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2010年05月06日

Mother 第四話「学校へ行かせたい」

実家に戻った奈緒は母親の籐子(高畑淳子)に継美を自分の子だと紹介する。
継美の存在に驚きながらも、籐子はやさしく孫を受け入れる。

東京で清掃員の仕事を見つけた奈緒は継美を小学校に通わせようとするが、入学手続きに身分を明らかにする書類が必要と知り困惑する。

そのころ、事情を知らぬまま継美と奈緒を助けていた葉菜(田中裕子)は、
図書館で、室蘭の小1女児捜索の記事を見つけ
その怜南の顔写真から二人の真実に気づいてしまう。

まだ学校に行ってない継美の相手に
果歩が一緒にファミレスで食事をする。
電話がかかってきて果歩が中座すると
そこに駿輔が姿を現す。

駿介は「継美ちゃんでしょ?
お母さんと友達」と名乗り、
「学校は?どうして行ってないの?」と聞き出す。

「引っ越したので・・」と継美。
「ふーん。こまったね。義務教育なのに
九九も覚えられないなんて。
お母さん捕まっちゃうよ
警察に言いにいってもいいかな」
首を振る継美。

「おじさんの質問に正直に答えてくれたら警察に言わない」と
駿輔は約束し、母親の名前を聞き出す。
「鈴原奈緒」という継美。
次に、駿輔は、浦上や、怜南の母親・仁美の写真も見せ
知ってる?と聞く。
「知らない人です」と答える継美。

「この人はね、道木怜南ちゃんって人のお母さん。
道木怜南ちゃん知ってる?
怜南ちゃん今どこにいるのかな。」

「怜南ちゃんは・・・
海で溺れて死にました。
海で溺れて・・・」動揺する継美。
「そうなんだ。わかったわかった。
じゃあさ、おじさんに会ったこと
お母さんに言ってもらえないかな。
また会いにくるって」
そういって駿輔は、席を立つ。

電話からもどってきた果歩と駿輔は
お久しぶりと話をする。
その隙に継美は、走り出す。
パトロール中の警察を見て逃げ出していると
羽菜に抱きしめられる。
「うっかりさん?」
継美は、安心したように「うっかりさーん!」と
泣き声を上げ・・。

果歩は、継美が見つからないと奈緒に連絡し
探し回っていると
奈緒のもとに羽菜から連絡が入り、継美と一緒だという。

継美は、羽菜の家で、室蘭の新聞記事を見つけてしまう。
逃げ出そうとする継美に
「うっかりさんは、あなたの味方ですよ。
味方。わかる?
あなたのお母さんを信じてる人。」
「嘘つきでも?」
「嘘つきでも信じるのが味方よ。」
「警察の人に教えない?」
「継美ちゃん、お母さんのこと好きなんですよね。
世界中で何番目に好き?」
人差し指を出す継美。
「そう。」
羽菜は、継美のその手をそっと包み込む。
「お母さんだもんね。一番よね。
警察になんか言ったりしませんよ」

継美が見つかったことは、果歩や、籐子たちにも伝わる。
奈緒は、羽菜の元へ。
継美は、「お母さん!」と奈緒に抱きつく。
継美は、記事のコピーを見せる。
うなづく羽菜。
しかし、奈緒は、継美を抱きしめ
「行くよ」と足早に部屋をでていく。
「うっかりさん味方だって。」
「継美、もうここにはいられないかもしれない。」
「また、夜の電車に乗るの?」
「ごめんね。せっかくランドセルもらったのに」
首をふる継美。

そこに羽菜が追いかけてくる。
「待って!私はあなたと継美ちゃんの・・」
「私たちとは会わなかったことにしてください。
もし、この先どこかで捕まってもあなたのことは言いません。」
「待って!ヤケになっちゃだめ。
まだ何かできることがあるはずよ」

奈緒は、学校に行けないことに、母たちが疑問を持ち始めてること
記者が来てることを話し
このままだと母や、妹たちも巻き込んでしまうことになると告げる。
「学校には行けるわ。だめよ。逃げてるだけじゃどこにも行けないの。
逃げずにとどまる方法を考えるの。
普通の生活を手に入れる方法を考えるの。
学校には、行けます」と羽菜は、言い・・。

夜。
自宅では、継美が部屋で九九を覚えていた。
奈緒はボールペンに書いてある羽菜の「スミレ理容店」の
電話番号を見つめ
『学校には行けます』という言葉を思い出し・・。

奈緒は、羽菜の元へ。
今までのいきさつを全部話す。
継美の本名が道木怜南だということ。
母親と恋人から虐待を受けており
今はほとんど消えたが、初めて会った頃は
体中に殴られた傷や、火傷の跡があったと言うと
羽菜は、ショックで顔を覆う。

