ひかりは、葬儀でも気丈に振舞う。
比呂は、さくらの棺に
ウイニングボールを納めた。

高校最後の甲子園。
新入部員には、使えそうな部員が入ってきていた。
ひかりの家にいく比呂。
手を洗えば、小さいころ、さくらに洗ってもらったのを
思い出す。
「ほんとにいないの?さくらさん・・
この家のどこにも
ほんとに・・?」と比呂は、つぶやく。
ひかりの父太一は、
「あいつ結婚する前は、子供は男の子がいいって言ってた。
ひかりの次は、男の子ねって話してたのに
比呂が生まれて、うちに遊びに来るようになって
一言も言うことなくなった。」と話す。
太一は、階段の横のらくがきを見るように比呂にいう。
そこだけさくらは、拭かなかったという。
「比呂は、野球選手になって大スターになると
このらくがきの価値が出るからって
親じゃないから親バカとはいわないけどな」と冗談まじりに話す太一。
さてと、とお茶を入れなおす太一に比呂は、
「おじさん、オレまた甲子園行くよ。
有名になる。」と決意を新にする。
「もうとっくに値打ちもんだな」という太一だった。
部活で、比呂がボールを投げる。
1年生のピッチングを見るために投げてるのに
全力で投げてどうするの・・と野田。
ひかりは、食事の準備のために
家に帰った。
明和の監督は、ひかりが勝利の女神に見える。
大切にしろよと英雄に言うのだった。
千川は、新しい合宿所に来たが
おんぼろ。
みんなで片付けをする。
明和の合宿所では、眠らずに受験勉強をする
ひかりの姿があった。
美歩は、英雄に
「大した娘さんだ。毎晩受験勉強もしてる。
働き者というか正直意外だった。
ひかりさんがこんなに強いなんて。」と話す。
「あいつも小山内みたいに甘えればいいのに」と英雄。
「甘えさせてあげれば?
それが彼氏の腕の見せ所でしょ」と美歩は言う。
野田は、千川のマネージャーの1人にコクられていた。
彼女がキスしようとする瞬間、春華がくしゃみをしてしまい
こっそり覗き見していたみんなのことがバレてしまった。
英雄は、ひかりに頑張りすぎと忠告する。
張り詰めた糸みたいだと言う。
「逆に心配させちゃってるね」とひかり。
「オレの前なら泣いていいよ」と英雄
しかし、ひかりは「私ずっと落ちこんでいてもいい?」
「オレは、何もしなくていいのか?」
「今は、野球に集中。
今年も応援に行くの楽しみにしてた
今年も連れて行ってね。」というひかりだった。
木根は、いつも練習がない時に
1人で投げこんでいた。
木根は、誰かに見られると練習をやめちゃうからだった。
部員たちは、そっと見て見ぬ振りをしているのだという。
美歩は、「仕方ない。投げ終わるまで待ってやるか」と
つぶやいていた。
比呂に、母信子が倒れたと連絡があった。
過労だという。
雨宮の店手伝ってたときに倒れたという。
信子も張りきっていた。
張り切らなきゃ。やってられなかった。
信子もまた、さくらが入院してしっかりしなきゃと
頑張ってたのだ。
「さくらさん亡くなって辛いの我慢して
倒れるまで頑張って・・
オレが気づいてやれば、無理しないでって。」と比呂の父が話した。
比呂は、ひかりを呼び出した。
そこは、小さい頃、遊んだ空地だった。
2人は、キャッチボールをする。
「おまえ知ってた?ここなくなっちまうって」
「マンションでしょ?」
「これもなくなっちまうのかな?キャッチボールの相手」
「私、見てただけだよ」
「たまにしてたじゃん」
「おばさん、よく迎えにきてくれた。」
いつも比呂の名前が先だった」
「根に持ってるの?」
「小さい頃わね」
「だからオレいじめてたんだ」
「人聞き悪いこと言わないでよ」
「おばさんの声効くとお腹減る」
「便利な胃袋ね」
比呂ーひかりーごはんよー
いらっしゃーい。今日は、カレーよー
2人を呼ぶさくらの声。
2人は、思い出していた。
ひかりは、泣き始める。
キャッチボールをしながら。
その様子を英雄が見ていた。
比呂は、合宿所に戻った。
お母さんは?と春華が心配する。
ひかりがやってくれていたと話す。
ちょっとうらやましいなと春華。
「おさななじみってすぐに駆けつけて
