とし方なかったんじゃないかな』

はいと万里子がペットボトルに入っている水を渡す

「これありがとう」と例を言う巧
「私の分も作ってるし、他の人にも作ってるから
気にしないで。
秋穂くんがね、狭いところが苦手で
車の助手席にも乗れないって聞いて、あ、これは誰にでもあることだなって
思ったの。
なにも特別なものじゃないでしょ?」

「ありがとう
時々思うんですよ
ぼくと一緒になって澪は、幸せだったのかなって
ぼくと結婚したために彼女は命を縮めたんじゃないかって
ふと思ったりするんです」

「どうしてそんな風にかがえるの?」

「できるのならば、あの頃の澪がどう言う風に思っているか
確かめたくて
叶わぬ願いなんですけど」

ワクワク号のうしろを巧の自転車がおいかける

「たっくん万里ちゃん!」と佑司が声をかける
「おかえりー」と巧たちが迎える

「ぼくも一緒に図書館手伝う」
「巧くん、調子どう?」と声をかける本郷尚美先生(余貴美子)
○を作る巧
「特に具合わるくなくてもいつでもきてよ」という

本郷先生は、巧の主治医だそうです。

庭で花をつむ涼子
「おばあちゃん」と佑司が駆け寄る

「明日の誕生日にあげようと思ってたプレゼントなんだけど
サイズどうかなって思って
澪のワンピース2枚ほどいてリメイクしたのよ
どうかしら
あの子喜んでくれるんじゃないなかなって」

「これママの?」
喜ぶ佑司
「佑司、竹馬で遊ぼう」とおじいちゃん(榎田孝雄・山本圭)が声をかける

「あの・・例の話しなんですけど
あぶなっかしいぼくたちの暮らしを心配してくださって
ありがとうございます
お義母さんの気持ちはありがたくって・・」

「ごめんなさいね。私なんていったらいいのかしら
もっと私のこと気易く頼ってくれないかと思って、それだけなの
佑司1人を引き取りたいなんていってるんじゃないの
あなたも一緒にうちにきてくれないかって
そういう話し」

「あの家には、まだ澪の匂いが残ってるんです。
あそこを、離れて暮らすのは、ぼくも佑司も
無理なんです」

「そうね、主人からも、もういいかげんにしなさいっていわれてるの
巧くんも、もうコレ以上こまらせるんじゃないって
しかられちゃった・・・
しかたないわね。」

「ありがとうございます。」

「おじいちゃんおばあちゃんありがとう」
「明日はおいしい料理作ってまってるから
一緒にたべようね」と涼子

帰り道竹馬をするゆうじ

そこに一組の夫婦が並んで看板を見ていた
「どうかな」と菊地俊輔(生瀬勝久)
「まだなやんでるの?」妻・あすか(中井美穂)
「だってさ・・」
「あきれた」

「こんにちわ」
「なにみてるの」?
「注文していた店の看板がやっとできあがってきてね
こうやって見てみると
お店の名前をシンプルな『うまいケーキ屋』のほうがよかったんじゃないかなって思ってね
カミさんが『うまいケーキ屋』って自身まんまんで鼻につくって大反対したからから
前に『かなり』ってつけたんだけど」
「その話しなら何度も聞いた」と佑司

「」開店してから3週間もたってるんだからさ
いつまでもぐだぐだ言うのやめて欲しいな」とあすか
「あきらめなよ俊ちゃん」
「そうかな」
「なかなかいいんじゃないですか?」と巧
「そう?」
「はい」
「ほんとに?」
「ばーか」とあすか
看板の最初の文字のところに四葉のクローバーがついていた。