「あなたは、継美ちゃんを助けたのね。」
「私はずっとただの傍観者でした。
世の中には、虐待をする人と虐待を受ける人がいて
その何倍もの傍観者たちがいて
私もそんな見て見ぬ振りをする一人でした。
夜中に子供の悲鳴が聞こえても決して足を踏み込んだりしない
そんな一人だったんです」
「じゃあどうして?」
「ほんの偶然だったのかもしれない。
ほんの偶然がなかったら、今頃あの子は・・。」

奈緒は、ゴミ袋に入れられ外に放置された怜南を思い出す。
「今頃あの子は死んでました。
だからといって、私がしたことは許されるとは思ってません。
傍観者が犯罪者になっただけです。」
「法律とか規則じゃ守れないものがある。
あなたはそれを・・」

「でも、何もできないんです。
人のために何かしたことなんてなかったから
逃げるしかできないんです」

「学校に行かせてあげましょう。
その前に一つだけ教えて。
つり橋の恋って知ってる?」

羽菜は、つり橋を渡ると危険を分け合ったことで
心まで通じ合ったようになるが
つり橋を渡り終えてしまうとさっきまでの感情は消えてしまうと
話し出す。
「違います。」という奈緒だが
「今は、ただ夢中になってるだけ
いつか面倒になって放り出してしまう」という羽菜に。
「違います。
私の母のようにはなりません。
確かに、初めは、ただ夢中で、ただ必死で気がついたら
あの子の母親役になろうとして列車に乗り込んでいました。
でも、今は違います。
母親役じゃなく、母親になろうと思ってます」

うつむく羽菜。

実母のことを切り出され、はっと表情を変える
田中裕子さんの演技に脱帽です。


「まだ20日程度だし、気のせいかもしれないけど
でも、この前、継美の手を握っていて気づいたんです。
あの子の手、少し大きくなりました。
体重も少し増えました。
大きくなった分は、私が継美の母親になった分です。
子供が大きくなる、その当たり前がうれしかった。
もう、あの子の手を離すことはありません。
「そう」
「あの子を学校に行かせてあげたい」という奈緒。

羽菜は、子供の義務教育期間中、すべてが優先され
父親の暴力や、借金など、そんな事情で住民票を移せない人のために身元を明かさなくても学校に通う方法があるという。
保護した人の身元と居住地を明らかにして、
同居証明書があれば受理されるというのだ。

「でも、私の身元を調べられたら・・」
「私が継美ちゃんの保護者になります」
「え?」
「私ならこの区で何十年も納税してるし」
「でも、そんなことしたらあなたが・・」
「今聞いた事情は全部忘れます。
私はただ継美ちゃんを学校に行かせてあげたい。
あなたと同じ気持ちなの」
涙ぐむ羽菜。
その夜、奈緒は、ビンを持ち洗面所に立ち・・。

役所では、奈緒、継美、羽菜が、
継美を学校に行かせるために嘘の芝居を打っていた。
奈緒は、片目に眼帯をつけていた。
奈緒は、元夫から逃げているため身元を明かすことができない
と言うと、職員は、継美に
「お父さん怖かった?
お母さんが叩かれるのみたことある?」と聞き出す。

「すいません・・思い出させるのは・・」と羽菜が庇うと
職員は、はっきりとした確認が必要だという。
継美は、「おなかを叩くの・・」と話す。
奈緒は、継美を連れ出す。

職員は、これでは許可が出せないと言い出す。
羽菜は、なんとかして「あの子は学校に行きたがってます」と
訴える。
警察に相談を薦める職員に
「それはできないんです・・」という羽菜。
「お母さん申し訳ありませんが・・」という職員に
奈緒は、眼帯を外す。
目の周囲は、青痣になっていた。
「その夫に殴られた跡です」と羽菜が説明し・・。

外の公園。
奈緒が、ありがとうございましたと羽菜に礼を言うと
羽菜は、奈緒の目の痣に驚き
「驚いた。痛む?」と気遣う。

「私と継美のことに気づいた時
どうして通報しようと思わなかったんですか?」
「それは事情を聞いていたし
知れに親しくなってたし・・」と羽菜。

「でも、人の子供を誘拐して逃げた犯罪者ですよ」
「私はあなたの共犯者ね。
いいじゃない共犯者でも」と羽菜。

継美は、「おかーさーん!」と奈緒を呼び
奈緒と羽菜に花を摘んできた。
「お母さんの。これはうっかりさんの」
「ありがとう。継美ちゃん」
花をそっと受け取る羽菜。
その手に、奈緒は
自分が捨てられた日の手の感触をたどるように
みつめ・・。

