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2010年06月27日

Mother 第十一話(最終話)「ずっと愛してる」

「お母さん、もう一回誘拐して」――奈緒(松雪泰子)のもとに、室蘭の児童養護施設にいる継美(怜南=芦田愛菜)から電話がかかってきた。いけないと思いつつも継美に会いたいという気持ちがわき上がり、葛藤する奈緒。
だが、電話はすぐに切れてしまった。

あくる日、奈緒は珠美(市川実和子)から葉菜(田中裕子)の命が残りわずかであると告げられる。
奈緒は葉菜を理髪店に連れて帰り、看取ることを決意する。
部屋には、葉菜がよく見ていたという
セキセイインコのつがいも購入していた。

ふたりが葉菜の家につくと、目の前に継美が現れた。
突然のことに驚く奈緒。
継美は室蘭から葉菜の家を目指して一人で来たのだという。

「一人できたの?
誰にもいわないで?」
新宿駅から銀色の電車に乗ってきたという。
「どうして危ないことするの?」
「来れたよ。あのね、ずっと前に地図で調べたの。
克子おばさんがお小遣いくれたから」
(養護施設の差し入れに2万円の入った
ぽち袋が入っていた)

「これ、どうしたの?」
継美には、ひじや足に赤い痣があった。
階段のところで怪我をしたという。

「もしものことがあったら・・」
「お母さん継美に会えたのに
嬉しくないの?
お母さんに会いたかったのに・・・」
涙声になる継美。

「継美・・・」
「お母さん・・」
二人は泣きながら抱き合う
「会いたかった・・・」と奈緒。

うっかりさん!と
継美が眠っている葉菜の不布団の上に乗る。
「うっかりさん、もうすぐお昼だよまだ寝てるの?
小鳥さんがいる〜」と喜ぶ継美
葉菜が目をさまし驚く。

奈緒が駿輔(山本耕史)に事情を話すと、昨夜遅くに養護施設から捜索願いが出されているという。
執行猶予中の身である奈緒にとっては致命的な状況だった。
しかし奈緒は「一晩だけ泊めて、明日必ず送り届ける」と駿輔に告げる。
その夜、連絡を受けた籐子(高畑淳子)、芽衣(酒井若菜)、果歩(倉科カナ)が葉菜の家に集まり、継美を歓迎する。
そして奈緒は2人の母、妹たち、そして娘の継美とともに賑やかなときを過ごす。
みんなで記念に写真を撮り・・。

いっぽう駿輔は、葉菜が30年前に起こした夫殺害事件を調べていた。
暴力に苦しんだ末の殺意をもった犯行とされているが、その犯行はずさんで、謎も多かった。

当時の刑事だった、多田と会い、
15年の刑期から殺意があったのでは?確認すると
多田は、マッチで火をつけて娘を連れて半年間逃亡したと
供述が一環していたという。
人殺しするとは思えないのですが・・という駿輔に
「人間には、男と女ともう一種類、母親というのがある。
これは、我々には、わからんよ」という多田だった。

よく葉菜の元を訪れていた年配の男性は
当時の事件を担当した刑事だったのですね。
葉菜の事情を知り陰で力になってたのかな。


駿輔はある仮説を立てて病床の葉菜を訪ねる。
しかし葉菜はだまって笑うばかりだった。

葉菜の家で集まった帰り道。
鈴原家の芽衣と果歩は
私たちを産んでくれてありがとうと籐子に言う。
果歩もお母さんになりたいと話していると
芽衣が産気づき、タクシーを呼ぶ。

葉菜の家では、継美と奈緒が
葉菜に髪をそろえてもらう。
「昔はみーんなお母さんが切ってたのよ
奈緒の髪もよく切ったし」という葉菜に
「うっかりさんもお母さんがいたんですか?」と聞く継美。
「いますよ、みんなお母さんから産まれるんです」
葉菜は、奈緒に紙に包まれている写真を見せる。
葉菜の母親だった。
奈緒は、「ずっと続いてるのね」というと
「そうね」と葉菜。

