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2007年06月29日

プロポーズ大作戦 最終話「涙の告白は奇跡を呼びますか」

礼を連れ出した健が向かった先は、二人が出会った小学校だった。
二人は、懐かしい風景の中、思い出を語り合う。


パーティー会場では多田が礼を探していたが、理由を知っている幹雄はごまかす。

健は、礼に人生でやり直したいこと、後悔してることはないのかと聞く。
礼は、「辛かったり失敗だったなと思っても
それがなかったら今の私はここで笑ってないと思ったの。
後悔することは一つもないって思ったの」と話し
「健に出会えてほんとよかったって思ってる」と告げる。
健は、過去を受け入れる礼を見て
何度も必死に過去に戻ろうとしていた自分を思い
今、自分の気持ちを伝えるべきではないと気づく。

エリも、パーティー会場に向かおうと準備をしていると
DNNYの看板にはまっている婚約指輪を発見する。
内側の刻印を見て顔色を変えるエリ・・。

会場に戻った健は、幹雄に計画の変更を伝える。
そして、エリは、礼の元へ。
「ただの偶然だと思って見過ごしちゃえばいいんだろけど
私の手元に戻ってきたことに意味があるように思えて」と
指輪を礼の手に握らせる。

その頃、健は、一人幹雄のカメラの前にいた。
『過去に戻って無我夢中で走ってきた。
でも、今という時間の中で礼と向かい合うことは一度もなかった。
俺にはやるべきことが残っている。』

健は、セルフタイマーをセットし自分を撮ることで
自ら現在に帰っていく。

健が戻ったのは、スライドショーの前だった。
驚いていると、それは妖精の健への計らいだった。

「何度も言ってきたがお前が過去でやろうとしたことは
たかが過去の数時間を変える作業だ。
身をもって分かったと思うが、自分の気持ちや考え方ですら
そんな短い時間で変えられるもんじゃない。
ましてや人様の感情だ。
変える事は非常に困難だと言わざるを得ない。
過去ではなく現在で勝負しようって決めたんだろ?」

「ええ。これがホントに正解かどうか分かんないすけど
決めました。
今まで過去に戻って後悔したことを全力でやり直して来ました。
もう後が無いのに最後の一歩が踏み出せなかったことも
頭でばっか考えてカラ回りしていたことも。
最後の最後まで正面から気持ちをぶつけられなかったことも結局自分なんだなってあらためて実感しました。
そう思えたのも過去に戻してもらったお陰です。
本当に感謝してます。」
健は、妖精に頭を下げる。

「大事なことは過去を嘆く今ではなく今を変えようとする未来への意思だ。
おまえの成長を心から喜んでいる。
そして、おまえのこれからを楽しみにしている。」
妖精は、健を称える。
「求めよ さらば 与えられん
尋ねよ さらば 見い出さん
扉を叩け! さらば開かれん」
妖精は健と堅く握手し、抱きしめる。
「さあ胸を張って行け!」
「はい!」
妖精は指を鳴らす。
健が振り返ると、すでに妖精の姿はなかった。

健は、スピーチをするためマイクの前に立つ。
それは健の礼への素直な気持ちだった。

多田さんにはもうしわけないですが
礼が結婚をあきらめてくれればいいと思ったことがあります。
礼を連れ去ってしまいたいと思ったこともあります。
14年間、楽しい時も、つらいときも、苦しい時もずっといっしょにすごしてきた礼を
幸せにできるのは僕しかいないと本気で思っていました。
気にくわないことがあるとすぐにふてくされる礼を、
掃除や仕事をさぼっているとすぐに怒りだす礼を
いじっぱりで、全然素直じゃない礼を
一番知っているのは僕です。
強い人間にみえて、実はすごく繊細な礼を
自分のことは二の次で、誰よりも仲間思いの礼を
ユニフォームの洗濯が、抜群にうまい礼を
いつもただ、そばにいてくれた礼を
一番必要としていたのは、僕でした。
でも結局、心の中で思っているだけで礼の前では一度も素直になれませんでした。
あんなにそばにいて、いつでも言えると思っていた言葉が
結局一度も言えませんでした。
たった一言が、一度も言えませんでした。
僕は、僕は、礼のことが好きでした。」

