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2010年04月22日

Mother 第二話「居場所のない二人」

奈緒(松雪泰子)は家庭で虐待を受けている怜南(芦田愛菜)を救うため、海難事故で死亡したよう見せかけて怜南を連れ出し、夜行列車で室蘭を後にする。
奈緒は怜南の母親になる決意をし、"継美(つぐみ)"という新しい名前も付けた。
だがテレビや新聞がさかんに「小1女児、海で行方不明」と怜南の事件を報道し、奈緒は気が気でない。

さらに途中下車した宇都宮で奈緒は、トイレにいく怜南に付き添っていた隙に荷物を盗まれ、現金やカードも失ってしまう。
警察に届けることもできず途方に暮れる奈緒は、ある思いをもって、かつて訪れたことのある児童養護施設「桃の家」に向かう。
しかし久々に訪ねた「桃の家」はすっかりさびれ、なかには少し呆けた様子の人のいい老婆・桃子(高田敏江)がひとり住んでいるだけ。
継美と仲良くしりとりをする桃子に泊まっていくよう勧められ、奈緒は一晩世話になることにする。

いっぽう室蘭では怜南の捜索が続いていた。
事件を取材する雑誌記者の駿輔(山本耕史)は、大学教授である兄(田中実)を通じて顔見知りだった奈緒が、怜南の担任だったことに驚く。
駿輔は奈緒が事件直後に小学校を辞め、兄の推薦した大学への就職も断って姿を消したことを不審に思う。
さらに駿輔は娘が行方不明なのにも関わらず、夜間に化粧して出かけていく怜南の母親・仁美(尾野真千子)の行動も怪しんでいた。

奈緒は、桃子らが寝静まったあとで
養護施設で使っていた日誌を引っ張り出す。
『今日奈緒が言った。
私はお母さんにはならないの
子供がかわいそうだから
生まれるのがかわいそうだから
絶対にお母さんにはならないの
この子のために何もしてあげられないのか』
と書かれていた。

テレビの報道を見る継美。
母・仁美が心配してる様子が報道に流れていた。
「間違ってる。今の人。間違ってるよ。
怜南ちゃんのママは祈ってない。
怜南ちゃんのママは、怜南ちゃんの帰りを待ってないよ。
変なこと言うね。
お風呂入ってくるね」という継美。
奈緒は、そんな継美を抱きしめた。

翌朝。
継美と桃子は、花が咲いているところに
一緒に出かけていく。
奈緒は、冷蔵庫が空になってしまい
ポストに入っていたピザのチラシで注文しておくと
約束した。

そんななか桃子の家に警官がやってくる。
動揺する奈緒に警官は、桃子の家が立ち退きをせまられていること、さらに一人暮らしの桃子は市が用意した施設に移されることを話す。

奈緒は帰ってきた継美に説明し、すぐにここを出ようとする。
しかし、無邪気に「桃子さんも連れて逃げよう」という継美に、奈緒は「そんなことできるわけないじゃない」と声を荒げてしまう。
そんな奈緒に、継美は
「先生。」
「お母さんでしょ」
「私も置いていって」
「何言ってるの?」
「大丈夫だからここにきたんでしょ
大丈夫大丈夫。
先生、我慢しなくていいよ」
継美は、桃子と楽しそうに花を植える。
奈緒は、桃の家から飛び出してしまう。

奈緒は一人、ここに来るまでのことを思い出す。
『私、あなたのお母さんになろうと思う』

ふと「ママお腹すいた」という子供の声を聞き
奈緒は我に返り、ピザのチラシを持って戻る。

桃の家では、すでにご飯を食べたあとがあり
桃子が継美に食べさせていた。

昔のように子供たちの名前を呼び「おかわりしなさい」と
呼びかける桃子に
奈緒は「奈緒です」と名乗る。
すると桃子は「奈緒ちゃん。お帰り。
手を洗いなさい」と昔のように微笑む。

「継美知らない?」と聞くが
桃子は、継美のことがわからない。

奈緒は、愕然としつつも
「私だって精一杯やってるのに
あの子のために母親やっているつもりなのにこれ以上どうすればいいの?」と
愚痴をこぼしてしまう。

すると桃子は、「継美ちゃん足が痛いの。
痛くて歩きづらいの」と言い出す。
「嘘・・そんなこと一言も・・」と驚く奈緒。
桃子は、一緒に花を見に行った際に、継美が足が痛いのを我慢して
靴を履いていたことに気づいたのだ。
「桃子さんあの子のことわかってない。
あの子言いたいことあれば言うし」