ビデオを見る巧
3人で四葉のクローバーを探していた
佑司は寝ていた

澪とうれしそうにダンスする佑司

「今年の目標はなんですか」と質問する佑司
澪が持っているオルゴールが映し出される。

そのオルゴールを手にする巧

さかさになっているてるてるぼうずが釣るさがっていた。


「どうして朝のうちにいうんだ」
ぞうきんをん縫う巧
「あと10分で雑巾縫うなんて無理だよ」
糸通しを探す巧

雨が落ちてきた

「雨だ」
「え?」
「雨だ。たっくん雨が降ってきた
雨が降ってきちゃったよ」

佑司は急いで駆け出していく

「どこにいくんだ」
「森にいくんだ!ママが帰ってくるんだ」

「学校は、佑司」
「今日学校休み」
「勝手に決めるんじゃない」

「だって学校なんていってる場合じゃない」
「とにかくおうちに戻ろう」

佑司の足はとまらない
「佑司かえるよ
たっくんかえるよ」

トンネルを抜ける
古い建物の中に出た
「なぁ、ママはいないだろ?
さ、学校にいくよ」

「たっくんほら」
にじを指差す
「きれな虹みられてよかったね」
「うん・・」
「おいおい佑司」

水滴がポトンと落ちて王冠を作る

女性ががゆっくり目を開ける

「ママ・・・
ママだ!」

佑司は抱きつく
「ママ・・」

巧も驚く
「澪か?澪なのか?」
「え?」
「み・・」
「澪・・澪・・・・」
「み・・お・・?」
「ママ自分の名前覚えてないの?」
「私の、名前?」
「なんで?じゃあぼくの名前は?
ママ?」
「ひとまず帰ろう
難しいことは、後回しだ」

澪は、何がなんだかわからない顔をしていた
行こうと巧
3人でトンネルをくぐる

家に帰る。

「ママ早く」と佑司
「お邪魔します」と中にはいる澪
タオルを渡す巧
つい強く押しつけてしまい
「ああごめん」と謝る
「いえ」

「佑司とぼくはこっちで着替えるから
君の着替えは寝室のこっちの引き出しに入ってるから」
「あの・・・」

脱衣所に巧と佑司が入る
バケツをひっくり返して椅子にする佑司
「たっくん、どうしてママなにも覚えてないの?
話しが違わない?
こまるよ。ぼくこれからどうしたらいいの?
たっくん、どうにかして」

「とりあえずママには、いろいろ内緒にしておこうか
「いろいろって?」
「ママはもういない人で
お葬式もすませたこと知っちゃったらさ」

「そっかそういうのわかっちゃったら、ぐしゃぐしゃのどんどんの
まっさかさまになっちゃうもんね」

「わかった
ママはたっくんとぼくと3人で今日もおとといもずっといっしょにいたって
ことにすればいいんだよね
ぼく頑張るよ」

「あの
これ、タオルありがとうございました」
服おかりしました
あの・・」

見つめる巧
「ごめん。え?なに?」
不快そうな顔をする澪
あ臭い?
「洗濯ものだよ」と佑司

巧は、洗濯物の山が入ったバスケットを片付ける

電話が鳴る

「先生
急に腹がいたいといいだしまして」
「いいの?と澪」
佑司は、学校を休むことに。

また電話が鳴る
「たっくんも休むよね」
「すいません心配かけて
お義母さんですか?佑司が今朝から腹痛を起こしまして・・」

「佑司の体大事にして頂戴。そっちいってあげようか」
「いえ、大丈夫です」

「で、何のはなしだっけ」
「私ほんとにここに住んでたんでしょうか
部屋の中とか」
「汚い?
きみはここのところ具合が悪くて寝たり起きたりだったから」

「そうなんですか・・」
「あ、そうだママに写真見てもらおうか」

澪は、飾られている自分の写真を見る
こっちも見てとアルバムをたくさんもってくる佑司

「これが一番最近の写真
これも、やたらあるんだよね
君もぼくもこういうのあると
顔ださないといられなくて」

顔を枠にいれて撮る記念写真がたくさんあった。

笑う澪
「やっと笑ったね」
「あ・・」
「こっちも見て」と佑司

「すいません私ほんとになにもわからなくて」
結婚式の写真も見せる

「結婚式・・」
「この女性だれですか?」
「君の親友だよぼくらの中学時代のぼくらの同級生」
「これがきみで、これがぼく
きみ、ぼく」写真を指差す

「こっちは、ぼくの誕生日の
ママがつくってくれたんだ」
「私が?」
「そう、君が」

佑司の誕生日の様子があった
「パーティーやらない?」
「パーティー?」
「うん」
「パーティーやろうよ。きっと楽しいよ」
「ママが大変なことになってるのに
パーティーは・・」
「そっか・そうだね」

