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2005年02月21日

「Mの悲劇」第6回

衛は、美沙のアパートの階段から落ちてしまった。
近寄る美沙。
衛は、意識が遠のいていった。

美沙は、亘とのビデオを見つづける。
22日は、亘の誕生日だった。

衛は、美沙の部屋にいた。
治療してくれる美沙。
「安藤さんが必要なんです。亘の代わりに私を守って欲しい」
・・しかしそれは夢だった。

衛は、手足をベッドに縛り付けられていた。
「目を覚まさなければよかったのに。
決めたんです。私。今日で全部終わらせるって」と美沙。
衛は、病院に行かせてくれと懇願する。
今日が母の手術の日で結果が気になっているからだった。
しかし、美沙は、動じない。
「私を救ってくれるって言ったじゃないですか」と美沙は、冷たくあしらう。
衛の携帯が鳴る。しかし、出させてくれない。
「私にも亘にも家族は、無かった。安藤さん、家族のことは忘れてください」と
美沙は、言うのだった。

母の手術は、当初不整脈が出て意識が戻らない状態だったが
なんとか成功していた。

美沙と衛のやり取りは、まだ続く。
「安藤さん、私を救いたいっていいましたよね?亘を生き返らせてください。
安藤さんも亘の誕生日を祝ってください。
あなたへの復讐が亘への誕生日プレゼントなんだから」
衛は、何も言えない。
そして、美沙は、衛にやって欲しいことがあると伝える。

会社では、衛を現場から異動する話しが持ち上がっていた。
すべては美沙の仕業だとわかったからだ。
「すべて相原美沙との決着がついてからだな」と専務は明に話した。

一方周りでは、衛の携帯に連絡がつかないことを
有紀、下柳が心配していた。
下柳は、「取り返しのつかないことをしたかも・・」と言う。

美沙は、衛に、500万の借用書を書かせる。
これは、亘のデビューが白紙になった時負わされたキャンセル料だった。
「僕のお金で返せばよかったじゃないか」と衛。
しかし、美沙は、返済するより、苦しみを衛に味合わせたいと言うのだった。
「君を救いたいという言葉に嘘はないよ」
サインと母印を押す衛。
その頃、様子を伺うように明が美沙の部屋の前まで来て
帰って行った。

病院では、衛の母親が目覚めた。
衛は、来てなかった。
愛子は、「お兄ちゃんすぐ来るって」と母を心配させないように
伝えた。

衛の携帯は、何度も鳴る。
「僕以外に何もしないよな?」と不安な衛。
「あなたがいなくなれば、誰もあなたのことなんて忘れてしまう」と
今度は、退職願と書かれた用紙を渡される。
衛は、動揺する。10年勤めた仕事、やめられないという。
しかし、美沙は、「亘も同じ。中学からデビュー目指して頑張ってきた」と話す。
「あなたが辞めなければ他の人も苦しむ」
衛は、サインする。
もうこれでいいだろうというが、まだ、一番大事なものがないと美沙は、言う。
次に言われたことは、「遺書を書いてください」というものだった。

私には、亘が、たった一人の光だった。
遺書の内容を考えておいてくださいと言い残し
美沙は、部屋を出て行った。

衛は、なんとか暴れて物を倒し
爪きりを見つけ、それで縛られていた紐を解く。
美沙の部屋には、亘の書いた「ひかり」と書いた詩が置いてあった。
引きずった足で、衛は、美沙の部屋を出る。
一方、刑事は、車から美沙を見つけていた。

下柳は、瞳に美沙の家を教えてもらおうと押しかけていた。
瞳は、美沙の部屋を教えるが、さっきもあなたと同じ会社の人が
来たわよ、と話す。

公衆電話から明に電話がある。
衛からのものだった。
明は、みんな連絡がとれず心配してると伝えるが
衛は、今病院だから、こっちに泊まる、心配ないからと話す。

その頃。美沙は、衛の会社にやってきていた。
受付で、「相原と言いますが、専務に渡してください」と
封筒を渡す。
それを見ていた、明は、受けつけの子に封筒のことを聞き出し
「僕が渡しておくよ」と受け取る。
封筒の中身は、衛のサインの入った退職願だった。

