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2007年01月09日

東京タワー 第一話 「オカンとボクと時々オトン〜親子の別れ」

高校生の雅也は、母親の依存度が高い。
しかし、母・栄子もそんな一人息子の雅也をマー君と呼び
とてもかわいがっていた。



雅也が高校生の頃、進路相談の日だったが
遅刻を繰り返し、担任にひどく怒られる。
母には、内緒にしていたので、進路相談には来てなかったが
屋上では、友人たちとエロ本を読んだり、東京への憧れを話したりする。
また雅也は、東京の武蔵野美術大学の願書を忍ばせていた。

指導室に入ると、なんと母・栄子が来ていた。
担任から連絡をもらったのだという。
しかし、雅也はお腹が痛いと教室を飛び出す。

雅也は、勝手に来た栄子に怒っていた。
すると栄子は、「いつだったかこげん夕日見たことあったね」と
真っ赤な夕日を見つめる。
まだ雅也が幼い頃、真っ赤な夕日を
橋の上で2人で見たことがあったのだ。
「貧乏臭い町や」とつぶやく雅也。

     ※

雅也と栄子は、父・兆治とその母、富美子と共に暮らしていたが
栄子は、雅也を連れて、自分の母・ハルのもとに移り住む。
ハルは、「子供と住むには狭い」といい顔をせず、
栄子も「なるべく早く住むうち探すけんね」と肩身の狭い思いをしていた。
雅也は、転校を余儀なくされ、栄子が学校に連れていく。
しかし、雅也は、なかなかなじめず、担任が紹介しようとすると
学校から逃げ出してしまう始末だった。

栄子は、妹の香苗の経営する食堂や青果市場、内職までして母子の生計をたてていた。
あまりにも働きすぎる栄子を見て、香苗は心配すると
あの子が寂しい思いをさせとうとしたら私のせいだと
答えていた。

あまりにも甘ったれな雅也に、香苗は、
「マーくん、あんたまだオカンと寝とるんやないやろね」と冷やかす。
案の定、栄子が家に帰ると、雅也は、へんなお面をかぶって寝たふりをしていた。
それを見て笑う栄子。
雅也は、そんな栄子にすがりついて安心して眠りにつく。

なんかかわいかったですね(笑)
男の子は、こういうところが幼いのかも。
しかも一人っ子ですからね。
お母さん大好きで当たり前です。


朝の3時。
すでに栄子は布団から出てぬかどこをかきまぜていた。
その様子を戸をあけてそっと見つめる雅也だった。

朝になると学校に行きたくない雅也は、また横腹が痛いと
言い出す。
栄子は、同じ年頃の男の子2人を捕まえ、雅也と仲良くなっておらんかねと友達交渉をする。
その友達、前野と耕平(通称バカボン)は雅也を受け入れ
栄子もうちに遊びにおいでと誘う。
2人がくるとたくさんの料理でもてなす栄子。
雅也は、ようやく友達と遊べるようになった。

栄子と雅也は、廃墟になった病院へ移り住む。
いつまでもハルのところの世話になっているわけにはいかなかった。
病院は、くもの巣だらけ、あちこち雨漏りだらけのぼろい廃墟だったが、栄子は、「大丈夫たい」と
笑顔を見せた。

     ※

高校生の雅也の部屋には、前野と耕平がきていた。
栄子は、バカボンに聞いたと
バイクがほしかったやろと
ぽんと買い与える。

そのバイクに乗って向かった先は、オトンの兆治のところ。
兆治は、雅也が絵を描くことを好きなことを知っており
えらい先生を紹介してやるというが
雅也は、東京に行きたいというだけだった。

栄子は、雅也が兆治のところにいっている間
雅也の部屋の掃除をしてしまう。
家に帰った雅也は、きれいになっている部屋を見て
驚く。
エロ本もご丁寧にあいうえお順に重ねておいてあった。
栄子は、雅也の机の上の美大の願書もみつけ
「東京の大学いくん?
一人でできる?
これ、全部やらんといけんのよ
朝だってオカン起こしてあげることできんのよ?」と
問い詰めると、雅也は、逆上し
「先回りして世話するのやめろ
いつもいつも余計なんよ、オカンは
離れたくなるよ
東京にも行きたくなるんよ」と
勢いで願書を外のポストに入れてしまう。
部屋の入り口には、立ち入り禁止の張り紙まで
されてしまった。