「奈緒ちゃんだってそうだったのよ
奈緒ちゃんが桃の家に来たとき
お菓子我慢したでしょ?
テレビ我慢したでしょ?
ほんとのお母さん我慢したでしょ?
どうしてだった?」と桃子。
奈緒は思い出す。
「・・一度捨てられたから・・
また、もう一度捨てられるのが怖いから・・」

「でも私、我慢なんかしてなかったわ
だって桃子さん全部わかってくれたから
あの時、みんな靴のサイズも全部わかってたから」
桃子は16.5とつぶやき・・・。

奈緒は継美を探しにいくと、そこは一面黄色い菜の花畑だった。
「お花屋さんになって、桃子さんと暮らすの」と独り言のように言う継美。
奈緒は、赤い靴を買ってきた。
「履いてみて」
「また、お金減っちゃったね」と継美。
「今度はお花畑で稼がなくちゃね。
桃子さんと一緒に暮らそう」
「いいの?」目を輝かせる継美。
「なんとかするわ。
あの家がだめなら、今度は桃子さんも誘拐しちゃおう」
「誘拐だ!」と笑う継美。

桃の家に二人が戻ると、ちょうど桃子が連れて行かれるところだった。
奈緒と継美は、物音を立ててしまう。
桃子は「チュースケ?」とネズミのおもちゃの名前を呼ぶ。

警察らは、「おもちゃでしょ。取りにいかせてください」といい
桃子は奥から、顔だけをのぞかせ
小さな声で
「外へ出て来ちゃだめよ
怖いおじちゃんがいっぱいいるからね。
ばいばいね。
継美ちゃんありがとね。
楽しかったよ。
お花うれしかったよ
たくさんうれしかったよ
でも、ばいばいね。
奈緒ちゃん、奈緒ちゃん
ありがとね。」という。

奈緒は「ごめんね・・何もしてあげられなかった・・・」と
涙をこぼす。

「奈緒ちゃんがお母さんになった。
奈緒ちゃんがお母さんになれた」

「なれたよ・・」と奈緒

「奈緒ちゃんがお母さんになった。ありがとね
ありがとね・・」

警察が「野本さん行きますよ!」と連れて行く。

「チュースケ!
ばいばいチュースケ!」

桃子は、連れて行かれる。
必死に涙を流しながらこらえていた奈緒と継美だが
継美が飛び出してしまう。

車は行ってしまったあとだった。
「桃子さーん!
どこいったのー!
行かないでー!桃子さーん!」
泣き叫ぶ継美・・。

夜。
眠る継美の目には、涙の跡があった。

『ほんとのお母さん我慢したでしょ?
どうしてだった?』

奈緒は、施設で使っていた箱を開ける。
健太くんの箱には母子手帳が入っていた。
隣の自分の名前の箱には、
白い折り紙で折ったものが
広げられて入っていた。

これは、何か意味がありそうですね。

その頃、葉菜は病院にいた。
医師に「あなたわかってるんですよね?
自分の体のこと」と
声をかけられる。

奈緒の母・籐子は、娘たちから
奈緒が学校を辞めていたことを知る。
おととい、奈緒が東京駅で電車に乗っていたのを見かけた人がいることから
籐子は、東京にいるのではと思っていたが
「友達のあてがなかったら、うちしかないよね」という娘の言葉から籐子は、なにやら思い出し・・。

奈緒と継美は、バスを待っていた。
バス停にあるツバメの巣を見る二人。
「お母さんはどうして鳥が好きになったの?」と聞く継美。
「子供の頃からずっと好きだった気がする」という奈緒

葉菜は、鳥を見に来ていた。
「葉菜ちゃん毎日来るなら飼ってあげなさいよ。
うちの子は長生きするわよ」という店主。
「そう長生きなんだ。またくるね」という葉菜。

葉菜は、籐子から電話をもらう。
「ここにですか?
来ておりません。
もちろん、電話したことも会いにいったことも・・」という葉菜。
葉菜は、今からお会いできませんかと籐子を誘う。

葉菜と籐子が会う。
籐子は
「もちろん約束は守ってくれてるわよね?」と
念を押す。
「あの子のことは、私とあなたの秘密
うちの子たちにも実の姉だと言っている」と籐子。

葉菜は、見に行ったりもしてませんという。
「ひょっとしてって思ったから。
電話でも言ったようにね、奈緒と連絡が取れないの」
「そうですか・・」
「電話しても出ないし、・・うん、そういうことはたまにあったの。
でも、今回は何の連絡もなく引っ越していて」
「そうですか・・」