「パーティーって?
「今日は佑司の7歳の誕生日なんだ」
「いいや・・」と佑司
「ごめんな」

「私のせいでお祝い飛ばしちゃうですか
毎年やってるパーティーとりやめることないですよ
やりませんか?
誕生日のパーティー」

「よし!じゃあやるかパーティー
カレーの材料かってくるか」
「ケーキはいいよ。俊ちゃんのところにママと買ってくる
丘越えて直ぐ帰ってくるから、ね」
澪の顔を見る。
澪もうなづく。

「いってきます」
「いってらっしゃい」
「気をつけて」
「ママは、朝はいつもそうやって手を振ってたよ。
ラブラブでもうちょっとおもしろい夫婦ゲンカとかできないのかって
尚美先生がいっていた」
「尚美先生って?」
「診療所のお医者さん」

巧は、町の人に捕まっていた。
「アジフライよりドーナツのほうがいいか
いいからなにかもっていけよ
たこやきもあるぞ」

「巧くんよってく?
少しやすんでったら?」と尚美先生
「今日は、いや・・」
「なにってるの
せっかくなんだから」

「あの・・」
「どうした?」
「なんでもありません。またきます」
「そう?」

澪と佑司は、買い物にいく
車が飛ばしていく
澪と手を繋ぐ佑司

その車が止まる
犬をすてていく
「行くわよ!よしたか」

「なんで捨てちゃうの!」と走る佑司

犬は、箱から飛び出してしまう。
探す佑司。

「ひどいよね捨ててくなんてね」と犬を抱き上げる澪
「泣かなくてもいいよ
わかった。今日は、お母さんしてあげる」
抱きつく佑司

「わんちゃん一緒に飼っていい?」
「お父さんに聞いてみよ」
まったくこんなとこまで捨てにくるなんてなに考えてるんだよ」と俊輔

「佑司くんおかあさん?
すぐそこのケーキ屋です
3週間前にオープンしました」
「元気だせ」
「ありがとう俊ちゃん」
「中どうぞ。コーヒーでも」

「どうぞ」とあすかも声をかける

「誕生日のお祝いでショートケーキ、一番大きいサイズのホールで」
「プレートに何かいれますか」
「お誕生日おめでとう・・・・」
言葉につまる澪
「佑司くんでいいですか?」となつみ
いちごがたくさん乗ったケーキだった。

秋穂家
「約束忘れないな?」
「うん」
「ちゃんと面倒みるなら飼っていいよ」
「ありがとうたっくん」
「カレーできたよ。テーブル拭きなさい」
「ママも座って」と佑司
「はい。」

自然に座る澪

「そこママの指定席」
「君はいつもそこに座ってた
手が届くようにちょっとだけ佑司の方に椅子を置いて
君は居心地のいい場所を、きっと覚えているんだよ
君は、澪なんだよ」
「たっくん、ママはちゃんとおぼえていた!」
やったーやったーーうれしいな・・と踊ろうとする