下柳は、美沙の部屋に向かう。
ドアは開いていて、ベッドに紐のようなものがあった。
カレンダーには、22日亘の誕生日だというしるしがついていた。

衛は、病院に向かった。
母には、「どうしても抜けられない用事があって」と誤魔化す。
母は、夢の中で父親が出てきた話をする。
父親は、泥棒に入られてから、お酒を飲むようになり
母は、辛かったが、衛が守ってくれたから立ち直れたと話す。
「僕でも力になれたんだ」と衛は、うれしく思った。

美沙は、亘が無くなった現場に来ていた。
「なんでオレが有罪なんだ・・どうして、あの人は、来てくれなかったんだ」
亘は、泣いていた。
「今日で終わりにするからね」美沙は、つぶやく。
取りたて屋が美沙の側に来た。

美沙は、衛が書いた500万の借用書を渡す。
「これであなたともお別れね」と美沙。
「どこに行くんだ?」と取りたて屋が訊ねるが
「あなたには、探せないところです」と言う美沙だった。

刑事は、美沙の周辺を洗っていた。
1年前の相原亘の事件、あのときのチンピラがおととい出所したことが
わかった。

会社では、下柳は、衛のことを心配する。
美沙の部屋のことを話し、22日が亘の誕生日だから連絡が取れないんじゃないかと
憶測する。
そして、美沙の本名が「香田美沙」だと話すと
専務は、何やら思い当たるふしがあるようだった。

美沙は、部屋に帰る。
しかし、部屋に衛は、いない。
「うそつき・・」美沙は、しゃがみこんだ。

刑事は、会社にきて美沙のことを聞き出そうとしていた。
明は、「なんで今ごろになって。衛は、何度も相談したって
話してましたよ」と言う。
刑事は、「今まで取り締まる理由が見つからなくて」と
明の顔をちらりを覗きこんで言った。

専務は、書庫から過去のファイルを見ていた。
そこには、長女香田美沙の文字が書いてあった。

美沙は、亘の写真に向かって
「結局2人きりだね」と話しかける。
写真立ての裏には、もう1枚写真があって
「コーダベーカリー」の前に並んで写っている
家族写真だった。
私を愛してくれた人は、どうしてみんな死んじゃうんだろう
怒りなんて見つからないよ・・と悲しむ美沙。
そこに衛が、戻ってきた。

「病院に行ってたんだ。逃げたんじゃない。
誰にも会ってないし、何も話してない」と衛。
「どうして戻ってきたの?また私に復讐させたいの?」
「僕には、責任があるんだ。僕は、なんでもする。
もうやくそくは、破らない」
美沙に誓う衛だった。

有紀は、衛のことを病院に確認すると
衛は、病院に立ち寄っただけだったという。
衛の伝言とは違うものだった。
下柳は、明の机にある衛の辞表届けがどうしてここにあるんだと
問い詰める。
明は、衛は、自分で解決すると言ったと突き放す。
「だからあなたもあの部屋に行ったんですか?
あなたは、安藤さんに何かあればいいって思ってたんですか?」と下柳。
明は、下柳に「君こそ1年前の事件に関係してるんじゃないか?」と
言い返す。

衛は、亘の書いた「ひかり」の詩を見ていた。
有紀から衛の携帯が鳴る。
「有紀のこと忘れさせるつもりだろ。いい別れ方したい」と
自ら僕は、大丈夫だから、辞表届けのことも
あれは、僕の本心だから、と話す。
今から会えない?という有紀に対して
「もう会わないほうがいい。専務によろしく伝えてくれ」と電話を切った。

衛は、自分のことを話し出す。
一番安全に気をつけて今の会社に入った。
幸せにありついたつもりだった。
しかし、自分を守ろうという行き方が、いつのまにか人を傷つけてしまった。
君と会ってよくわかった。
いつか、君は、「あなたを生きる理由にしたい」と言ったが
他にも理由は、あるんじゃないか?

