Top 白夜行 >白夜行 第九話 「こぼれ落ちた過去」
2006年03月12日

白夜行 第九話 「こぼれ落ちた過去」

『オレは、幸せだったからいつ死んでもかまわないと思ったんだ』

2004年冬。
亮司は、ゴミ置き場で倒れていた。
典子が亮司にお湯を飲ませる。
「胃は、怖いのよ
もしかしたら胃潰瘍の可能性あるんだから。
病院いったほうがよくない?
タクシー呼ぶから」と心配する典子
「大丈夫そうなので」と亮司は立ちあがって歩く
「ねえちょっと!」

亮司は、『笹垣探偵事務所』に行く。
事務所の郵便受けには、、新聞がたまっていた。
亮司は、管理人に鍵をなくしたので入れないと連絡する。
笹垣の部屋は、殻だった。
カレンダーを見て、11月23日から30日まで留守なのを確認する。

笹垣は、篠塚から江利子の結婚した報告のハガキを見せられ
江利子が受けた暴行事件のことを調べてほしいと頼まれていた。
「わかりました。1週間ほどいただけますか?」と笹垣
「笹垣さんは、彼とどういう関係なんですか?」と篠塚
「それはわからん・・」という笹垣だった。

笹垣は、江利子に会いにいく。
名刺には、探偵・ライターの文字が書かれていた。
笹垣は、唐沢雪穂さんの特集をするのに取材をすることになったが
妙なうわさが立ってと話しを切り出した。
「以前唐沢雪穂さんとあなたが目撃なさった暴行事件は
唐沢雪穂さんの生い立ちについて広まり
それを仕掛けた張本人に暴行事件を仕掛けたといっていた人おりますよね?」と聞く
当時の新聞記事も見せた。
「女子高生の妄想ですよ」という江利子
「不思議な手口だったらしいな」と
暴行写真が送られたが、強姦された形跡がなかったことから
口封じの可能性が高かったらしいと笹垣は続ける
「そこまでは知らないんで・・」と江利子
江利子は、自分の過去に起きた出来事を思い出し、カップを持つ手は震えていた。

笹垣は、考える。
礼子が以前雪穂について「気になる人は いるみたいですけどね」というセリフを思い出す。

雪穂のところには、礼子がきた。
礼子は、雪穂が離婚したことを心配して来たのだ。
「なんか怒ってるよね?なんかあったの?」
「なんかあったのはあんたのほうやん
向こうのお母さんから連絡あって
このたびはこんな結果になってって
寝耳に水もええとこや」

「落ち着いたらちゃんと言おうと思ってたんだけど」
「元気そうやな」
「それ心配して来てくれたの?」
「半分はヒルズ見物みたいやけどな」

雪穂と亮司がお互いの報告をする。
自分のところに礼子が来たのは、離婚のことを心配してのことだった。
そして、亮司も篠塚が笹垣に頼んだのは、高宮のことじゃなく
江利子がらみだったと話す。
雪穂は、私のせいだと心配するが
亮司は、笹垣はなんとかするから店を守るように雪穂に話す。

『幽霊みたいなもんだから』といっていた典子の言葉を思い出す。

亮司は、惣菜を買っている典子を見かける。
「夕べはありがとうございました」と声をかける。
「よかったら一緒に食事でもしませんか?」と誘う。

二人は、近くの公園へ
「典子さん病院の薬剤師やってるんだ」
「手に職つければい生きていけるっていうけど
行き遅れちゃった」と笑う。
「雄一くんは?」
「システムエンジニア。今日でやめちゃったけど
小説書こうと思って」
「どんな小説?」
「幽霊の話し」

「幽霊?」という言葉に反応する典子
「昔不倫してたことあって その時自分が幽霊みたいだと思ったことあるの」
「そう・・」

笹垣は、記録したノートを頼りに考える。
藤本都は、暴行にあいながらも届けは出さなかった。
江利子もまた、そこまで知らないとおびえる
「なんでもかんでも強姦だ。なんでだ・・・」
・・悪人の成仏のだめなれば・・と唱える。