「どうして一緒にやらないの?つまんない」

「わがままいうんじゃない
一緒にやりたいならママに教えてあげなさい」

「だってママ
これやるんだもん」とダンスを見せる

「ごめんなさい・・」

「謝るのは佑司のほうだ
ごめんなさいは?」
「ごめんなさい・・」と佑司

食卓が静まり返る
「自分で拾いなさい」

澪に服にこぼれたごはんをふいてもらう佑司

「あの、ケーキ食べませんか?」
「そうだね」
「ぼくやるよ」
「大丈夫です」

いちごの乗ったショートケーキだった

「どうかしました?」
「ぼくがなんにもいってなかったから
佑司いちごだめなんだ

「いちごきらい?」
「・・すき・・」
「離乳食の頃からどういうわけか佑司は、いちごを食べるとじんましんがでて
体中真っ赤に腫れあがって何度も病院に駆け込んだんだ
だからかわいそうだけど今は我慢させてる」

「ごめんなさい・・私わからなくて」
「何も言わずにケーキを買いにいってもらったぼくが悪い
こちらこそいやな思いさせてしまって」
いちごを取る巧

プレートはぐちゃぐちゃになってしまった
「ママのばか」
「なんてこというんだ」
「ママならぼくのことなんでもわかってるはずだ」

佑司は、物置に閉じ篭る。
「佑司開けて!」
「いちごだけじゃないよ
ママはぼくの名前も覚えてない
一緒にやったーのダンスもしてくれない
「佑司ここ開けて!」

「ぼくのこぼしたご飯は汚いの?ママはいつも拾いながら食べてたのに
ママは、ママだけどママじゃない
ママはぼくのこと可哀想に思って無理やりつきあってるだけだ
そんなママはいらない。どこにだっていっちゃえ!」

それを聞く澪

「ごめんなさい佑司くん。ほんとに・・」
「なんどもいってる。ママは覚えてないだけだ」
「そんなの知らない。ぼくのせいじゃない」
「佑司!」

「あの・・私病院にいかせてもらえませんか?」
「いいけどどうして?」
「記憶が戻らないままなら、まだまだ佑司くんを傷つけるだけのような気がして
佑司くんお言うとおりです。間違ってたのは私です
母親の変わりなんて、だいそれたこと最初からやっちゃいけなかった」
「だから!」
「記憶を無くした私に母親ができると本心から思ってます?」
「なんでわからない!」

お辞儀をしていく澪

ぐしゃぐしゃのケーキだけが残った

写っているのは楽しそうな3人の写真
覚えていないのは自分だけ
写真を眺める澪

巧は、物置の外で待つ

「ほんとうはわかってるよね
まずいことしちゃったって
思ってるよね」

「たっくん・・ぼくひどいこといった」
「うん」
「ちょっとひどかった
一緒にママに謝ろうっか」

佑司が出てきた
巧は佑司の頭をなでる
家には澪はいなかった。

「ママ!」
家中探す
「ママ!」
「澪・・!」

雨は上がっていた。

佑司は澪を探す
来たところのトンネルを越えて
探す
「ママ!
ママ雨降って!
戻ってきて!」

「澪!」

澪の目からは涙がこぼれていた

巧と佑司は線路にいた

澪は、駅にいた。
「澪」
「ママ」
「澪いくな!いかないでくれ!」

電車が走り出す

つゆさきの駅
澪は、駅にいなかった

座りこむ巧
犬を抱き佑司を抱き寄せる
犬が何かを見つけたように歩き出す。

澪のスカートのすそが見えた

「ママ!」
抱きつく佑司
「ママ・・」

澪は、佑司を抱き締める
「あの絵、佑司くんが描いた絵なんだね
両手を上げて本当に楽しそうに踊ってるね
私にも教えて」

「ママも踊ってくれるの?」
「うん・・」

♪やったーやったーうれしいな♪
らったたた らったたた
くるくるダーンス♪

「ママが戻ってきてくれた
やったー」

その様子をやさしく見つめる巧だった

「君は、母親なんだよ
母親の代わりなんかじゃない
君は、佑司のたった1人の母親なんだよ」

佑司も見つめる
澪は、佑司を抱きしめる

「あの絵をみつけたとき誕生日には
大きなケーキを一緒にたべて
一緒にくるくる回るダンスをして
佑司くんにとってどれだけ大切なことなのか
初めてわかった。
私、ここにいてもいいですか?」
「もちろん」