試験は近づいていたが、雅也は香苗に
受験料の前借りを頼んでいた。
すでに栄子と口を聞かなくなって2週間になろうとしていた。
香苗は、栄子が、雅也のためにどれだけ苦労して女手一つで
育ててきたかを話す。
店には、いつも小さな椅子が置かれており、それは
栄子が、ゆっくり食べる暇がないからと
置かれた椅子でもあった。
「どれだけ苦労してきたかわかる?
そこまでして行きたいとこなん?」と責める香苗。
しかし、雅也が帰ると、机には、東京行きの切符が置かれていた。

     ※

小学生の雅也は、兆治のいる家に向かう。
兆治の母・冨美子もいた。
絵をかいている雅也に、富美子は
「雅也も一緒におったらすごくうれしい。
一番好きな人は誰かね」と聞くと
雅也は、「オカン・・」と答えた。
冨美子は、「仕方なかね・・」と複雑な顔を見せた。

雅也が帰ると、栄子が、外を竹箒で掃いていた。
「どげんしたと?もう帰ってきたかね?」
雅也は、急いで栄子のもとに走っていこうとするが
転んでしまう。しかし、再びたちあがって
栄子に抱きつく。
「なんでもなか・・」という雅也だが
栄子は、しっかりと雅也を抱きしめた。

     ※

受験の日。
雅也は、バスに乗っていると
隣の女性・まなみが写真とってもいいですか?と
車窓の風景にカメラを向ける。
「あ・・」と声をあげるまなみに
雅也も声をあげる。
それは、真っ赤に光る東京タワーだった。

雅也は、美大に合格する。
家の前には、兆治が来ていた。
兆治は、「行くなら東京を自分の場所にせえへん」
と声をかけた。

家に帰ると、雅也の合格祝勝会で盛り上がっていた。
後ろ向きでだまっている栄子にみんなは心配するが
振り向いた栄子は、お面をかぶり踊りだす。
雅也は、そんな栄子を見て、複雑だった。

みんなが帰ったあと片付けをする栄子に
「東京にいく」という雅也。
「こんままオカンとここにおったらなーんもないまま
俺腐っていく気がするねん。
それだけや」
栄子は「マーくん、あんたが決めたことやったらそうしたらええ」と
と応援した。

出発の朝。
まだバスの時間には早いと声をかける栄子だが
駅まで歩いていくという雅也。
自分もいこうと栄子も準備しようとするが
「来んでええって」と雅也は
一人駅まで向かってしまう。

電車に乗り込んでいると、栄子が風呂敷包みをもってやってくる。
「持っていき」と強引に風呂敷包みを渡し
「がんばりーよ」と声をかける。
「ご飯、ちゃんと食べるんよ
きちんと起きるんよ 部屋も掃除するんよ
ごきぶりが出たらスリッパで叩きー
東京でがんばりーよー!」
両手で手を振り見送る栄子。
しかし、電車が走り出すとエプロンの裾で顔を覆った。

電車の中で風呂敷を開けると竹の皮で包まれた
おにぎりとつけものが入っていた。
他には、東京全図、めざまし、そして『マー君へ』と
書かれた手紙も入っていた。
『マー君へ
大学合格おめでとう。
マー君が立派に成長してくれてお母さんはほんとにうれしいです。
オカンが手を引かんでも一人で歩けるけんね。
甘えん坊だったマー君が自分で一生懸命考えて自分の将来を決めたこと
オカンはとても誇らしく思います。
オカンのことは心配せんでもよか
体に気をつけて、東京で一生懸命頑張りなさい。
オカンより』と書かれていた
その手紙を見て泣き出す雅也。
封筒には、手紙と一緒に一万円札も丁寧に折りたたんで
入っていた。
手紙を胸に抱きしめて泣く雅也。
幼い頃、母と一緒に夕日を見たことを思い出していた。

『オカン。オトンともう一緒に住まんと?』
『そうね・・オカンはマーくんがおったらそれでええ』
『ずっとおるよ
オカンとずっとおるけん』
『きれいやね−と』
赤い夕日を見る2人