典子は、亮司に自分のうっぷんを吐き出す。
「一緒になるって信じて金まで貸してたのよ300万!」と典子が叫ぶ
公園でビール缶をならべる

「寒くない?・・寒くない?典子さん」と亮司は声をかける。
「寒い」と典子は笑顔を見せる。

『なぁ、雪穂
こぼれ落ちた過去の断片をすべて拾い集めるのは無理だから
拾うやつを消そうと思ったんだ
いつか海へ出る あなたの未来のために』

亮司は、典子の部屋に泊まる。
雪穂は店の窓を開ける。

帝都大学病院
(典子が勤めている病院)
「そのまま同棲しちゃったの?」と同僚
「昼間何してるの?」
「うちで小説でも書いてるんじゃない?」という典子だった。

典子の部屋では、亮司は、典子の日記をみつけていた。

同僚は、典子の同棲相手を
「泥棒だったり。知らない間に姿消されてたり」と脅す。
典子が急いで帰ると亮司は、ノートパソコンを開き小説を書いていた。

亮司は、小説のネタで薬のことを調べているという。
典子は、教えてあげるよというが
亮司が調べているのは、青酸カリだった。
小説のトリックで使うと聞くと
「そうだよね・・」と答える典子。

礼子は、雪穂と高宮の離婚のことについて書かれたものを
目にする。
「ブティックって大変なんだね
家賃浮いた分人雇えやないの?」と礼子
「来年には、もう1店舗だしたいの
もう店しかないからね」と答える雪穂

典子は、青酸カリについて説明する。
「青酸カリはそれ自体は、安定した物質なの
胃の中に入って青酸ガスを発して毒性となるの」
「飲み物に混ぜて飲ますとか」
「独特の匂いがするし 舌もしびれる」
「ガスを発生させて吸わせるとか」
「犯人が先に吸って死んでしまう」と可能性を否定する。

「雄一くんあたしの体好き?」
「好きだよ」
「じゃなんでイカないの?
たまたまかと思ったけど ずっとだよね?私じゃだめってこと?」
「典子さんだけってわけじゃないよ 今までだってそうだし」
「できたことないってこと?」
「あるよ。一回だけ 絶対妊娠しない相手。」

亮司は、花岡夕子を死姦したことを思い出す。

「男?」
「男じゃないよ。冷たい人だったけど」
「冷たい人が好きなの?M系?」
「好きな人じゃない
「好きな人とは?」
「何もできなかった」
「それ、治したほうがいいんじゃないの?」
「きっと残すなってことなんだよ オレの遺伝子なんか」
「なんで?」
「ろくでもないから」

笹垣は、菊池のところを訪れていた。
「なんで強姦なんかと思うてな
あんた桐原にハメられたって言ってただろ
だけど君ハメるには、手が込んでいたと思わないか?
あいつ、君になんか恨みでもあったんか?」

「それはわかりませんけど
オレ、桐原のこと脅しててたんですよ
あん時は言えませんでした・・
写真なんですけど
秋吉雄一おじさんの風景写真。
写っていたのは、桐原のおやじと女の子だったんです。
桐原はおやじの隠し子だって言ってましたけど
想像することは一つじゃないじゃないですか」
「その女の子は、もしかして・・」と笹垣は、雪穂の小学生のころの写真をみせる
「後ろ姿だったんで・・」と菊池

笹垣は、弥生子の元へ。
弥生子は、泥酔してカウンターにうつぶせになっていた。
「おい、聞きたいことあんねん。
旦那の相手、西本文代じゃなくて、娘のほうやったんやろ
息子はそれ知っとったんか
誰にも言われへんのは、苦しいやろうな」と笹垣
「気かわったら電話してくれや」と弥生子に名刺を渡し店を出る。

雪穂の店ではダイレクトメール作りに追われていた。
同僚のりょうこに今度は、ついたころを見計らって
電話をするように話しをしていた。
そこに礼子が現れる。
「どうしたの?」と驚く雪穂
「帰るまえに売り上げに協力してあげようと思うてな」と
礼子は、微笑んだ。

雪穂は、礼子を送っていく。
「お金払うたのに・・」
「新幹線代だよ」と雪穂。

「ひとつだけ聞いてもええ?
あんた、中絶して、それがもとで子供できへんってほんま?
ほんまなんか?」
「でも、それでよかったと思ってる
やっぱりあたし自分の子供愛せないと思うし
その代わりっていうのもなんだけど
店育てていこうかなって ごめんね」