佑司はすやすや寝ていた。

『あの時私は、佑司くんの手のあたたかさと甘い匂いがうれしくて
もう十分すぎるほど幸せだった
ありがとう。あなた』

ビデオを見る巧
四つ葉のクローバーを見つける澪の姿が映る。

『雨の季節は終わります
ママは青空とともに
アーカイブ星にかえっていったのでした』

澪は、佑司の手を握りながら眠っていた


原作も映画もまだ知らない私ですが
美しい風景と透明な音楽、おとぎ話のような話しの中で
とても優しい気持ちになりました。

記憶ってなんて残酷なんだろうって思いましたね
澪は、本当に何も覚えていなくて
戸惑っているのに、いきなり母親になれるわけない。
でも、知っているはずのことを
覚えてなかったというのも、とても悲しい
誕生日のケーキは、子供にとってはとても特別なもの
そのケーキがイチゴを取ったせいで
ぐしゃぐしゃになったのはやっぱりショック。

でも、駅で澪が見つかってよかった。
澪も駅にあった佑司の絵を見て
佑司にとってどれだけ大切なものだったかわかったんですね。

記憶を無くしたのは、本当に澪なんでしょうか。
このままずっと隠しつづけることはできるんでしょうか。
そして、やっぱり帰って(消えて)しまうのでしょうか

初回なのに涙が止まりませんでした。
まだママが恋しい佑司
彼が澪に抱きつくたびにいとおしくて、せつない。
そして、澪は巧にとっても大切な女性であるんですよね。
この辺の気持ちの揺れも見たいかな。
でも、ラストが想像できそうなだけに、泣ける作品になりそうです。


ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆


いま、会いにゆきます
409386117X市川 拓司

小学館 2003-03
売り上げランキング : 83

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
恋愛写真―もうひとつの物語 ずっと、ずっと、あなたのそばに―映画「いま、会いにゆきます」 澪の物語 そのときは彼によろしく Separation 世界の中心で、愛をさけぶ


映画同様、主題歌をつとめるORANGE RANGE
この曲もドラマ用に書かれたそうです。
キズナ
B000A2FMP6ORANGE RANGE

ソニーミュージックエンタテインメント 2005-08-24
売り上げランキング : 61,986

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック
B000666VOWサントラ

ERJ 2004-11-17
売り上げランキング : 88

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
「いま、会いにゆきます」 あの六週間の奇蹟 いま、会いにゆきます DVD-BOX 〈初回限定生産〉 ピアノソロ いま、会いにゆきます (音楽 松谷卓) ずっと、ずっと、あなたのそばに―映画「いま、会いにゆきます」 澪の物語 おぼえていてね―アーカイブ星のものがたり





posted by まりこ(^▽^) at 14:12 | 東京 ☔ | Comment(13) | TrackBack(18) | 2005年(7月〜9月) | Edit

『どらまにあ』トップへ▲

コメントありがとうございます。
お久しぶりでございます、またドラマブログに帰ってきました。また、お付き合いさせてくださいm(__)m

>誕生日のケーキは、子供にとってはとても特別なものそのケーキがイチゴを取ったせいでぐしゃぐしゃになったのはやっぱりショック。
色んな思い入れのある誕生日ケーキが崩れちゃうと、物分かりの良さそうな佑司でも、あーなっちゃいますね。背霊前に感じていた”戻って来たママ”に対する不信感が、ケーキをきっかけに溢れ出ちゃったんでしょうね。
Posted by はさにん at 2005年07月04日 21:25
『予備知識なしでこのドラマを見られる人が羨ましい!』って思います。予備知識なしで、初めてを観た方にとって…このドラマは“お宝映像”になる予感がします。
Posted by まさかず at 2005年07月04日 22:28
コメント・TBありがとうございます。

