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2006年02月04日

白夜行 第四話 「罪と罰」

1999年春
亮司(山田孝之)は、自分が死んだよう工作し身を潜る。
雪穂には、なんかあったら連絡するように連絡先を教える。
学校が始まる前に郵便が届くからと言う亮司だった。

笹垣は、桐原家のお墓の前にいた。
墓石には、亮司の名前が刻まれている。
笹垣は、「亮司 わしゃ騙されんぞ・・・」とつぶやく

園村友彦は、亮司に呼び出され喫茶店に来ていた。
亮司は、先日行為中に亡くなった女性のからくりについて話す。
園村の血液型は、B型だったが
彼女の体内には、AB型の痕跡が残されていた。
「ありねーよな たった一つの可能性を覗けば」
「おまえまさか死体・・?」
友彦は 「オレさ・・オレ一生お前の為なら何でもするよ・・」と誓う。
「当然だな」という亮司。

亮司は、友彦に西口奈美江の勤める銀行につれていき奈美江を呼び出させる。
友彦は、窓口で奈美江の名詞を見せながら奈美江に手を振る。
亮司は、携帯から、奈美江に客のデーターを横長してほしいという。
「男買いにきたこと密告されればこのご時世だもの リストラ対象だよな」と亮司
「でも、それって犯罪よね」という奈美江だったが
「隙を見せたヤツが負けなんだってそう思ったことない?」と言う亮司の言葉に反応する。

亮司は、友彦名義で部屋を借りさせる。
学生だし保証人も必要だととまどう友彦だが、
亮司には、逆らえなかった。

雪穂の元には、『山本光代』と書かれた大都銀行の通帳と
手紙が届く。

『これは とある女性から買い取ったものです。
オレの稼いだ金は、ここに振り込まれます。
振り込まれる限り オレは生きているということです。
余計な心配をせずに楽しい大学生生活を』と書かれていた。

友彦は、なんでこんなビルに住むんだよと不思議そうだったが
そこの窓からは、雪穂の入学した清華短大の生徒が見えた。

そこから、雪穂を見守るためですよね。
けなげです・・。


1999年3月5日
『この世からいなくなったことになったオレは、
必要なときは園村友彦の名を語るようにしていた。
なにか起っても友彦の足跡しか残らないだろう』

雪穂は何事もなかったように清華女子短大に入学。
雪穂はソシアルダンス部へ入部する。

ウルトラマンのかぶりものをし、勧誘のフリをして雪穂を見守る亮司
間違って声をかけられるが
「3分たったので・・」と立ち去る。

『なにはともあれ、雪穂の毎日が平和ならそれでよかったんだ』

笹垣は、以前亮司のことを調べ続けていた。
死んだんじゃありませんでしたっけ?と古賀
笹垣は、亮び生い立ちを書き写す。
「オレしかおらんねん あいつらの横っ面をひっぱたくの」
「父親を亡くした二人ですね」という古賀だった。

「いずれの行もおよびがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし」
とつぶやく笹垣・・
歎異抄より