「なんか、初めてあんたの本音聞いたような気がするわ
私も子供できへんかったし、なんや妙なとこでつながってるみたいやな
これ、こちらで教室開いている先生の
なかには、ぎょうさんお金持ってる人もいてはる。
頑張りなさい。それがあんたの生き方なんやったら」と礼子は、リストを渡す。

雪穂は、そのことを亮司に報告する。
「お母さんそんな話ししたの。
あんな風に言ってくれるとは思わなかったから」
「子供ができないっていうのは?」
「ほんとだよ。昔あんまり具合悪いから病院行ったら自然な妊娠は無理だって」
「高宮のときは?」
「偽造した」
「昔のことと関係あるの?」
「どっちでもいいよ。それ聞いた時、私ほっとしたんだから
・・ごめんくだらないことしゃべって 今どこにいるの?」
「メモリックスにいるよ」
「ほんとに平気なの?」心配する雪穂
「なんだかんだいったってあいつ刑事じゃないから
案外そのままかもよ」と亮司
「あたしがんばるからね 亮」

雪穂も亮司も身体的にダメージがあったんですね。
亮司は、花岡夕子の一件からできなくなってしまったんでしょうか。
(父親と雪穂のこともあると思いますが)
雪穂は、過去のことが原因ですよね・・。


亮司は、公園にいた。
「あんたか これ買ってくれるって人か」と男が近づいてきた。
男が持ってきたものは、硫酸のビンだった。

亮司は、典子に本物の青酸カリが見たいと言い出す。
「典子さんのところあるだろ」
「なんでわざわざ薬で殺すの?
普通の無色の粉末だよ。アーモンドの匂いがして」と
典子は、いい顔をしない。

「いいよ他の人に頼むから
昔いた会社のルート探すし
ペットは飼うけど面倒なのはごめんってタイプ?
大事なのは自分だけ?」と亮司が煽る
典子は、出かけてしまう。
「聞きすぎたかな・・」とつぶやく亮司だった。

典子は、コンビにへ
ある親子のの姿が目に入る。

亮司が気づくと、
帰ってきた典子は、大量の食べ物を食べトイレで吐いていた。
「どうしたのこれ」
「うるさい!」と典子が怒鳴りつける。

『もう明日は笹垣がが戻ってくる日だった
いざとなったら計画を変更すればいい話だった』
ハサミを持つ亮司
『おれはもうリアルな死を感じるのが嫌だった。』

典子は、青酸カリを持ってくる。
「保管庫には別のもの置いてきたし
まず 触る人がいないから。ほんとに見るだけだからね」
「怒ってたんじゃないの?」
典子は、自分が過食に走る原因について話す。

「あたし子供を堕ろしたことあるの 前の不倫相手。
あたし一人で経済的に育てられなくもなかった。
ただ、子育てで苦労したり生活レベル下げるのが嫌だった。
雄一くんの言う通り、自分が一番大事だった。
だいぶおさまったけど食べちゃうの
亡くなった子供を詰め込むみたいに こんな今でも
嫌なんだけど自分ではどうしようもない
だからね、信じることにした」
「え?」

「何があったか知らないけど
雄一くん ものすごく後悔してることあるんじゃない?
だから他人と命をつむいじゃいけないって体が連動してるんだよ
本気の後悔だと私は思う。
もう後悔するようなことはしないって 信じてもいいんじゃないかって
あたしも信じててほしいの ペットだと思ってほしくないし
手でも口でも いくらでも汚してあげるよ」と亮司のズボンを下ろそうとする。

笹垣は、礼子の元へ。
「雪穂はいませんけど」
「ひとつだけお伺いいしたいことあるんですけど
昔雪穂さんには気になる人がいるといってましたけど」
篠塚一成さん言う人じゃないですか?」
「大学のサークルの先輩だったらそうかもしれません。
それでいいですか?」と礼子
笹垣は、そのまま帰るが礼子は、あとから追いかけてきた。

「あの、ほんまにええかげんやめてくれませんでしょうか。
あの子、やっと自分らしく生きられるようになったんです。
少しは、本音も言えるようになってきましたし」
「本音ですか」
「自分の子供を愛する自信ないって」
「どうしてそこまで自分を嫌うんでしょう」
「母親があんなことしたからでしょう」
「ほんまにそれだけでしょうか」
笹垣は、帰っていく。