継美は、学校に通う頃。
奈緒の妹・芽衣は、産婦人科に籐子と一緒に診断結果を
聞きにきていた。
おなかの胎児の心臓に疾患があり
心室が一つしかないという。
産まれた後、手術で治ることもあるし
亡くなることもあると説明する医師。
医師は、父親と相談することを薦めるが
芽衣は中絶しますと言い・・。

産みたくても産むことに
躊躇する母ですね。
強がっている芽衣ですが、彼女の苦しさも
伝わってくるようです・・。


奈緒のもとに駿輔がやってくる。
「またお会いしましたね。
今日、道木怜南ちゃんの葬儀だったようですよ」
「何が目的なんですか?」
「俺ね、あなたのこと尊敬してるんですよ。
室蘭のあの家を取材してして
すぐにわかりました。
虐待した親の顔は何度も見てますからね。
警察や、児童相談所が回ってるうちに子供が
死んじゃうとか・・。
俺も想像したことあるんですよ。
こんな絶望的な状況で親元から逃がしてやる。
だけどそんなこと誰にもできない。
まぁ、せいぜい頭の中の想像でしかない。
でも、あんたは、それを実行してしまった。
今はまだ片田舎でおこった事件にすぎない
あなたがしたことがあきらかになったら
マスコミが食いつく。
道木怜南の写真が出回る。
あなたは、刑務所に入ればいい。
でも、あの子は違う。
好奇の目にさらされて
施設に入れられるかもしれない」と煽る駿輔。

「私にどうしろっていうの?」
この人にちょっとお願いすればいいんだ。
お母さん、1000万円用意してって」
駿輔が開いて見せたページには籐子が載っており・。

奈緒が学校にいくと教室から継美が折り紙の飛行機を飛ばす。
その飛行機は、桃の家で奈緒の箱に残されていた飛行機と同じ形のものだった。
継美と一緒に羽菜も居り、奈緒は、目を見開き・・。

※※
羽菜が、どうやって継美を学校に行かせることができるのか
注目でしたが、夫のDVなどで身元を明かすことができない母子のために特例があったのですね。
このことを知っていた羽菜は、もしかして、自分も似たような
境遇だったのかも?知れません。

奈緒は、懸命に母親役から母親になろうとしてます。
継美が学校に通えるよう偽装するため、自分の顔を殴って
痣を作ってきたことには、とても驚きました。
しかし、犯罪者という事実は、消えません。

奈緒と継美のもとに、駿輔がかぎつけ、金銭を要求してしました。
奈緒は、秘密を守りきれるのか。
駿輔の目的は、本当に金銭なのか。

そして実母である羽菜のことに気づくのも時間の問題です。
桃の家で、箱に入っていた、奈緒が実の母から持たされていたものは、白い折跡のついた折り紙でした。
奈緒は、折筋をたどり折ってみると、それは飛行機の形。
そして、その同じ飛行機をまた、目にすることになります。

信頼できる人と思っていた羽菜が、実は実母だから(引け目から)影ながら協力していた事実というのは、皮肉でもありますね。

その事実を知った奈緒はどうなるんでしょうか。
育ての母である籐子にも伝わってしまうのでしょうか。
見るたびにストーリーに引きこまれてしまいます・・。


引用元…Mother 公式HP
Mother Wikipedia

視聴率
11.8→12.0→12.8→10.0

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
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主題歌
hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

関連記事
Mother 第一話
Mother 第ニ話
Mother 第三話

キャスト
鈴原奈緒(35) - 松雪泰子
鈴原家の長女。小学校の教諭。
藤吉駿輔(33) - 山本耕史
雑誌「週刊サプライズ」の記者。健輔の弟。
鈴原芽衣(26) - 酒井若菜
鈴原家の次女。
鈴原果歩(22) - 倉科カナ
鈴原家の三女。
道木怜南≪鈴原継美≫(7) - 芦田愛菜
奈緒の教え子。
道木仁美(29) - 尾野真千子
怜南の母親。離婚後に真人と付き合う。
浦上真人(29) - 綾野剛
仁美の恋人。
木俣耕平(22) - 川村陽介
果歩の彼氏。
袖川珠美(36) - 市川実和子
大学病院の医師。
加山圭吾(33) - 音尾琢真〔TEAM NACS〕
芽衣の婚約者。
藤吉健輔(38) - 田中実
大学の准教授。駿輔の兄。
鈴原藤子(55) - 高畑淳子
鈴原三姉妹の母親。
望月葉菜(55) - 田中裕子
理髪店「スミレ」を経営している。

スタッフ
脚本 - 坂元裕二
演出 - 水田伸生、長沼誠
音楽 - REMEDIOS
サウンドデザイン - 石井和之
VFX協力 - 日本映像クリエイティブ
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 次屋尚、千葉行利
制作協力 - ケイファクトリー
製作著作 - 日本テレビ


posted by まりこ(^▽^) at 21:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年(4月〜6月) | Edit

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