継美が切り終え、奈緒もいすに座る。
「お母さん、私、あの子と離れるのかな。
こんなあの子に何もしてあげられないまま」
「会えたわ。
奈緒とお母さんだって
30年かかってまた会えた。
こうしてあの頃のようにあなたの髪を切ってあげることもできた。
昨日のことのように思い出す。
まるであの日も今日も同じ幸せな一日のように」

「私と継美にもこんな日がくるのかな」
「あなたと継美ちゃんはまだ始まったばかりよ。
これからなのよ。
あなたがあの子に何ができたかは
今じゃないの。
あの子が大人になった時にわかるのよ」
「お母さんと私は?」
「ずっと一緒にいるわ」
「お母さん・・あのね」
「なあに」

奈緒は、幼い頃、髪を切ってもらったことを思い出す。
鏡にうつる、背後にいる母の顔・・・

「お母さんの顔。思い出した」
葉菜は、優しく奈緒の髪をなでる。

奈緒は、母の顔が思い出せないと言ってましたね。

葉菜は、明日神社の境内で
屋台がでるというと
明日行ってみようかと誘う。

「ラムネあるかなー」と継美。
「あると思うわ」
「ラムネのビー玉ってどうやって入れてるかわかる?」
葉菜も奈緒もわからない。
「明日ラムネのお店の人に聞いてみましょうか」と葉菜がいうと
「うん」と継美はうれしそうだった。

夜、継美が眠る。
葉菜は、継美のために青い毛糸で
バックを編んでいた。
「ねえ、今度お母さんと旅してた時の話聞きたいな」
「3日かかるわ」
「3日聞くよ」
「もう少しなんとか間に合いそうだわ」と
毛糸を見つめる葉菜。
「今度はセーター編んであげて」
「おやすみ・・」と葉菜は、継美の横に眠る。

奈緒は、葉菜の母親の写真を取り出す。
写真の裏には『母』の文字。
奈緒は便箋をとりだし・・。

夢の中の葉菜は、当時のことを思い出していた。
「奈緒、わかってるわ。
お母さんのためにしてくれたのね。
でも、忘れなさい。あなたは何もしてないの。
全部お母さんがしたの。わかった?
もう思い出しちゃだめ。」
「どこいくの?」
「そうね、どこ行こうかしらね」

火をつけたのは、奈緒だったようですね。
その罪をかぶり、葉菜は、刑務所に入ったということでしょうか。
葉菜は、秘密を抱えたまま・・。


翌朝。
奈緒は、手紙を書き終え、かばんにしまうと
朝食を作る。
継美も起きだし、うっかりさんを起こすように
ほっぺのところ優しくつんつんしてあげてという。
いつまでもつんつんする継美・・。

奈緒のもとには、芽衣の子供がうまれた知らせが入る。
しかし、引き換えに奈緒は葉菜が息を引き取ったことを伝える。

籐子から芽衣にもその事実が伝わる。
「命ってすごわね。こうやって続いていくんだから」
「産んでよかった」という芽衣。

「この子は、丈夫に育つわよ。」と籐子
「私がこの子の母親・・」と芽衣がつぶやき・・。

継美は、すきなものノートに
『うっかりさん』と書く。

「継美、もうすぐ鈴原のおばあちゃんがくるの
そしたら荷物をまとめてここを出るよ」
「どこ行くの?」
「室蘭。施設に帰るの。
お母さんすぐ近くまで送ってくから」

「鳥さんに水あげよ」
継美は水をこぼしてしまい、タオルで拭く。

「お母さん、継美のこと嫌いになった?」
首をふる奈緒。
「嫌いになんかならないよ」
「面倒くさくなった?」
「違うの」
「じゃあ、なんでお母さんやめるの?」
おいで。と奈緒は、継美を引き寄せる。

「継美おぼえてる?
室蘭で継美と渡り鳥を見にいった朝のこと
あなたのお母さんになるっていった時のこと。
4月1日だから嘘つこうっていったよね。
今度は嘘じゃない。
私はあなたのお母さん。
お母さんやめたりしない。
離れててもも継美のお母さん。
ずっと継美のお母さん。
そしたらまた会える日がくる。
お母さんが、お母さんに会えたように
いつか会える」