そこに「どうかしたんですか?」と近所の人がやってくる。
「お好きだったでしょ?」とサボテンを持ってきたのだ。
庭には、すでに6個のサボテンが植わっていた。

礼子は、雪穂に電話する。
「雪穂」
「なに?」
「なんでもないの。元気?」
「今お母さんのリスト使わせてもらってる」という雪穂
「そう・・」
「どうしたの?」
「なんでもないの。ちょっと声を聞きたかっただけよ ほなな」と
電話は切れた。

典子と雄一は二人ベッドに横たわっていた。
「典子さんのせいじゃないよ」
「なんでだめなのかな」
「手だよ。手が小さい」
「手?」
「子供の手みたいじゃない」
「雄一くんの手だって小さいよ」
二人手をつないで横たわる
「焦ることないよね
明日もあさってもあるしね」

亮司は、雪穂と手をつないだことを思い出す。

「罰なんだよ」
「なんの?」
「なんだろ。いろいろありすぎて・・また明日。」

『それはきっとあの日父親を殺した罰
雪穂を置き去りにした罰
その小さな手から未来をうばいとった
暗闇の中間違いながら
雪穂がやっとつかんだ明日を
もう二度と失わせるわけにはいかないんだ』

亮司は、そっと典子手を離し、典子の腕をを布団にしまう。
翌朝、部屋には、亮司と青酸カリのビンがなかった

礼子は、庭にサボテンを植えるのに土を掘り起こすと
あるものに気づき気分が悪くなってしまう。
『私はちゃんと幸せになる。
店育てていこうかな』
礼子は、雪穂の言葉を思い出す。
夢中でサボテンを植え、戻ろうとすると礼子は、倒れてしまう。

亮司は、青酸カリを持って笹垣のアパートへ来ていた。
そこに、雪穂からの電話がくる。
「亮、お母さんが倒れたの。発見したのは、生徒さん
あたしの知らないサボテンがひとつ増えてる」
「それって・・」
「今は、意識不明だから 大丈夫。そう祈ってて」
亮司は、急いで笹垣のアパートから立ち去る。

笹垣は、家に戻る。
鍵は、かかっておらず、異変に気づく。
「やっと遊びにきたか・・」とつぶやく笹垣だった。

青酸カリは、使われなかったようですね。
もしかしたら笹垣を・・と思ったのですが・・。
(それじゃ終わってしまいますね)


篠塚は、ある履歴書を持ってきていた。
高宮から東西電装のデーターがぬすまれたことで調べたという。
その履歴書の顔写真を見せ
「その男、桐原亮司ですよね?」と確認する篠塚
篠塚は、「取引したのは、唐沢じゃないでしょうか」と聞き
システム部で調べてもらったと話す。

笹垣は、「まず二人がやったとみて間違いないと思います。
二人の手口には、特徴がある」と話し
川島江利子に話したところ、とても動揺していたことから
うすうす感じていただろうという。
「理由は?」と聞く篠塚に
「唐沢雪穂はあなたが好きやったんです」と笹垣
あまりびっくりしてない篠塚の様子を見ると
「ひとつの可能性とは考えたことありましたから
ただ、目的がわからないんです
江利子を傷つけてもオレの気持ちが変わるわけない
普通に接していれば」

「ただ傷つけたかっただけかもしれないな」と笹垣
「そのためにわざわざ強姦ですか?」
「それが人間の魂を奪う確実な方法だと思ってるんでしょう」
「魂をうばう?」
「同じ目にあったっことがあるんです」
「誰にですか?」
「11歳のとき、桐原亮司の父親に。
多分母親に売られたんでしょうな
11歳の女の子には、売春も強姦も同じものでしょう」
「桐原亮司はそのつぐないをしたってことですか?
父親と同じことを江利子にするってことですか?
それだけでは説明がつかない
唐沢が桐原亮司を守ってるように思う。
普通だったら共生する意味がない」と篠塚

「もうひとつ欠けとる・・
それは確証がえられないので」と言葉を濁し
「お願いがあるんです。
彼らの趣向には特徴があるんです。
自分たちの真実に触れた人間には死を与えるんです。」