私は、待つしかできなくて
たった、2年しか知らない。
こんなに小さい頃から知っていれば
国見くんの初恋が私かもしれない」
「何言ってんだ。」と比呂。
「私の初恋は、国見くんだったよ」と春華
「早く寝ろバカ」と比呂は答えていた。
ひかりは、外泊届を出していた。
家に寄るという。
学校に行く前に英雄と話しをする。
「オレは、ごろごろしてたほうがいいのか。
比呂に、おまえらしっかりものの似たもの同士のカップルだって言われた
オレがだらしないとおまえは、ずっと隣にいるって
でも、オレは、強くなりたい。
比呂には、負けるわけにはいかない。」と英雄。
「ライバルだもんね。」とひかり。
「オレがあいつのファンだから
あいつを許してしまいそうになる
あいつとの勝負封印してしまいそうになる。
ひかり、比呂のこと好きか?」
「大好きよ。バーカ」とひかり。
ため息をつく英雄だった。
春華は、部室の机の上で眠っていた。
春華が目を覚ますと、肩には、比呂のジャンバーが
かけられていた。
英雄は、すぶりをしていた。
夏の甲子園の地区予選が始まろうとした。
千川は、予選勝ち抜き
あと1つで甲子園。
「この大舞台でも野球楽しめる男になった」と太一
「やっぱり来るんじゃなかった」とひかり。
「明和も甲子園決めたんだ。
疲れたか?と太一。
「そんなじゃない。
比呂の試合見てると、勝っても負けても
泣きそうになるから・・」
「悪いことじゃない」と太一
「悪いよ・・」とつぶやくひかり。
試合には、勝ち、観客席からひかりと比呂と目が合う。
ひかりのスクラップも
英雄のものは、vol.7 比呂は、vol.3までなっていた。
いよいよ、最後の夏が始まろうとしていた・・。
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ひかり母の死を乗り越えて
比呂は、前向きに進もうとしています。
ひかりもまた、母の死によって気丈に振舞っていたけど
比呂とのキャッチボールで、泣くことができた。
やっぱり英雄が言ってたように、しっかりもの同士のカップルじゃ
だめなのかなぁ・・
比呂とひかりの繋がりは、幼馴染以上に濃いものを
感じられずにはいられません。
春華にも入りこめない壁みたいなものでしょうか。
最後の夏の甲子園。
今度こそ、英雄と戦えそうです。
「オレが、あいつのファンだから
あいつとの勝負封印してしまいそうになる・・」
そう言った英雄の言葉も印象に残ってます。
2人の友情も本物なんですよね。
この4人の関係も、野球の対決も
どう転がるかとても楽しみです。

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今回は泣きましたねぇ(/ー ̄;)シクシク
あと2回 さぁますます駆け足ですね♪
時に
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便利ですね^^
TBさせていただきました!
私は恋愛方面にばっかり目がいっちゃうんですが、
比呂と英雄の友情の方もひかりや野球を間に挟んで揺れてるんでしょうね。
すっきり解決するラストになるといいなぁ。
へっきーさんへ
あと2回なんですね・・。
でも、英雄と比呂の試合のところは
きっちり行って欲しいですね。
TBコピーは、作ってもらったんですよ。
コサさんへ
私も実は、野球は、詳しくないので(汗)
やっぱり比呂、ひかり、春華、英雄の
関係が気になりますね。
ひかりは、やっぱり比呂のこと好きなのかなーって思ったり、でも、英雄も大事なんだろうなーって思ったりしてます。
(春華が可哀想なんですけどね・・)
こっちの決着もしっかりつけて欲しいですよね!
今回はいろんな意味で重かったですね。
最後の主題歌を聴いて、切なくなりましたよ。
いよいよ夏の甲子園大会編へ突入しますね。
早く野球シーンを見てスカッとしたい!
コメント&TBありがとうございます。
なんだか主題歌が胸に染みる回でしたね・・。
野球での対決は、どんな風になるんでしょうか。
今から楽しみです^^