美沙は、「楽になりたいんです」という。
今さら生きて何になるんですか。
両親が亡くなって亘に会うまで、ずっと一人だった。
亘が亡くなって、また一人。
私の大事な人は、写真の中にしかいない。

彼が死んでからも生きてたじゃないか、と衛。
美沙は、亘の借金を返したかったと言う。
でも、もう疲れた。
一周忌のあの日、あなたと出会ってなければ、今ごろ私・・
私のことなんて気にしないでください。

君にとって彼が光だったように彼にとっても君は、光だったはずと衛は言う。
「どうして死んでしまったの?私一人残して死んでしまったの?」
「目の前の光を見失うこともある。彼にとって重い現実があったから」と衛。

あの日、僕に出会ったから・・
僕が約束を忘れて彼の無実を証明できなかったから・・・
衛は、過去をさかのぼる。
「僕が死ねば満足なのか?」
「亘は、自分で命を絶ちました。」と美沙は、言う。
「僕は、自分からは死ねないよ。それで君が救えるのなら
君が殺せばいい。」
「できないと思ってるんですか?」と美沙。
ナイフを持ち出す。
衛に向かってまっすぐ進み、手前で座りこんでしまった。

「ごめんね・・亘・・
生きている間も、死んじゃってからも何もしてあげられなかったね・・」
美沙は、部屋を出ようとする。
「どこに行くんだ」
「私もわかってたんだと思う。こんなことをしても何もならないって
もう解放してあげるわ」
美沙は、部屋を出ていく。
追いかける衛。引きずった足のせいで、美沙は、もう見えなくなってしまった。

衛の元に、有紀と下柳が来る。
有紀は、心配してたんだよというが
衛は、美沙を一人にしてはいけないと追いかける。

下柳が歩いていると、亘を刺したチンピラがいた。
下柳の見覚えのある顔だった。

美沙は、亘が自殺した海に向かっていた。
そして、衛もタクシーで同じ方向に向かっていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だんだん衛と美沙だけの問題じゃなくなってきましたね。
相変わらず明は、謎なんですが
1年前の事件は、ただのチンピラと亘の事件だけじゃなかったようです。
何か裏が?
なぜ、下柳は、あのチンピラの顔を覚えていたのでしょう?
刑事も、明のことをとちょっと疑っているみたいです。
専務は、美沙のことを知ってるようですね。
美沙の家族が亡くなったことに何か関係してるのかもしれません。

いつもどちらかというと、衛派?の私ですが
今回は、美沙の苦悩もわかったような気がしました。
大切な人は、みんな死んでしまう。
一人ぼっちの孤独。
衛のことも、こんなことをしても仕方ないってわかってたはずなのに
どうしようもできなかった。
亘を失って、行き場ない思いが衛に向かってしまったのかもしれません。
(実際原因もあったわけだし)
美沙も、大切な人を亡くした被害者なんですもんね。

ちょっと感動したのが、衛が病院に向かってから
美沙の元に戻ってきたことですね。
美沙の復讐を終わらせるには、衛は、美沙の前から姿を消すしか
方法はないんじゃないかと考えていました。
なぜ戻ってきたんだろう?と思いましたが
彼は、約束を破りたくなかったからなんですね。
もう約束は破らない。
美沙は、そんな彼に少し心を打たれて
今までのことを話し、解放したのかもしれません。

美沙は、自殺してしまうのでしょうか?
予告では、生きているようでしたが
チンピラが出所してきたのも気になります。
もしかして、お礼参り??
まだまだ、何か新展開がありそうです。

よかったらプチっとお願いします☆










posted by まりこ(^▽^) at 13:04 | 東京 ☁ | Comment(8) | TrackBack(5) | 2005年(1月〜3月) | Edit