ついに笹垣は、二人の原点に触れてきました。
雪穂が強姦ばかりさせるのは、魂を奪う確実な方法だと
思い込んでいるところ。
自分の過去に受けた傷のせいなんですね・・。


病院
「お母さん・・」とベッドに横たわる礼子のそばに雪穂がいた。
礼子の口には酸素マスクがかかっていたが 礼子が外す。

「庭のあれ、なに?」
「あれ?」
「しらばっくれるのもいいかげんにし
一生懸命隠してたやないの
あんた、ほんまのお母さん殺したんか
あの人は関係あるの?
言うてくれたらよかったのに
あんたなんにも言わへんから
しんどかったやろ
堪忍な 気づいてあげられんと
もっとちゃんと気づいてあげんとな
あんたもいわれへんやな
でもな あんたのいてるとこ生き地獄いうねん
ほんとは、もっと楽しいねんよ 笑うたり怒ったり
泣いたり 遠慮なんていらんのよ
損してるのあんた大赤字や 
自首し。
長生きするから 待っててあげるから
あんたの帰るところいつでもあるんやから」

雪穂の目から涙がこぼれる

「一人じゃないから・・一人じゃないから
行くわけにもいかないの
戻るわけにもいかないの」
「白い花の幼馴染か」
「ごめんね・・お母さん」

雪穂は、母親を殺す時にガス栓をぬいたように
チューブを引きちぎろうとするが
その手を亮司が止める。
「二度目は、なしだよ 行って
どうせできないだろ 行けって」
雪穂は、病室を出る。

真文は、ホームページの掲示板の書き込みを読む。
『どうか、子供たちに本当の罰は 心と記憶にくだされると
伝えてください。
飲み込んだ罪は、魂を蝕み、やがてその体さえ 命すら食いつくす
どうかその前に どうかその親たちに伝えてください』
投稿者は、幽霊からの遺言だった。
 
病室の外に出た雪穂は、廊下の公衆電話からりょうこに
電話をかける。
「今夜が峠なの。ちょっと疲れちゃって
話ししててもいい?」

真文は、小学校に連絡し、卒業証書を預かっているからと
亮司の住所を聞き出し、弥生子の店へ向かう。
「桐原亮司くんのお母さんですか?
息子さん今どうしてますか?あたし心配で
私あの子大好きだったんですよ」

泥酔した弥生子だが
真文の言葉に反応する
「いい子だったでしょ?
かしこい優しい子だったでしょ?
殺したんです
あたしが、あの子殺したんです・・」

亮司は、礼子がつけられている
装置を止める
「白い花の子か あんた
二人して、そのざまか あわれやな」
「正しいことなんて言われなくてもわかってるんです」

亮司は、チューブに手をかけた。

雪穂には、礼子の言葉は届かなかったですね。
それがまた悲しい。
笹垣が言うように、自分たちの真実に触れた人物を
また死に至らしめてしまいました。
でも、手を下したのは、亮司なんですね。
雪穂は、廊下でりょうこと電話することでアリバイを作っていたようです。
用意周到というか、人を殺すことに抵抗を感じなくなっているのかもしれないですね。

笹垣は、確実に亮司と雪穂に近づいています。
そして、真文は、掲示板の『幽霊』が亮司だとわかったようです。
真文の動きは、亮司を救うことができるでしょうか。
それとも、笹垣に感づかれてしまうのが先か・・
ちなみに、この真文は、ドラマオリジナルです。
一人でも、亮司や、雪穂のことを心から心配してくれる人がいるというのが
今は、救いだったりしますね・・・。


ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
TV DramaRanking

【キャスト】
桐原亮司 (山田孝之)
(幼少時代の亮司 泉澤祐希)
唐沢雪穂 (綾瀬はるか)
(幼少時代の雪穂 福田麻由子)
松浦 勇 (渡部篤郎)…亮司の過去を知り、亮司を操る→死亡
篠塚一成 (柏原 崇) … 篠塚製薬の御曹司
古賀久志 (田中幸太朗) …笹垣とコンビを組む刑事→死亡
園村友彦 (小出恵介) …亮司の裏ビジネスに手を貸す。