はさにんさんへ
お久しぶりです!こちらこそ
またよろしくお願いしますm(__)m
佑司のケーキの一件は、大変でしたね(^_^;)
でも、澪にわかってもらえてよかったです。

まさかずさんへ
原作や、映画がブレイクしただけに
内容を知ってる方が多いんですよね。
私は、ドラマを見て、すごく先が知りたくなりました!
Posted by まりこ at 2005年07月05日 03:08
「気ままなNotes...」へもTBコメントいただきありがとうございました。
 自分はすっかり、このドラマの映像と音楽、そして"音"にやられてしまいました。
 原作や映画を知っていると、どうしても少しは比較してしまうので、ストーリーを知らない人ほど、実はこのドラマを楽しめるのではないかなぁと思いますよ。
 ドラマならではのじっくり掘り下げた脚本、そして映画に負けない映像、そして効果的な音楽と音(雨音、葉の音など)に期待したいです。
Posted by pixy_japan at 2005年07月05日 05:20
いつもお世話になります。
コメント&TBありがとうございます。
ストーリーは知らない方がいいとオイラも思います。
せっかく10時間くらいあるので、じっくりこの世界観を描いてくれれば、かなりいい感じになりそうな予感はします。
オイラも映画は知らないフリして見るつもりです。
これからもよろしくお願いします。
Posted by きょう at 2005年07月05日 08:15
TBありがとうございます。
僕は原作を知らないんですけど、映画はすごいよかったですよ^-^
けど、ドラマはドラマですごいよさそうですね^-^
Posted by chany at 2005年07月05日 08:20
うんうん、何だか透明感を感じるドラマでした♪
切ないお話ですけど、今のとこ重い雰囲気ではないのでいい感じですε-(´▽`) ホッ
Posted by まこ at 2005年07月05日 21:25
まりこさん、こんばんは。TBありがとうございました!

先を知りたい気持ちをぐっと堪え、
真っ白なままドラマを見て、そして感想を
聞かせてください!
そのほうが絶対感動しますよ。^^
Posted by ちーず at 2005年07月05日 23:11
コメント・TBありがとうございます。

pixyさんへ
音きれいでしたね。
雨の音、水滴が落ちる音、
私もあの透明感にすっかり引きこまれてしまいました。

きょうさんへ
映画では、数時間の世界ですが
ドラマだとじっくり描いてくれそうですね。
映画とは、違うエピソードも入っていたりするのかもしれないですね。

chanyさんへ
映画の評判いいですね。
なんていったって、それが縁で竹内結子ちゃんは結婚してしまったほどだし(笑)
きっとドラマでも素敵な世界を見せてくれそうですね。

まこさんへ
切ないお話なんですね・・やっぱり・・。
透明な雰囲気の中、悲しいラストが待っていそうです。

ちーずさんへ
やっぱり先は知らないほうがいいのかな・・
でも、いろんな楽しみ方がありますね。
お気に入りの作品になりそうです。
Posted by まりこ at 2005年07月05日 23:54
岡本綾ちゃんが、「エンジン」の時より優しい表情なのがちょっと嬉しかったりしてます。でもハッピーになる役ではなさそうだからそれも気になったり。なんとなく巧が好きなのかなという感じなので…。
Posted by lovelytelly at 2005年07月07日 04:55
“セカチュー”と同じで、細かくしてあって分かりやすかったです。
映画や小説は見てないので結末をすごく知りたくなりました。ホントに先が楽しみになってきちゃいます。
あと、岡本綾さんは3クール連続のドラマ出演ですごく頑張ってますよね〜!「いま、会いにゆきます」は「エンジン」・「Mの悲劇」に比べると、lovelytellyさんの言ったとおり優しい表情ですね。巧の事、やっぱり好きなんじゃないかなぁ・・?