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コメントありがとうございます。
こんにちゎブラトラです。

衛と美沙だけの問題じゃなくなってきましたが、よもや一つの会社に所属する人間がみな何らかの関わりを過去に持ってるという、やけに狭い社会での話にならない事を願っています。

次回あらたな展開があるようなんで、とりあえずそれを楽しみにしてます。
Posted by ブラトラ at 2005年02月21日 14:09
ブラトラさんへ
コメント&TBありがとうございます。
確かにみんな関係してるようですが
同じ警備会社の中で起こってるだけだったら
つまらないですね・・・。
出所したあのチンピラが鍵になりそうです。
一体どんな秘密があるんでしょうね。。
Posted by まりこ at 2005年02月21日 17:24
まりこさん、こんばんは!

 衛がチンピラに絡まれたのは、仕組まれた罠だったとしたら・・・衛も美沙も、その罠に巻き込まれたってことですよね。
 そして、全ての元凶は、その黒幕ってことで・・・美沙と衛が協力して、真犯人を捜す、なんて展開も面白いかも知れないですね♪
Posted by ユウヤ at 2005年02月21日 18:03
まりこさん、こんばんは。

私も実は久保も下柳も、誰かに利用されて
いるような気がします。

美沙は衛への憎しみが消えてしまったから
自ら命を絶とうとしているんですね。
美沙が新しい「ひかり」を見つけることが
出来れば・・・。
それは恋ではなく、自分の生きがいとなるような仕事だったりするといいな。
Posted by ちーず at 2005年02月21日 20:25
まりこさん、こんばんわ。

亘が殺された事件は、単なる偶然じゃなかった・・・。こんな展開になるとは!
久保の行動はかなり怪し過ぎで、絶対に事件にからんでいるのは明白なのですが、その先にまだ人がいるのかは、ちょっと疑問です。どこまで人を絡むのか・・・。
ますます引き込まれます!!(≧▽≦)
Posted by ミウミウ at 2005年02月21日 22:51
くぼっちです。

美沙の元へちゃんと帰って来た衛。ワタルの死んだ責任を感じ、美沙に何とかして生き甲斐を見つけて欲しいと言う気持ち。痛いほど伝わってきます。でも、同情や責任だけじゃなく、違う感情も芽生えつつあるのでは?と言うのは考えすぎですかね。

2人以外にも、複雑になってきました。今後の展開が楽しみです。
Posted by KUBOTCHI at 2005年02月22日 00:10
コメント&TBありがとうございます!

ユウヤさんへ
黒幕がまだいるのかもしれませんね。そうだったらまた面白い展開になりそうです。
今度は、美沙と衛が協力し会えるような関係になれたらすごいですね!

ちーずさんへ
久保も下柳も利用されてるとしたら・・
ますます奥深い人間関係になりますね。
美沙は、憎しみを失ってしまったけど、
生きる理由を他に見つけたいと思っていることは確かだと思います。
亘の夢を引き継げるような、ちーずさんがいうように生きがいとなる仕事だったら素敵ですね。

ミウミウさんへ
私も単なる美沙の逆恨み?かと思いきや
あの亘の事件は、誰かが裏で手を引いてるみたいですね。私も久保は怪しいと思うんですけど
まだ、登場していない誰かがいるのでしょうか・・。

くぼっちさんへ
衛が戻ってきて、美沙も衛が本気で自分のことを考えてくれているとわかったんでしょうね。
美沙と衛の関係も憎しみから何か変わってきているような気がします。
美沙と亘だけの問題が、かなり膨らんできましたよね。一体どんな事実が隠されているのか
とても楽しみです。



Posted by まりこ at 2005年02月22日 08:38
レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第08回(全20回)
階段から落ちたりしてきました。それでも十分剛毅だが。ネズミホイホイ持ってけよ
結局、途中から液を手に取って塗った。
Posted by 酢鶏@人工無能 at 2005年02月24日 06:14
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