その患者とは、野風の先輩花魁である夕霧(高岡早紀)で、夕霧は重度の梅毒に侵されており、江戸時代の医術では手の施しようがない状態であった。
梅毒とは
なんとか救ってほしいと野風から懇願された仁だが、特効薬である「ペニシリン」がない今、自分でも治すことはできないと告げる。
ペニシリンとは
一緒にいた洪庵(武田鉄矢)からも何かできることがないかと言われた仁は、花魁たちに梅毒の検診を申し入れるが、あっさりと拒否されてしまう。
仁はどうにかしてペニシリンの製造方法を思い出そうとするが、なかなか思い出せずにいた。
青カビからどうやって薬を取り出せばいいか・・。
そんなもどかしい日々を過ごしていた仁だったが、
咲が菜種油で油拭きをしているのを見て
青カビを菜種油で攪拌することを
思いつく。
すぐさま西洋医学所に走り、洪庵たちにペニシリンの作り方を説明する仁。
しかし夕霧の容態は更に悪化しており、ペニシリンの製造が急務になっていた。
青カビから何度もろ過をし、ようやく取れたペニシリン抽出液を
1尺ずつ小皿に分ける。
それは、ペニシリン濃度にムラがあるためで
夕霧から梅毒の膿(ブドウ球菌)を採取し、
ペニシリン抽出液をたらし数日待つ。
薬効があればたらした表面に円ができる。
変化がなかったら薬効はない。
ペニシリン作りはなかなか思ったように進まず、もはやこれまでかと思った瞬間、ついにペニシリンの薬効が確認され、すぐさま夕霧にペニシリンを投与する。
すると危篤状態だった夕霧に意識が戻り、夕霧は劇的な回復を見せる。
それから連日、西洋医学所から毎日のように
鈴屋へペニシリンが届けられたが
手に入るペニシリンは、あまりにも少量で
薬効も不安定なものだった。
そして5日目の早朝。
「姉さん聞こえるでありんすか?」と野風が
床にいる夕霧に声をかける。
「なんだか吹き出物が減ったような・・」という夕霧に
野風は鏡を持ってくる。
咲は、夕霧にお化粧をする。
夕霧は、もう長くはなかった。
野風は、部屋の入り口で
涙をこらえ、笑顔で鏡を差し出す。
「おきれいでありんすよ。
笑っておくんないし姉さん。
泣いても一緒
笑ろうても一緒
ならば今生・・」
「・・泣くまいぞ」と夕霧。
野風は涙がこみ上げてしまう。
「ありがとう。
苦しむことにも飽きました。
堪忍しておくんなし」
夕霧は、手を合わせ天井に向けて伸ばす。
「おさらばで」
「・・はい・・おさらばえぇ」と野風
夕霧の腕がずれ落ちた。
「ありがとうござんした。先生・・」
野風が涙を流して頭を下げる。
仁も咲も頭を下げるしかなかった。
「夕霧さんが笑って逝けたのは、
ペニシリンのおかげです。
あの薬はその・・
未来では誰でも作れるものなのですか?」と咲。
仁は写真を見せる。
「野風さんに似てるでしょ」と
学生時代のエピソードを話す。
医者の見習いだったころ
友人たちとペニシリンの話しをして
できるわけないと言っていると
それを聞いていた後輩がいた。
しばらくして、お話があるんですと
仁のもとに女性がくる。
それが未来だった。
未来は、「できないこととか嫌いなんです」と
天然ペニシリン精製についてのレポートを
書き上げていたのだ。
しかし、未来は重い病気にかかり
仁は、手術をして彼女を生きる屍にしてしまったことも話す。
「最初は何かの罰かと思いました。
でも、今はここに来たのは何かのチャンスだと思うように
してます。
私は医学の針を進めれば未来はもっと医学の発達した
世界になる。
そうすれば彼女の手術も成功するかもしれない」
「それでペニシリンを?」
「それだけじゃないですけど・・」
仁は、未来の写真を見つめる。
また写真が変わっており、未来と仁の笑顔が
映っていた。
すべてが前向きに動いているように思えたが
西洋医学所取締の伊東玄朴が失脚。
西洋医学所では、伊東派が
不安を漏らすようになっていた。
そのころ、佐分利のメスがある場所で発見され・・・。
※※
ペニシリンの精製に成功した仁。
これは、かなり医学会においても大きな転機ですよね。
『今この時代に
俺がペニシリンを作れたら
医学の針を進めることができるかもしれない。
これは、俺の運命かもしれない。
ひょっとしたら俺はこのために送られてきたんじゃないか?』
しかし、
『歴史上まだ存在することのないものを
作り出してしまった。
俺のこの手で・・・。
でも、これは、本当に許される行為だったのだろうか』
未来がどんどん変わっていってしまうようで
怖くもありますが
でも、江戸の限られた中で試行錯誤して人々を救おうとする
仁はとてもかっこいいです。
今回、夕霧を救うことはできませんでしたが
咲の言うようにペニシリンのおかげで
夕霧は穏やかに逝けたと思うし
やはり間違ってないと信じたいです。
けれども裏では、医学所内部抗争が始まり
仁も少なからず巻き込まれそう。
まだ、ホルマリンの謎や
現代で仁が会った包帯男の伏線も
まったく回収されてないので
どうつなげていくか注目です。
引用元…JIN-仁- 公式HP
JIN-仁- Wikipedia
JIN-仁-特設サイト
村上もとか公式HP
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視聴率
16.5→16.4→17.2→17.2→20.3
主題歌
MISIA
逢いたくていま
原作は16巻まで出てます。
現在は、スーパージャンプで連載中。
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JIN-仁- 第一話
JIN-仁- 第ニ話
JIN-仁- 第三話
JIN-仁- 第四話
キャスト
主な人物
南方仁 - 大沢たかお
友永未来 / 野風 - 中谷美紀(二役)
橘咲 - 綾瀬はるか
橘恭太郎 - 小出恵介
佐分利祐輔 - 桐谷健太
山田純庵 - 田口浩正
タエ - 戸田菜穂
緒方洪庵 - 武田鉄矢(特別出演)
新門辰五郎 - 藤田まこと(特別出演)
夕霧 - 高岡早紀
鈴屋彦三郎 - 六平直政
橘栄 - 麻生祐未
勝海舟 - 小日向文世
坂本龍馬 - 内野聖陽
その他の人物
野口元 - 山本耕史
喜市 - 伊澤柾樹
茜 - 橋本真実
初音 - 水沢エレナ
伊東玄朴 - 小林勝也
福田玄孝 - 佐藤二朗
千葉重太郎 - 平山浩行
ゲスト
第4.5話
夕霧 - 高岡早紀
彦三郎の医師 - 中根徹(第4話のみ)
大商人 - 丸岡奨詞(第4話のみ)
スタッフ
プロデュース - 石丸彰彦、津留正明
脚 本 - 森下佳子
演 出 - 平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎
音楽 - 高見優、長岡成貴
音楽プロデュース - 志田博英
医療指導・監修 - 酒井シヅ(順天堂大学 医学部医史学 名誉教授)、冨田泰彦(杏林大学医学部 医学教育学 講師)
歴史監修 - 大場邦彦(聖徳大学 人文学部 日本文化学科 教授)
時代考証 - 山田順子
特別協力 - 三井物産
制作著作 - TBS










