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2010年05月14日

Mother 第五話「二人の“母親”」

校庭に飛んできた折り紙の飛行機をみて
愕然とする奈緒。
「すごいよね!うっかりさんが折ったんだよ」という継美に
奈緒は、「帰るよ」と無理やり帰ろうとする。
奈緒は、羽菜が、自分を捨てた実の母親だったことに
気づいてしまう。

その頃、怜南の母親・仁美の家では
浦上に「ラーメン食べに行こうよ」と誘う。
浦上は「今日葬儀だったんだぞ
それらしくしろよ。
娘を事故で亡くした母親の顔」というと
仁美は「ふふ・・どんな顔?」と笑う。
「まあいいよ別になんでも」と浦上

仁美は、葬儀に児童相談所の人が来たと話す。
「お互い静かにしてましょって感じ。
あの人たちもいろいろ不都合なんじゃない?」といい・・。
浦上は、怜南の残していた青いマフラーを握り締め震えていた。
仁美は、怜南の残していたノートを見つめる。

鈴原家には、なぜかその日の朝刊でなく4月2日(怜南が遭難した日の新聞が投げ込まれる。
奈緒と継美の真相に気づき、お金を用意しろと
脅迫していた駿輔の仕業だった。
駿輔は、さらに奈緒と継美の周囲をうろつくようになる。
「家にあんな新聞入れないで」というが
奈緒がお金の用意をできないと拒否すると
110に電話をしようとさらに脅す。

「俺は、あなたに共感する。
警察に通報したくない。
それとこれは別。
俺もいろいろ困ってるんだ
とりあえず母の日まで1000万用意して」
と駿輔は帰っていく。

継美は奈緒がお金に困っている様子を感じ取り、こっそり葉菜のところに行き
「お母さん財布なくなっちゃったの。
前にね、継美が急にトイレに行きたいっていったから」
羽菜は、そっと継美の傍に寄り添い・・。

奈緒は、なんとかしてお金を工面しようとするが
清掃会社勤務だと借りることは難しかった。

自宅では、無言電話が鳴るようになる。
籐子は、芽衣の、おなかの中の子のことで
もう一度病院に行こうとするが
生きるか死ぬかわからない子供を産めっていうの?と
芽衣も強がりながら、深く悩んでいた。

あくる日奈緒の前に現れた葉菜は、自分の通帳と印鑑を奈緒に渡そうとする。
「あなたとはもう関係ない」と奈緒がこばむと、葉菜は通帳をゴミ箱に捨てて立ち去った。
二人のやり取りを見ていた駿輔はその通帳を拾い奈緒に尋ねる。
「望月羽菜さん、誰?
母親に頼めない理由あるの?
あなたに1000万なんて金無理だったか。
じゃあ、これで手を打とう。」と駿輔。
借金の返済に充てさせてもらうと口座を確認すると
「ちょっと待って。見てみなよ。これおもしろい口座だよ」と
通帳を見せる駿輔。
通帳には定期預金で204万
毎月1万ずつ積み立てており17年ためていた計算だった。

羽菜が、「これは元々・・」と口走った言葉を思い出す奈緒。
お金の意味を察した奈緒は通帳を返してほしいと駿輔に詰め寄る。
駿輔は、遅いよ!と
二人は通帳の入った袋を取り合う。
思わず殺意がでた奈緒に
駿輔は、「やってみろよ!
俺の口をふさげば親子になれる。
でも、人殺しだよ お母さん!」
奈緒は思いとどまる。

「ねぇ、他に方法あると思わなかったの?
迷わなかった?」と駿輔。
駿輔は、ペットボトルについているフィギュアの人形を取り出す。
児童虐待の取材をしていた中で、妙に駿輔になついた子がいたといてその子がくれたものだった。

その子は、明らかに虐待を受けており
父親を追及したら、「そんなに言うなら子供を1000万で
売ってやる」といわれたというのだ。
子供もお父さんは悪くないと一転張りで
駿輔がためらっているうちに
その子は、父親に腹を蹴られ亡くなったという。
「あいつのヒーローになってやれなかった。
見殺しにしたんだよ。あんたと違って。
今あんたが歩いている道は
俺が逃げた道なんだ。
俺は、その道の先にさ、何があるのか見てみたい。
その先では、俺は、あいつを連れてさ
いつかあんたとあの子を書ける時が来たら
金は印税としてその時にもらうわ」
と言った駿輔だった。