雅也は、泣きながら栄子が作ってくれたおにぎりをほおばった。

「着いたと」と
東京についたと栄子に公衆電話から電話する。
「着いたとね。
体に気いつけて頑張り。
・・どげんしたと?」
「オカン、俺、ほんとはわからんのよ
東京でやりたいことなんてまだわからんのよ
自分になにができるんかも
だって・・」
「どうね、東京はどうねん?」
雅也は、東京タワーをみつめる
「キラキラしとる」と伝えた。

『この話は東京にきて帰る場所をなくした僕と
同じように上京してはじきとばされて戻ってきた父と
東京につれてこられ戻ることも帰ることもできず
東京タワーで眠る母の小さな家族の物語です。』

このドラマを見てると
自分が幼い頃、もらった親の愛情とか
子供に対する思いとかがぶわっと蘇ってきて
なんだか涙がぽろぽろ出てしまって
胸がいっぱいになってしまいました。
母の栄子は、本当に息子のマー君を愛していて
とってもあったかくて優しいオカン。
倍賞さん適役でしたね。

雅也の素朴な面が出ていたもこみちくんも
年頃の男の子らしい面が出ていてよかったですね。
ぶっきらぼうの兆治役の泉谷さんもなかなかでした。

正直先日スペシャルドラマもあったし(実はまだ見れていない)
ほとんど期待してなかったんですけど
またこのドラマで、親と子の絆とか愛情とか
突きつけられてしまいそうです。


引用元 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 公式HPより

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
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↓こちらは、大泉さんが『僕』役をやっているHPです。
東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜HP

原作です。
4594049664東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー
扶桑社 2005-06-28

by G-Tools


主題歌 コブクロ 「蕾」

キャスト
中川雅也 … 速水もこみち
佐々木まなみ … 香椎由宇
山田耕平 … 柄本 佑
前野和夫 … 山崎裕太
中川富美子 … 佐々木すみ江
藤本ハル … 赤木春恵
藤本香苗 … 浅田美代子
中川兆治(オトン) … 泉谷しげる
中川栄子(オカン) … 倍賞美津子



posted by まりこ(^▽^) at 03:43 | Comment(4) | TrackBack(5) | 東京タワー | Edit

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コメントありがとうございます。
まりこさん、こんばんは。
母親と男の子の関係は、女の子とはまた違うようで、何人もの人がマー君と関係を示唆していました。これから、さらに進むと、もこみち君がどう出てくるのでしょうね。
Posted by mari at 2007年01月10日 01:22
あたしもSPはまだ未見ですぅ〜!
見る気満々でいたのに、あんな事がありましたもんね〜。
放映が伸び伸びになっちまって、やっと放送された
時期には何だかもういいやって感じでした^^;
確か、【たつ恋】の時間に放送だったので
連ドラを優先し、そのまま見る機会を逃しちゃいました。
なので、この作品に対する興味もすっかり薄れつつあったので、連ドラ化にもさして期待してなかったのに・・・
初回でいきなり泣かされるとはっ!!!
うれしい誤算でしたわ〜(笑)
Posted by まこ at 2007年01月10日 01:30
まりこさん、おはようございます。

私も初回で泣かされました。
初回で泣かせてくれるドラマなんて珍しいですよね!
親の気持ち。子供の気持ち。
両方に共感してしまいます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!
Posted by ちーず at 2007年01月10日 08:26
mariさんへ
男の子の母親と女の子の母親って
微妙に違う感じがしますね。
もこみちくんのこれからの演技に
期待したいです。

まこさんへ
私も確か「たったひとつの恋」の方を
優先して、SPの方が未見だったんですよ。
連ドラにまったく期待してなかった分
泣けました〜

ちーずさんへ
初回で泣かせてくれるドラマって
ほんとにめずらしいと思います。
親の気持ちと子供の気持ち、両方味わえますね。
Posted by まりこ at 2007年01月24日 07:49
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第1章:オカンとボクと時々オトン〜親子の別れ
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Weblog: あるがまま・・・
Tracked: 2007-01-10 01:26

《東京タワー オカンとボクと時々オトン》◇#01
Excerpt: 大人の勝手を押し付けてと、栄子は夫と別れて筑豊へ戻った言い訳のようにして、雅也を溺愛した。お陰で、母親の姿が見えないと転校先から家に逃げ帰ってしまうくらいだった。
Weblog: まぁ、お茶でも
Tracked: 2007-01-10 01:57

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