唐沢礼子 (八千草 薫)…雪穂の養母

西口奈美江 (奥貫 薫) …大都銀行員 亮司の裏ビジネスに手を貸す→死亡
川島江利子 (大塚ちひろ) …雪穂の親友
高宮 誠 (塩谷 瞬) …ソシアルダンス部の副部長。後の雪穂の夫
三沢千都留(佐藤仁美)…高宮が思いを寄せる女性
栗原典子 (西田尚美)…『秋吉雄一』と同棲する女性

桐原洋介(平田 満)…亮司の父→死亡
西本文代(河合美智子)…雪穂の実母→死亡

桐原弥生子(麻生祐未)…亮司の母
谷口真文 (余 貴美子)…雪穂と亮司が通った図書館の司書

笹垣潤三 (武田鉄矢)…亮司と雪穂を追う刑事

関連記事・・
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
第七話
第八話

視聴率・・14.2→13.4→11.0→10.7→11.8→10.7→12.3→12.3→12.0
こういう話は、好き嫌いが別れるのかもしれないですね・・。

原作では、まったく触れ合わない二人。
けれどもある人物によって雪穂と亮司がつながっていく様は、
とてもスリリングです。
原作を見てドラマを見ると、視点が違ってまたよくわかります。
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個人的に『秘密』もお薦めです。
一番最初に読んだ東野圭吾さんの本です。
涙が止まりませんでした・・。
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東野 圭吾
文藝春秋 2001-05

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広末涼子さん主演で映画化もされました。
『秘密』

『白夜行』の続編にあたる本のようです。
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亮司と雪穂をつなぐ本。
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原書です。
英文で読めたらかっこいいですね^^
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主題歌です。
柴崎コウさんの歌声が、また切なくて・・
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posted by まりこ(^▽^) at 03:00 | 東京 ☀ | Comment(11) | TrackBack(21) | 白夜行 | Edit

『どらまにあ』トップへ▲

コメントありがとうございます。
まりこさん、おはようございます。
ついに、唐沢の母に手をかけましたね。
あんなに深い愛情で接してくれたのに。
2人には隙を見せてはいけないのです。
恐ろしいことです。
Posted by mari at 2006年03月12日 05:59
今晩は!
TBありがとうございました(笑)
逆TBをしたのですが、なぜか、文字、ばけばけ!!(前の方も、文字化けしてます!?)

どうも、スミマセン!?
うーん、一体何が!?です。。。
Posted by たまちゃん at 2006年03月13日 19:18
まり子さん いつも詳細なあらすじ尊敬しちゃいます。ご苦労様です。

それから幻夜ですか?なんか読んでみたいなって
思いました。

救いようのない2人かもしれないし、怒りがこみ
あげている人も多いと思いますが、ドラマが終わった後にきっと心の中に何かが残るそんなドラマだと思います。
Posted by アンナ at 2006年03月13日 20:34
まりこさん、こんばんわ。
途中からドラマを見始めた私にとって
最初からのあらすじがわかるなんて・・・
うれしいです(*^_^*)
1つ、質問させていただいていいですか?
サボテン植えてたところには、なにが埋まってた
のでしょうか?
あらすじを読み返しても・・・???です。
よろしくお願いします。
Posted by しほ at 2006年03月17日 04:19
mariさんへ
雪穂と亮司が、礼子にまで手をかけてしまうのが
ショックでした。
二人には、自分の身を守ることが第一でしか
なかったんですね・・。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年03月17日 20:00
たまちゃんさんへ
TBありがとうございます。
文字化けは、気になさないでくださいね!
(たまにあるようです^^)
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年03月17日 20:05
アンナさんへ
いつも読んでいただいてありがとうございます。
更新が遅いのが難点ですm(__)m

「幻夜」は、私も読みたいと思ってます。
「白夜行」も、きっと何かが残る作品に
なりそうですよね。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年03月17日 20:08
しほさんへ
ご訪問ありがとうございます。
庭に埋まっていたのは、ドラマ中ではまだ明らかになってませんが、松浦の死体のようです。
衝撃的ですよね・・・。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年03月17日 20:11
鈍行夜行大垣行きってのがあるですね
珈琲飲もうとしたらお湯が無かった希ガス
Posted by 酢鶏@人工無能 at 2006年03月18日 04:36
ビデオ録画セットを何回か忘れて、最初の部分が分からないことはありました。
検索でここを探し当てて、す〜ごく助かっています。
この機会に「幻夜」を読み返しました。
わたしは絶対「白夜行」の続編だと思います。
この最後もむなしい。
まだ「幻夜」の後も続編ができるようなく気がします。
Posted by みみ at 2006年03月19日 09:47
みみさんへ
ご訪問ありがとうございます。
お役に立ててよかったです。
「幻夜」お読みになったんですね。
私も読む予定です。
「白夜行」から「幻夜」へ
続いていくんですね・・。
読むのが楽しみです。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年03月23日 12:30
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【テレビ】白夜行(第9話)
Excerpt: 亮司が、栗原典子に近付いたのは、青酸カリを手に入れるためだった。 目障りな笹垣をどうにかしたいようだった
Weblog: まぁ、お茶でも
Tracked: 2006-03-12 06:00