Posted by 夏帆 at 2005年07月07日 15:29
コメント・TBありがとうございます。

lovelytellyさんへ
岡本さんは、こちらのドラマの方が自然な感じがしますね(笑)
でも、また報われない恋の役のようで・・(^_^;)
巧のことを影ながら思っているみたいですね。

夏帆さんへ
映像や、音楽とかすごくきれいですよね。
私もすごく先の展開が気になってるんですよ(笑)
岡本さんの表情も優しくて、自然な感じがしますね。
私も巧に思いを寄せていると思います^^
Posted by まりこ at 2005年07月07日 17:24
おつかれー
星砕けなくていいから
里の3にへやつくりま!
Posted by 酢鶏@人工無能 at 2005年07月12日 07:15
コメントはこちらからお願いします。
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

どらまにあ ストア


この記事へのTrackBack URL


いま、会いにゆきます 第1回『6週間の奇跡』
Excerpt: ドラマ版『いま、会いにゆきます』がいよいよ始まりましたぁ。たっくん。本当にママはアーカイブ星から帰ってくるの?ママはアーカイブ星で生きてるんだよね?僕らが忘れないでいることで、ままは生きていられるんだ..
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2005-07-04 16:02

『いま、会いに行きます』第1回短観
Excerpt: 原作とも映画とも別ものとして見ろってことね。 ネタばれ?あるといえばあるし、ないといえばない。なんのこっちゃ。<自分 このドラマをみての第1印象 佑司くん(武井証くん)がでかくなった・・って(..
Weblog: つれづれなる・・・日記?
Tracked: 2005-07-04 17:07

【ドラマ雑感】いま、会いにゆきます(第1回) 「6週間の奇跡」
Excerpt:  まず、映画のイメージを捨てて"まったく新しい作品"として見て、『日曜劇場』としてちゃんと復活した感じがする。音楽と映像、キャストの表情......どれもとっても良い!せつない話だから、これから一週間..
Weblog: 気ままなNotes...
Tracked: 2005-07-04 20:38

ドラマ 日曜劇場「いま、会いにゆきます」
Excerpt: ●プロデュース … 伊與田英徳 ●演出 … 平野俊一 山室大輔 大岡進 ●原作 … 市川拓司「いま、会いにゆきます」 ●脚本 … 飯野陽子 篠崎絵里子 ●脚色 … 岡田惠和 ●音楽 … 妹尾武 ●主題..
Weblog: musi-k 〜ムジーク
Tracked: 2005-07-04 21:21

いま、会いにゆきますの第1話を見た!
Excerpt: いま、会いにゆきます 第1話 の感想です。 とりあえず、ドラマ感想再開の所信表明演説をこちらのこの記事でどうぞ。泣き言しか書いてませんが…。映画は見たけど、原作は読んでいない、そんな私の感想です。そこ..
Weblog: 『日々見聞きしたもの…。』
Tracked: 2005-07-04 21:25

いま、会いにゆきます
Excerpt: やっぱり“ミムラ”は、かわいい。 特に、笑った時に左右いっぱいに広がる“口元”撚漣 !! 私は、その笑顔が見られただけで十分なのですが…。 成宮寛美も良かっ..
Weblog: お気楽生活
Tracked: 2005-07-04 22:29

いま、会いにゆきます#1
Excerpt: このドラマ、全く前情報ない状態で見ました。 映画も見なかったし、どういう映画なのかも全く知らなかった。 あえて言うなら、この映画をきっかけに 竹内結子と中村獅童が結婚した って事ぐらいかな、知ってるの..
Weblog: キマグレ雑記
Tracked: 2005-07-05 01:27

7/3のテレビから(長嶋さん…)
Excerpt: ■人気お笑い芸人150人が集結!史上最大の雑学王No.1決定戦(MBS 18時56〜) 新聞に「前代未聞の435問題」とか書いてあったので期待して見たのですが, 出演する芸人は20人(予選をトップ通過..
Weblog: D.D.のたわごと
Tracked: 2005-07-05 07:33