礼の頬に涙がこぼれる・・。

「正直いうと、今でも礼のことが好きです。
でも礼は、今日多田さんと結婚します。
悔しいけど、結婚してしまいます。
礼の存在は、僕の中ですごく大きかったから
この言葉にたどりつくまでに
ずいぶん時間がかかってしまいました。」

うつむく礼・・

「礼、結婚おめでとう。幸せになれよ。
幸せになんなかったら、幸せにならなかったら
マジで許さないからな」

エリの目にも涙が浮かぶ。
健が深くおじぎをすると鶴が拍手をし始め
会場は大きな拍手に包まれた。
礼と多田も立ち上がりおじぎをする。
健は、いったん席に戻るが
そのまま式場を出てしまう。

その頃、礼は式場で流れるスライドショーを見つめながら
健のことを思っていた。

『私のそばにはいつも『岩瀬健』がいた。
私の思い出には必ず健の姿があった。
健の優しさはいつもどこか寄り道をして、
ちょっとだけ遅れて私に届く。
今なら気付けるその不器用な優しさに、
あの頃の私はなかなか素直になれなかった。
嬉しいのに嬉しいと言えない自分が、いつももどかしかった。
傷つくのが怖くて最後まで勇気を持てなかったのは私だった。
健の優しさを信じきることが出来ず、諦めてしまったのは私だった。
もう振り返らないと決めて、一方的に目をふさいでしまったのは私だった。
健はいつも本気で投げ続けていた。

受け止めきれなかったのは私の方だった。』

健は、しばらくの間チャペルで泣き続けていたが
扉を開け、外に出てしまう。

スライドショーを見ながら涙がこぼれる礼。
その様子に多田が不安そうに礼を見つめる。

二人はお色直しのために会場を移動する。
その時、多田は、礼に
「ハタチの誕生日の時と同じ顔をしている」と
礼を指摘する。
「あの時、前から考えていた答えを探すか
コンペを取るか迷っていたんでしょ?
今あの時と同じ顔してる。
もし、礼が迷っているなら今から賭けをしないか?」と提案する。
「賭け?」
「確立は二分の一。
ボタンがないほうを選んだらさっぱりあきらめる。
ボタンがあるほうを選んだら
今抱えてる問題をはっきりさせてくれ。
多田は、礼の前でこぶしを並べ礼に選ばせる。
礼が選んだこぶしには、カフスボタンが入っていた。

「行ってきな。礼が選んだんだ」
泣きそうになる礼・・
「ほら」
多田の表情は優しかった。
礼は、うなづく。

多田は、ドレスで走り出す礼を見送った。
一人座り込むと
「なにやってるんだろ・・」とつぶやく。
多田の両手には、カフスボタンが握られていた。

多田さんって、やっぱりこういう役目なんですね。
礼の幸せを望んでしまうあたりが
大人の優しさなのかな・・。


礼は、健を追って式場から飛び出す。
しかし、健はタクシーに乗ってしまいそのまま礼には気づかず
立ち去ってしまう。
礼は、チャペルに戻り、自分を悔いる。

『私達の人生はいつもすれ違ってばかりだった。
これ以上すれ違うのが怖くて
もう迷ったり揺れたりしないとあの時決めたはずだったのに
もし、あの時自分に素直になっていれば
ずっと言えなかった一言を
好きです、の一言を
言うことができたのだろうか』

礼は、エリから託された指輪を握り締めていた。
指輪には、REI×KENZOと刻印されていたのだ。
落ち込んでいる礼の前に、妖精が現れる。

「ジェイエスベースという人がこう言っている。
男は初恋を諦めることができす、女は最後の恋を諦めることができない。
お前は、女であるにもかかわらず、初恋を諦めきれないでいる。」