白夜行<第9話>
Excerpt: 第9話「こぼれ落ちた過去」。礼子(八千草薫)がついに…。 冒頭での亮司(山田孝之)のナレーション、「過去の断片を拾うやつを消そうと思ったんだ」。
Weblog: のぶひさの日記
Tracked: 2006-03-12 09:42

「白夜行」#9
Excerpt: 先週までは新たな大きな事件を起こすこともなく、わりとゆったりと見ていられたんですが、今週はラストに近づくにつれ急展開。またも重く暗い雰囲気が漂ってきました。
Weblog: 風の便り
Tracked: 2006-03-12 11:10

白夜行 第9話 「こぼれ落ちた過去」
Excerpt: なぁ雪穂、俺は幸せだったから、いつ死んでも構わないと思ったんだ。 栗原典子(西田尚美)から、お湯を貰い、立ち去る亮司(山田孝之)。 鍵屋に鍵を失くしたと鍵を作らせ笹垣探偵事..
Weblog: テレビお気楽日記
Tracked: 2006-03-12 12:09

白夜行 第9話 評価“ラスト一気に泣けたけど・・・”
Excerpt: 今回は、今までのわかりづらかった部分その他を、 キャラに語らせることによって、最終回を前に視聴者に 今までの話から2人の行動とその心理を明確にしておこう という 意図があったかどうかは定かではないけど..
Weblog: ハマリもん
Tracked: 2006-03-12 23:49

PS2ファイナルファンタジーXII(メーカー特典付き)(送/代無料)...
Excerpt: PS2ファイナルファンタジーXII3/16定価8990円(税込)メーカー特典付き(送/代無料)税込8379円(予約特典付)税込7979円ファン待望の超大作RPGいよいよ登場!多くの出会いと冒険を軸に、..
Weblog: AKIBA系ネット
Tracked: 2006-03-13 03:24

「白夜行」の話9
Excerpt: 「白夜行」第九話(視聴率12.0%、平均視聴率12.0%)を観ました。川島江利子(大塚ちひろ)の強姦事件の真相究明を篠塚一成(柏原崇)から依頼された笹垣。正体を偽り、直接、江利子に会い同様の手口と思わ..
Weblog: のらさんのうだうだ日和
Tracked: 2006-03-13 15:25

白夜行 第9話
Excerpt: 第9話 二人はどんどん深みに・・・
Weblog: Happy☆Lucky
Tracked: 2006-03-13 17:05

白夜行 第9話
Excerpt:    gooブログのみなさまへ   TBが飛びません。お返しできずごめんなさい。 *********************     二人してそのザマか。    哀れやな・・・・ ..
Weblog: くつろぎ日記
Tracked: 2006-03-13 17:10

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Excerpt: ????????若????純?<??????サ??? ??????????祉?祉?脂??????? 篆冴??晃????????c????????????????ゆZ?????с??罕???????..
Weblog: ???????常愁????若?
Tracked: 2006-03-13 17:58

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Excerpt: 譏ィ螟懶シ抵シ撰シ撰シ門ケエシ捺怦シ呎律シ域惠シ峨↓謾セ騾√&繧後◆シエシ「シウ繝峨Λ繝槭?檎區螟懆。後?搾シ医?繧?¥繧?%縺?シ臥ャャシ呵ゥア縲ゆサ・荳九?∝、壼ー代?繧ケ繝医?繝ェ繝シ縺ィ諢滓Φ..
Weblog: 縺溘∪縺。繧?s縺ョ縺ヲ繝シ縺偵?譌・險
Tracked: 2006-03-13 19:13