駿輔が1000万欲しがっていた理由が
やっとわかりました。
駿輔も辛い虐待の子を目の当たりにしてたんですね。
私も奈緒が歩く道を見続けたいです。


奈緒は、街頭で母の日のキャンペーンで配っている
カーネーションを受け取る。
その足で、羽菜の理容室を訪れる。

奈緒の自宅では、籐子が帰ると
継美が部屋で座り込んでおり
「おばあちゃん、継美にお金貸してくれる?」といい・・。

羽菜は、自宅で布団を敷いて眠っていた。
奈緒は、通帳が入っている巾着を枕元に置き
「どうして・・捨てたの?」とつぶやく。
羽菜の手を見つめ触れそうになって驚いていると
羽菜が気づく。

羽菜は、置かれた巾着を見て、どうしても受け取って
もらえませうか?と聞く。

巾着と一緒に、街頭で配られていたカーネーションも
置かれていた。
「私が一番嫌いな花です。
毎年この季節になると目をそむけていた花です。
どうしてかわかりますよね?
この間あなたに全部話してしまったから。
わかりますよね?
笑ってたんですか?
私の話を聞きながら、心の中で笑ってたんですか?」

そこに籐子が部屋にやってくる。
籐子は、羽菜をひっぱたき
「そんなお金で母親になったつもり?
お金でこの子にした罪が消えると思うの?
この30年、私と奈緒の30年を壊さないで!」
奈緒は、籐子を止める。
「知らない人だから」となだめ
奈緒と籐子は帰っていく。
羽菜は、通帳とカーネーションを握りしめ・・。

籐子と奈緒は、屋台にきていた。
籐子は、ちょっと前から継美と奈緒が
羽菜のところに出入りしていたことを知っていたと
話す。
「どこで調べてきたのか、ある日、突然うちに訪ねてきてね
お母さんね、ずっと怖かったの。
あなたを引き取って以来、ずっといつか誰かが迎えにくるんじゃないかって
私がほんとの母親ですって
だけど、いつまでたっても迎えは来なかった。
ほっとして、すっかり忘れた頃、あの人が来た。
奈緒が高校卒業して、北海道行った頃よ。
いまさらなによって思ったわ。
母さん、もう東京にはいませんって帰ってもらったわ
ダメだった?」

首を振る奈緒。

「母さんね、言ったの。
奈緒は、幸せです。幸せになりました。
うちの子たちは、美人3姉妹で有名なんです。
写真を一枚渡したわ。
親切心なんかじゃなかったわよ
奈緒が幸せにあんった証拠、
証拠を見せてやりたかったの」

「私は幸せだよ」と奈緒。

「いつも思ってた。
私がこの子の母親でよかったのかな。
あなたと初めて出会った時から
ずっと思ってた。
この子には、脱走癖がありますって脅かされた。
人と目もあわせない、
返事もしない、
一番無口で一番心を閉ざした子・・。
もっと元気で明るい子がいいんじゃないかって
施設の人も、お父さんも反対したの。
だけど、その時にはもう決めちゃってたの
奈緒を連れて帰ろうって」

「どうして?」

「どうしてなんかないわよ。
母親も子供も選んだり選ばれたりするものじゃないもの
出会っちゃうんだもの。
だけど後悔しなかったって言ったら嘘になるかしら。
奈緒はうちに来てからも何回も家出したのよ。
あなた覚えてる?
家出していつも必ず行ってた場所」

奈緒は、首を振る。

「東京タワーよ。
あなたは、いつも東京タワーの展望台に行って
お母さんを探していたの。
おやつを買うためのお小遣いあげても
全部双眼鏡のために隠し持ってたの。
だから、私も考えたの。
奈緒がそこまで考えるなら
とことんつきあおうって
いつだったかな。
あ・・!と双眼鏡みながら大きな声出して
二人走り回ったこともあったわ
私必死だった。無口で心を閉ざした奈緒が
双眼鏡の向こうにお母さんを見つけた時
初めて私を見てくれたの。
初めて心開いてくれた気がした。」

しかし、ある時、籐子は、転んで足をすりむいてしまう。
「大丈夫。またお母さん探ししよう」と言った籐子だが
双眼鏡のためのお小遣いを上げると奈緒は走り出したという。

「どこに行くのかと思ったら
私のための絆創膏を買ってきてくれた
その日のあなた、初めて言ってくれたの。
ただいまって。
奈緒が初めてただいまって言ってくれた」
泣き出す籐子。

「私、お母さんになれるかもしれないって
そう思った。
世界中のこの子の母親は私一人だって
たとえ、奈緒の心の中の母親が誰であろうと」

「お母さんだよ
私のお母さんは、お母さんだよ」と奈緒
「ありがとう」と
籐子と二人泣き笑いした。

籐子のこの告白は、とても感動しました。
奈緒があまりにもそっけないため
籐子の愛情ってどうなんだろうと思っていただけに
彼女の子育ての苦労、奈緒への深い愛情が感じられて
とても胸に響きました。