すると礼が「あのっ」と話そうとするが、妖精はそのまま続ける。

「お前の言いたいことはわかっている。
できることならあの頃に戻って人生をやり直したい。
違うか?」
礼は少し考えうなずく。

「ひとつ非常に為になる話をしてやろう。
ある1人の男が悔やんだ過去をやり直す旅に出た。
男は必死で過去を変えようと努力をしたが、奇跡の扉が開くことはなかった。
旅の果てに男は気付いた。
いくら過去をやり直しても結局自分は自分でしかないんだと。
そして思った。
過去を嘆く今よりも、今を変えようとする未来への意思が一番重要なんだと。」
妖精は礼を振り返る。
「今からでも間に合うと思わないか?」
礼は、チャペルの扉を開け、飛び出していく。

奇跡の扉を開けたのは、礼だったのかな?
そして、鍵は、健の「好きだ」って言葉だったのかも
しれないですね。


その頃、健は、エンストしたタクシーを押していた。
健が必死に車を押していると
「ケンゾー!」と声が聞こえてくる。
健は、笑顔で振り向いた。

(終)

何度も過去にもどって失敗して
泣いて悔やんで・・
こちらも健の思いに切なくなりました。
どうやって未来を変えていくんだろうと思ってましたが
未来を変えるのではなく、“現在”を変えたんですね。

『大事な事は過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意志だ』
妖精のセリフですが
まさにテーマは、これに尽きると思います。

ただ、最終回だけに言わせれば、突然礼視点になったのことに
少し違和感があったし
(今まで礼の気持ちがわかりずらかったのは、ここで語らせるため?)
礼のもとに妖精が出てきたときには、もしかして礼までタイムスリップするの?と驚いたりもしました。
妖精は健にしか見えないと思っていましたし。
まぁ、結果オーライでしたが
ラストシーンは、健の笑顔でなく、“二人の”笑顔が見たかったです。
礼がケンゾーと追いかけてきたのは、まず100%間違いないわけですが
この3ヶ月間、二人の笑顔が見たくて見続けていたところが
ありますからね・・
エンディングでは、桑田さんが、キャストたちの前で歌ってますが
あんな風に曲に包まれるラストだったらよかったのにな・・と少し思ってしまいました。
あと、多田さんももうちょっと救われてほしかったですね。
これじゃ、花嫁に逃げられた花婿ですからね(苦笑)
(多田の好きだった子の話も伏線ではなかったのか)

いろいろと不満が残る点もありますが
ハッピーエンドということでよかったかな?


引用元…『プロポーズ大作戦』公式HP

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
TV DramaRanking

視聴率
19.3→17.1→13.4→16.4→16.9→17.4→14.6→19.1→18.1→17.2→20.9
最終回は高かったですね!

【妖精語録集】
第一話 プロローグ
・奇跡の扉を開ける鍵は誰の手にも握られている。
 ただ、それに気付く人はほんの僅かしかいない。
 運命を変える程の大きな奇跡はそうそう訪れない。
 変えたい、と思う小さな一歩を重ねる事でいつの日か奇跡の扉は開く。

・『結婚相手は1番好きな人ではなく、2番目に好きな人を選んだ方がいい』と
 したり顔で口にする者がいるそうだが、付き合ってる人が2番目に好きかどうかなんて
 分かる人がいるんだろうか?
 でも一つだけ確かな事がある。
 人生で1番好きな相手は失おうとする、まさにその瞬間に
 この人だった、と気付くのである。

・「人間の大半は何かが終わってから本当の事実に気づく。
お前(健)と彼女(礼)のようにな」

第二話
・「安易に『頑張る』と口にする奴ほど頑張らない」
・「人が結婚するってことは並大抵じゃないってことだ」

第三話
・「人間は自分の不都合なことがあると、
 まさかや偶然という言葉に頼ろうとする悪い癖がある」
・「ものごとには全て理由がある」
・「本質から目をそらしては、いくら過去へ戻ったところで
 何も変わらないということだ」