「白夜行」 第9話
Excerpt: 「白夜行」 第9話 【白夜】高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。このドラマに救いはあるんだろうか。根強い闇が、ずっと続く。 薄明すらないんじゃないのか、と..
Weblog: 自己満族
Tracked: 2006-03-13 19:16

??遵??茵????膃???荅
Excerpt: ????????遵??茵????膃???荅宴??荀???障?????????????宴??????ャ?若?????篌???帥??????????????с??鐚???演????吟???????????..
Weblog: ???????????吟????
Tracked: 2006-03-13 19:25

白夜行 9
Excerpt: なんて深い愛なんだろう。 なんて大きな愛なんだろう。 雪穂(綾瀬はるか)のことをそこまで大切に想っていたんだとは。 「帰るとこはいつでもあるんやから」 どれほどの罪を犯したのかは知らずとも、それでも見..
Weblog: ソフトorハード
Tracked: 2006-03-13 19:35

「白夜行」9話〜こぼれ落ちた過去〜
Excerpt: どうか子供達に本当のバツは心と記憶に下されると 伝えてください。 飲み込んだ罰は魂を蝕み、やがてその身体さえ命さえ食い尽くす どうかその前に どうか親たちに伝えてください。 〜幽霊からの遺言..
Weblog: アンナdiary
Tracked: 2006-03-13 20:28

笳冗區螟懆。娯酪隨ャシ呵ゥア繧定ヲ九◆諢滓Φ繧貞ー代@窶ヲ
Excerpt: 縺ッ縺√??妛遨ゅ↓縺輔○縺セ縺?→莠ョ蜿ク縺檎羅髯「縺ク縲よカ吶↑縺励〒縺ッ縺ィ縺」縺ヲ繧りヲ九l縺セ縺帙s縲? 蜈ォ蜊?拷縺輔s縺ョ莠ョ蜿ク縺ク縺ョ險?闡峨?ら・槭r諤昴o縺帙k險?闡峨□縺」縺..
Weblog: Earl Monroe's Diary
Tracked: 2006-03-13 21:57

【白夜行】第9話
Excerpt: どうか親たちに伝えてください。本当の罰は心と記憶に下されると伝えてください。サボテンの下から母は見つけてしまった。見つけた途端、瞬時に何もかも知ったのだろう。雪穂の実の母が何故死んだのか。今まで雪穂が..
Weblog: 見取り八段・実0段
Tracked: 2006-03-13 22:08

白夜行 第9話
Excerpt: 計画通りやっと離婚が成立した雪穂。高宮の会社のデータを入手し、ベンチャー企業で働き出した亮司。怪しまれつつも、尾行をまいた亮司。この二人に新たな敵が… 第9話の簡単なあらすじ 亮司(山田孝之)は、..
Weblog: みんなのうた♪
Tracked: 2006-03-13 22:34

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Excerpt: 、ウ、いすヌ。「イソソヘフワ、タ。ゥ、゙、オ、ヒテッ、筅、、ハ、ッ、ハ、テ、ソ。ヲ。ヲ。ヲ。」、テ、ニマテ、タ、ハ。」 、ス、ウ、゙、ヌシ熙ヒ、ォ、ア、[]ネ、マ。ヲ。ヲ。」 コヌク蝪ハコヌス鬢ホツウ、ュ..
Weblog: 、ト、いすナ、いすハ、[]ヲ。ヲ。ヲニ?ュ。ゥ
Tracked: 2006-03-14 00:33

白夜行・第9話
Excerpt: 殺人鬼と化しました! ここまで来ると、もう、純愛はどこか遠く飛び去って、免罪符を求めるために罪を犯す、生き地獄の世界ですね。 亮司(山田孝之)は、ふたりにしつこくまとわり付く笹垣(武田鉄矢..
Weblog: なんくるないさぁ情報局。
Tracked: 2006-03-14 01:12

白夜行
Excerpt: 最近テレビ番組をみる時間がとれず、ハードディスクにどんどんとテレビ番組が録画されて行っています。私はあまりテレビ番組を見ない方なので、まあ見なくても問題ないんですが、一旦見初めてしまったドラマの続編を..
Weblog: エクセルな人の日記
Tracked: 2006-03-14 08:57
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