「いつ?」
「継美が大人になった時」
「そんなの待てないよ
すれ違っちゃうかもしれないよ」

「そのときはお母さんが継美に気づくから」
「気がつかないかもしれないよ」
「気づく」
「顔も変わるよ。背も変わるよ」
「それでも気づく。お母さん気づく」と奈緒。
「お母さん必ず継美をみつけるから。
見つける。」
「お母さん!」と抱きつく継美。
「泣かないで。」
「継美泣いちゃうよ
お母さんだって泣いてるよ」

籐子が葉菜のもとへやってくる。
「あなたに似合うと思うの」と
白い着物を用意してきたと葉菜の枕元に置く。

「あとのことは任せなさい」という籐子に
「じゃあ、うっかりさんとお別れしよう」と奈緒。
継美は、葉菜に編んでもらった、青いバックを持っていた。

「お母さん継美送ってくるね」
「継美鳥さんもらうね
うっかりさん元気でね」と継美。
珠美が涙を流す。

白鳥台営業所でバスに降りる二人。
「ゆっくり歩こうよ」と奈緒。
継美は自分が持つと
鳥かごを持つ。

じゃんけんで
「チヨコレイト」と移動していると
「怜南ちゃん!」と
お友達がかけよってくる。
「怜南ちゃんなんで昨日学校に来なかったの」
「怜南ちゃんみんな心配してるよ」と友達がいっていると
先生がくる。

「途中まで一緒帰ろう。
一緒にいこう」と友達
継美は泣きそうな顔で奈緒をみる
継美は小さな手でバイバイをする
奈緒もバイバイをする
「行こう」と
先生が継美をつれていく。

奈緒は一人バス停にいた。
バックに触れ、奈緒は
手紙を思い出し
継美のもとへ走り出す。

先生と歩く友達をみつめると継美は
「もうすぐ着くからね
ついたらお名前決めようね」という継美

奈緒が追いつく。

「継美・・もう少し一緒にいて
お話しようか
悲しいまんまじゃなくてちゃんと笑って」
「お母さん見てて
見てて。
継美自分で帰れるから
ちゃんと自分で帰れるから」

「そうだね。
そうだね・・」と奈緒

「でも、お母さん見えるかな
ちゃんと見えるかな」

「悲しいの?」
首をふる奈緒

「うれしいの」

「うれしいのに泣くの?」
「うれしいのに泣くの
うれしくても泣くことがある
ごめんね
おかさんがこんなじゃ」

「じゃあさお母さん
好きなものの話をするんだよ
好きなものの話をすると楽しくなるの」

「そうだったね。
夜のプール」
「かさおばけ」
「8月31日」
「電車の中で眠ってる人」

「キリンの」
「キリン?」と継美。

「キリンは牛の種類ってこと」
「そうなの?」と継美。

「二人で1コの傘差すこと」
「靴箱からはみだしてる長靴」

「台風のご−って音」
「朝のひかり」
「お母さんのまゆげ」
「継美の歩き方」
「お母さんが洗濯物干してるところ」
「継美がそわそわしてるところ」

「お母さんの声」
「継美の字」

「継美・・」
二人は近づく。

「お母さん」
二人は抱き合う。
奈緒は、手紙を渡す

「継美が二十歳になったら読んで
お母さんここで見てるから」
「うん。」

奈緒は継美のかばんにいれる
「お母さんずっと見てるから」
「うん。」

鳥が鳴く

継美は鳥かごをもって帰っていく
継美は一度も振り返らなかった。
見えなくなるまで後姿を見る奈緒。
奈緒もまた戻っていく。

『継美へ
あなたは今
怜南と名乗っていることと思います。
だけど今は、敢えて継美と呼ばせてください。
この手紙は、12年後のあなたに書く手紙です。
二十歳になったあなたに宛てて書いてる手紙です。』

奈緒は、うっかりさんのこと
渡り鳥が、星座をたよりに迷わずに
帰ってくることなどを書き綴る。

『あなたは、今どんな女性になってるでしょう。
どんな大人になっているでしょう。
出会った頃の104センチのあなたは今
流行の服を着て
16.5センチの靴を履いていたあなたは、
少し踵の高い靴を履いて私の前に歩み寄ってくる。