奈緒が自宅に帰ると
机の上に、継美からカーネーションと
似顔絵が描かれた画用紙が置かれていた。

「お母さん・・」と眠っていた継美が気づく。

「継美いっぱい心配かけちゃったね。
でも、もう大丈夫。
お母さん忘れられると思う。
ずっと忘れたかったことがあったの。
でも、今やっと忘れられる気がする。
おばあちゃんのおかげ。
それから、継美のおかげよ。
ごめん、お母さん何言ってるかわからないね」
じっと聞いていた継美は
首を振る。
「継美わかるよ。
継美も忘れるよ
お母さんのおかげだよ」
奈緒は、継美の髪をなでる。
「大事大事」
継美も大事大事と
お互いをさすりあう二人だった。

鈴原家では、
継美が、果歩の彼氏の耕平と
はやぶさの練習から戻ると
電話がなっていた。
継美は電話に出る。

その頃、芽衣、果歩、奈緒は、
結婚式のドレスについて話していると
奈緒は
「芽衣は、昔から男の子とばかり遊んでたし
強がってばかりいたけど
本当は、泣き虫で、弱くて誰もいないときは
一人でお母さんごっこしてた。
ねえ、きっと本当は芽衣はうちの誰よりも・・」
「奈緒姉、昨日さ、初めて動いた。
おなかの中で初めて動いた」と芽衣は伝え・・。

継美は無言の電話口にむかって
「もしもし」と声をかける。
「あんた誰?怜南?」と聞く仁美。
驚く怜南は
思わず「ママ・・・」と言ってしまう。
その言葉を
籐子が聞いてしまい「ママ?」と聞き返す。
継美は、急いで電話を切る。
「継美ちゃん、ママって?」

電話口の仁美は、怜南の存在を知り・・。

※※
結構早い段階で、羽菜が実母だということがわかり、
籐子とも対面するなど、大きな節目を迎えた回だったわけですが
羽菜の奈緒への思いも、たとえ手放してしまったとしても
奈緒への思いは、無くなっていなかったし
育ての母の籐子の奈緒に対する愛情も深かったことがわかったのですが
奈緒が、継美に「今、やっと忘れられそうな気がする」と
言っていたのが、どうにも複雑で、
実母なのに忘れなければいけない辛さが
なんとも切ないです。
奈緒を捨てた羽菜を許すのは難しいかもしれませんが
せめて、理由が知りたいですよね。
そして、「継美も忘れるよ」といった
継美の母の思い。
継美も実母・仁美を忘れようとしてます。
しかし、そこに追い討ちをかけるように
仁美からの電話にでてしまい、思わず「ママ・・」と
出てしまった言葉。
仁美が、怜南が生きていたことを知ってしまった瞬間でもありました。

こうなるとまったく先が読めなくなります。
仁美は、怜南のことをどう思ってるのか
電話をかけてくるくらいなので、怜南と一緒にいるのは
奈緒だということもわかっているはず。
怜南を連れ戻しいくるのでしょうか。
奈緒は?継美は?


引用元…Mother 公式HP
Mother Wikipedia

視聴率
11.8→12.0→12.8→10.0→11.9

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
TV DramaRanking

主題歌
hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

関連記事
Mother 第一話
Mother 第ニ話
Mother 第三話
Mother 第四話

キャスト
鈴原奈緒(35) - 松雪泰子
鈴原家の長女。小学校の教諭。
藤吉駿輔(33) - 山本耕史
雑誌「週刊サプライズ」の記者。健輔の弟。
鈴原芽衣(26) - 酒井若菜
鈴原家の次女。
鈴原果歩(22) - 倉科カナ
鈴原家の三女。
道木怜南≪鈴原継美≫(7) - 芦田愛菜
奈緒の教え子。
道木仁美(29) - 尾野真千子
怜南の母親。離婚後に真人と付き合う。
浦上真人(29) - 綾野剛
仁美の恋人。
木俣耕平(22) - 川村陽介
果歩の彼氏。
袖川珠美(36) - 市川実和子
大学病院の医師。
加山圭吾(33) - 音尾琢真〔TEAM NACS〕
芽衣の婚約者。
藤吉健輔(38) - 田中実
大学の准教授。駿輔の兄。
鈴原藤子(55) - 高畑淳子
鈴原三姉妹の母親。
望月葉菜(55) - 田中裕子
理髪店「スミレ」を経営している。

スタッフ
脚本 - 坂元裕二
演出 - 水田伸生、長沼誠
音楽 - REMEDIOS
サウンドデザイン - 石井和之
VFX協力 - 日本映像クリエイティブ
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 次屋尚、千葉行利
制作協力 - ケイファクトリー
製作著作 - 日本テレビ





posted by まりこ(^▽^) at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年(4月〜6月) | Edit

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