第四話
・「言葉にできない感謝など感謝してないのも同然だ」
・「人の感情はそんな簡単なもんじゃない。
  余程の事がない限り変わらないという事だ」

第五話
・人間とは物事がうまくいかなかった時に理由を求める生き物である。
 状況やタイミング、転機や運勢、
 様々な言い訳を引っ張り出しては自分を慰める。
 『こんなはずではなかった。もう一度やり直せれば』と。
 やり直せれば本当にうまくいくのだろうか?
 一度目でできなかった事が二度目でできる自信はどこから来るのだろうか

第六話
・「勝手にダメだと決め付けてチャレンジもせず諦める。
 ま、お前に限らず人類全般に言えることだな。」
・「ぶつかりもせずに自らの手で奇跡の扉を閉じていては
 幸せなど舞い込むわけがない」
・「当たって砕けろって言葉があるが、本当に砕けた人間なんて見たことあるか?
 人間は丈夫な生き物だ。相手に気持ちを伝えたぐらいで砕けやしないよ」
・「決め付けはタブーだ」
・「恋愛なんて自分勝手以外の何物でもない。そう思っても、
 自分本位に行動できないのは相手のことが好きだからなんだろうな」

第八話
・かの有名なエイブラハム・リンカーンはこう言っている。
 『あなたが転んでしまったことに関心はない。
 そこから立ち上がることに関心があるのだ』と

第十話
・「予期せぬ幸運を掴むには1つだけ条件がある。
どんなに不運を嘆いても、全く気分が乗らなくっても構わない。
とにかく、その場に参加すること。これこそが奇跡の扉を開ける第1歩である」
・「起死回生の逆転ホームランは、誰にだって打てる訳じゃない。
当たり前の話だが、ホームランを打てるだけの実力がなければいけない。
それともう一つ重要なことがある。それは逆転の場面に打席に立っているかどうかだ」
・「『どうしても運命を変えたい』そう願い続けることでしか、奇跡の扉は開かないようにできている」
・「奇跡の扉を開ける鍵はお前の心の中にしかないんだよ。
お前(健)はそれに気づいていないだけだ」

最終話
・「大事な事は過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意志だ」
・「求めよ さらば与えられん
  尋ねよ さらば見出さん
  扉を叩け さらば開かれん」
・「今からでも、間に合うと思わないか?」

礼(長澤まさみ)が第五話で着ていた服


健(山下智久)使用時計


衣装提供です。


主題歌です。
切ないけどいい曲ですね。・・^^

B000P12J8A明日晴れるかな (初回限定盤)
桑田佳祐
ビクターエンタテインメント 2007-05-16

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プロポーズ大作戦 第十話


キャスト
岩瀬健…山下智久
吉田礼…長澤まさみ 
奥エリ …榮倉奈々
榎戸幹雄…平岡祐太 
鶴見尚…濱田岳
伊藤松憲…松重豊
吉田貴礼 …森本レオ
吉田礼奈…宮崎美子
根津重人…渡部豪太
菊池健一郎…西尾保
御法川潤蔵…山崎樹範
多田哲也…藤木直人 
妖精…三上博史

スタッフ
脚本 : 金子茂樹
プロデューサー : 瀧山麻土香/三竿玲子
演出 : 成田岳/加藤裕将

音 楽 ・・・ 吉川 慶
主題歌 ・・・ 「明日晴れるかな」桑田佳祐


posted by まりこ(^▽^) at 17:41 | Comment(1) | TrackBack(3) | プロポーズ大作戦 | Edit

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コメントありがとうございます。
きょうまりこの、blogしたよ♪
Posted by BlogPetのあやの at 2007年06月30日 10:47
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