すれ違うその時、私はなんて声をかけよう
向かい合って、あなたと何を話そう。
何から聞こう?
私がわかりますか?
身長はいくつですか?
恋をしましたか?
親友はいますか?
今でも水色は好き?
しいたけは苦手?
逆上がりはまだできますか?
クリームソーダは、好きですか?
もしよかったら、また一緒に飲みませんか

継美元気ですか
二十歳のあなたに出会うことを思うと
今から胸が高鳴り
一人笑みがこぼれてしまいます。
あなたとの明日を笑顔で待っています。

あなたに出会えてよかった。
あなたの母になれてよかった。
あなたとすごした季節
あなたの母で会ったあった季節

それが私にとってすべてで
そしてあなたと再び出会う季節
それが私のこれから開ける宝箱なのです。
愛しています。
母より。

追伸。
クリームソーダは、飲み物ですよ。』

(終)

※※
ただ、涙涙でした。
奈緒が、捕まってしまうことはわかっていても
それは二人の永遠の別れを意味するもの。
それでも、最終回、継美が奈緒のもとに戻ってきて
最後の再会を果たします。

そこではうっかりさんの母の話が出て
すべて母から生まれ、繋がっているというメッセージが
託されました。
葉菜は、眠るように息を引き取ります。
そしてその一方で、芽衣の子供の出産。
生と死の対比もよかった。

奈緒は、継美を見送ります。
さびしく悲しい別れであっても
再会を願い二十歳になったら読むように手紙を託しました。

葉菜と奈緒が30年の時を経て会えたように
継美も奈緒と会うシーンが一瞬差し込まれてましたね。
未来があるラストでよかった。

奈緒のおこなったことは犯罪であっても、
いろんな母を見ることができました。
ずっと見続けていてくれた実母・葉菜。
奈緒を優しく育ててくれた・育ての母・籐子
出産に迷い、産むことを決意した芽衣
継美を自分の子として愛し、母になった奈緒
虐待する仁美も、また母でした。

母性とは何か
いろいろ考えさせられたし
展開や、着地点も見えず、久しぶりに次週が待ちきれないドラマでした。

また、継美役の芦田愛菜ちゃんの演技には脱帽でしたね。
秀逸なドラマでした。


引用元…Mother 公式HP
Mother Wikipedia

視聴率
11.8→12.0→12.8→10.0→11.9→13.9→12.4→14.0→12.2→14.8
→16.3
平均視聴率 12.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
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主題歌
hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

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Mother 第ニ話
Mother 第三話
Mother 第四話
Mother 第五話
Mother 第六話
Mother 第七話
Mother 第八話
Mother 第九話
Mother 第十話

キャスト
鈴原奈緒(35) - 松雪泰子
鈴原家の長女。小学校の教諭。
藤吉駿輔(33) - 山本耕史
雑誌「週刊サプライズ」の記者。健輔の弟。
鈴原芽衣(26) - 酒井若菜
鈴原家の次女。
鈴原果歩(22) - 倉科カナ
鈴原家の三女。
道木怜南≪鈴原継美≫(7) - 芦田愛菜
奈緒の教え子。
道木仁美(29) - 尾野真千子
怜南の母親。離婚後に真人と付き合う。
浦上真人(29) - 綾野剛
仁美の恋人。
木俣耕平(22) - 川村陽介
果歩の彼氏。
袖川珠美(36) - 市川実和子
大学病院の医師。
加山圭吾(33) - 音尾琢真〔TEAM NACS〕
芽衣の婚約者。
藤吉健輔(38) - 田中実
大学の准教授。駿輔の兄。
鈴原藤子(55) - 高畑淳子
鈴原三姉妹の母親。
望月葉菜(55) - 田中裕子
理髪店「スミレ」を経営している。

スタッフ
脚本 - 坂元裕二
演出 - 水田伸生、長沼誠
音楽 - REMEDIOS
サウンドデザイン - 石井和之
VFX協力 - 日本映像クリエイティブ
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 次屋尚、千葉行利
制作協力 - ケイファクトリー
製作著作 - 日本テレビ





posted by まりこ(^▽^) at 14:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | 2010年(4月〜6月) | Edit

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コメントありがとうございます。
ラムネって…なんだろう…?
Posted by BlogPetのあやの at 2010年06月28日 15:14
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