「あなたにいちいち報告することじゃないわね。
私に用事あった?」
葉菜は、新聞記事を見せる。
それは北海道で30代の身元不明の遺体の記事だった。
籐子は、列車で乗ったところを見た人もいるし
東京のどこかにいるはずだと言った。

葉菜と籐子は別れる。

奈緒は、「おばあちゃんの会社に行ってくる。
ここで待っていられる?」と継美に言い聞かせる。
「うん」と継美。

奈緒は、歩いていくと葉菜とすれ違う。
奈緒は、まったく気づかなかったが
葉菜は、しばらく歩くと
「よかった・・よかった・・」と奈緒のことに気づき
胸をなでおろした。

奈緒は、籐子に電話をする
「今近くにいます。これから行きます」と連絡する。

反対車線から
継美が「おかーさーん!」と
うれしそうに手を振る。
奈緒も笑顔で振り返す。
その様子を葉菜は見つめ・・。

※※
今回も胸がいっぱいになってしまう場面がたくさんありました。
特に、ちょっと痴呆が入ってしまったかに思えた桃子さんとの
やり取りが素敵だったし、泣けましたね。

奈緒は、ここで桃子さんの母性に触れ
また、自分の母親に対する根本的な思いを
思い出すことができたのだと思います。
『私はお母さんにはならないの
子供がかわいそうだから
生まれるのがかわいそうだから
絶対にお母さんにはならないの』という幼い頃の奈緒。
でも、それは裏返しの感情で
『ほんとのお母さん我慢したでしょ?
どうしてだった?』
『・・一度捨てられたから・・
また、もう一度捨てられるのが怖いから・・』
奈緒の幼い頃のトラウマが見えた気がします。

そして桃子さんとの別れ。
桃子さんは、奈緒がお母さんになれたことを
喜んでましたね。
たとえ血が繋がらなくても、偽装だったとしても
絶対にお母さんにならないと言っていた奈緒を
気遣っていた桃子さんにとっては
とてもうれしかったのだと思います。

奈緒と怜南は東京へ。
今度は奈緒の実母と思われる葉菜との
絡みがでてきそうですね。
どうやら、奈緒は、葉菜のことは知らない様子。
そして、籐子と葉菜との間で交わされている秘密とは。
怜南と奈緒の行く末に目が離せません。


引用元…Mother 公式HP
Mother Wikipedia

視聴率
11.8→12.0

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
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主題歌
hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

関連記事
Mother 第一話

キャスト
鈴原奈緒(35) - 松雪泰子
鈴原家の長女。小学校の教諭。
藤吉駿輔(33) - 山本耕史
雑誌「週刊サプライズ」の記者。健輔の弟。
鈴原芽衣(26) - 酒井若菜
鈴原家の次女。
鈴原果歩(22) - 倉科カナ
鈴原家の三女。
道木怜南≪鈴原継美≫(7) - 芦田愛菜
奈緒の教え子。
道木仁美(29) - 尾野真千子
怜南の母親。離婚後に真人と付き合う。
浦上真人(29) - 綾野剛
仁美の恋人。
木俣耕平(22) - 川村陽介
果歩の彼氏。
袖川珠美(36) - 市川実和子
大学病院の医師。
加山圭吾(33) - 音尾琢真〔TEAM NACS〕
芽衣の婚約者。
藤吉健輔(38) - 田中実
大学の准教授。駿輔の兄。
鈴原藤子(55) - 高畑淳子
鈴原三姉妹の母親。
望月葉菜(55) - 田中裕子
理髪店「スミレ」を経営している。

スタッフ
脚本 - 坂元裕二
演出 - 水田伸生、長沼誠
音楽 - REMEDIOS
サウンドデザイン - 石井和之
VFX協力 - 日本映像クリエイティブ
チーフプロデューサー - 田中芳樹
プロデューサー - 次屋尚、千葉行利
制作協力 - ケイファクトリー
製作著作 - 日本テレビ

posted by まりこ(^▽^) at 21:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年(4月〜6月) | Edit

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コメントありがとうございます。
起こし、ありがとうございます。
見てないのに、読んでるだけで、泣けてきます。
3話も見られるか?わからないのですが……
Posted by ごんべ at 2010年04月23日 15:11
ごんべさんへ
いつもありがとうございます。
逃げ続けている奈緒と継美ですが
今後どうなっていくのかなかなか読めません。
ただ、継美の純粋さや優しさにこれからも
泣かされてしまいそうです・・。
Posted by まりこ(^▽^) at 2010年04月23日 17:11
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