いま、会いにゆきます 第1話
Excerpt: こんな事を書いていると ブタネコって奴は なんて気の多い奴なんだろう…と この...
Weblog: 『ブタネコのトラウマ』 Blog版
Tracked: 2005-07-05 11:03

いま、会いにゆきます 第1話:6週間の奇跡
Excerpt: やったぁ〜やったぁ〜やった〜まん!(; ̄ー ̄)...ン? 正しくは・・・やったぁ〜やったぁ〜うれしいな♪でしたっけ? で、あの歌とダンスはこのドラマオリジナル?少なくともあたしゃ知んないなー{/fac..
Weblog: あるがまま・・・
Tracked: 2005-07-05 21:26

いま、会いにゆきます 第1話 『6週間の奇跡』
Excerpt: 「佑司。この絵本はね、ママが、あなたの為に作ったの。  アーカイブ星はね、地球で命を落とした人たちが暮らす、  思い出の星なの。  佑司のママは、アーカイブ星に旅に出たの。  でも泣かないで。   雨..
Weblog: どらま・のーと
Tracked: 2005-07-05 23:08

いま、会いにゆきます 第1話
Excerpt: 原作にはまり、映画にもどっぷりはまってしまった私がドラマ化された「いま、会いにゆきます」についていけるだろうか?
Weblog: 右から2番目の星
Tracked: 2005-07-05 23:16

「いま、会いにゆきます」第一話 感想。
Excerpt: どうも。クルスです。 本題に入る前に謝らなきゃいけないことがあります。 『「はるか17」第一話 感想。』にTBしてくれた方。返せなくて申し訳ありません(^_^; 何かTBできないというか。 本当に申し..
Weblog: 混沌と勇気日記。
Tracked: 2005-07-07 00:00

いま、会いにゆきます第一話
Excerpt: 【あらすじ】 秋穂巧(成宮寛貴)は図書館に勤めながら一人息子の佑司(武井証)を男手一つで育てていた。巧の妻・澪(ミムラ)は一年前の佑司の誕生日に病気で亡くなっていた。澪が生前残していった絵本..
Weblog: LOVELY TELLY*TVな毎日
Tracked: 2005-07-07 04:52

今日からフジテレビの昼ドラはじまりました??<BR>女王の教室<BR>いま、会いにゆきます<BR>全て第一回(笑)
Excerpt: ★昼ドラ 契約結婚★ 聞きました!最初は、何だ?? 大人になってからかよぅ?? 子
Weblog: おれんじ@TV大好きだいありぃ??
Tracked: 2005-07-09 00:24

[ドラマ] いま、会いにゆきます 第1話「6週間の奇跡」
Excerpt:  最近多い、ヒット小説の再々利用ドラマ。成宮寛貴とミムラという夫婦の組み合わせに不安があったが、意外と無理なく見られた。ただ、秋穂巧(成宮寛貴)と息子の佑司(武井証)の様子を観ていると、親子というより..
Weblog: ブログの輪舞-ドラマ・映画・本の感想
Tracked: 2005-07-10 02:11

「いま、会いにゆきます」掲示板??ブログの花を咲かせよう??
Excerpt: やっと、ツタヤディスカス で「いま、会いにいきます 」「ターミナル」を借りることができました。映画版はやはりいい作品でした。そして、竹内結子と中村獅童が結婚した理由がなんとなくわかりました(笑..
Weblog: お笑い@サプリッ!??楽しくなければBLOGじゃないじゃ??ん!??
Tracked: 2005-07-30 18:00

懸賞サイト
Excerpt: 懸賞情報
Weblog: 懸賞
Tracked: 2005-11-10 13:15
トラックバックありがとうございます。
トラックバック大歓迎です。
重複したものは、こちらで削除しますので、お気になさらないでくださいね。
スパムや宣伝目的のもの、記事に関係ないものは、削除させていただきます。
同様にコメントも削除することがあります。ご了承ください。

『どらまにあ』トップへ▲

アクセス解析 アクセスランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。