訳:どのような修行もやり遂げることができないような私なのですから、
地獄こそが私の決定的な居場所なのです。
笹垣の言葉は、よく歎異抄から引用されますね・・


3人は、偽造カードを作り始める。

打ちこんだ暗証番号をATMでホストに確認する
データーをそっから出そうと思うと亮司
二人が侵入しなくてもできると奈美江。
松浦が様子をみにくる。

ダンボールに入った大量のカードを見て
こんな集めてどうするの?と聞く。

「松浦さん見習って
オレもパチモン作ろうと思って」と亮司

『そして月日が穏やかに流れていった。
お互いの電話を鳴らす必要もないほどに・・』

1999年秋
大江図書館
『なぁ雪穂、笑われるかもしれないけど
オレ信じてたんだ オレたちは永遠なんだって』

雪穂は、部活の部屋の柱の下のほうのらくがきを見つける。

《いざという時にダンスのひとつでもできるヤツが生き残っていく k.S》と書かれていた。

『それが黒い絆でも黒いからこそ
切れることがないと思っていた』

奈美江は、窓辺に観葉植物をもってきた
「あんまり殺風景だから」と微笑む

『だけどある日 突然その絆はもろさと醜さをさらけ出した。
ほんものの太陽の前に・・』

雪穂は、テラスで原書の『風と共に去りぬ』を読む男性・篠塚をみかける。
亮司は、部屋で『風邪と共に去りぬ』を読んでいた

原書は、『Gone With the Wind 』というタイトルですね。
亮司と篠塚の対照的なシーンです。


銀行のATMでは、
女装した友彦が暗証番号を入力する。
急いで亮司の待つ車に戻る
「OK!ATMだまされたよ
しかしすごくね?」
「じゃ次にいきますか」
「打ち上げじゃないの?」
「客が騒ぎ出したら大変だろ」と亮司は、移動する。

部では、江利子が車でも酔うからと
マネージャーを買ってでていた。
引っ込み思案だと彼氏もできないよという部長の倉橋

倉橋は、篠塚を見つけ、「一成(かずなり)」と親しげに呼ぶ。

雪穂は、同じダンス部入ってきた篠塚のことを高宮に聞く。
篠塚一成は、篠塚製薬の御曹司だった。
雪穂は、篠塚の名前から柱の下のほうに書かれたK.Sというイニシャルが篠塚のものであることに気づく。

篠塚と倉橋はいずれは結婚するんじゃないだろうかと
飲みにいった席でみながうわさしていた。
篠塚は、製薬会社の御曹司
倉橋は、永明大学学長の孫とお似合いの二人だったからからだ。

高宮は、どういう人が好み?と雪穂に聞く
「レット・バトラー」と答える雪穂
「レット・バトラーって『風と共に去りぬ』の?」と江利子が聞き返す。
「それってどういう男?ジャンル的に」
「そこのTSUTAYAにありますよという雪穂だった。

友彦は、「ほんとは二人できてるだろ 奈美江明るくなったし」と亮司と
奈美江の仲を疑う
「オレは、結局何も知らない
おまえぜんぜん自分のことなんもしゃべってくれないじゃない
そういうのがオレ、さびしい・・」という友彦は
部屋を出ていく。

「自分のやってること犯罪ってわかってるのかな」と亮司
「だからよ。人に言えないことばかりじゃない
だから亮を信頼したい、されたいのよ」
「大学のサークルじゃないんだけどな」
「亮は、彼女いないの?」と奈美江
「いないよそんなの」
「じゃあ好きなタイプは?」
「スカーレット・オハラ」
「・・亮ってMだったんだ」

お互いに理想の人をレットと
スカーレットと言っているところがいいですね。
二人は、『風と共に去りぬ』でつながってるんですね・・


『ふと雪穂の声がききたくなった
公衆電話なら足が残ることはなかったがそれでも履歴が残る
笹垣の目はふしあなじゃないだろうし』

雪穂は篠塚の会社の記事を読んでいた。
経常利益68%増とかかれていた

『横に誰かがいたら雪穂はささいな嘘をつかなくてはいけない
おれは、できるだけ雪穂に楽をさせたかった』

礼子が、雪穂が熱心に新聞を読んでいることに気づく
雪穂は「篠塚製薬の息子ってうちの部のOBなんだって」と礼子にいう。
「かっこいいの?」
「ぜんぜん」

『こんなささいな寂しさに負けてはいけないと思っていたんだ』

雪穂は辞書にはさんでいた通帳を見つめる
亮司からの振込みは、はじめは、5万ほどだったものが
100万単位にまで金額が増えていた。
「なにやってるんだろう・・」と雪穂は、疑問に思う。

笹垣が唐沢家にたずねてきた。
「あの子がどないなってか気になっていて」
礼子は、雪穂と会ったいきさつを話す。
礼子は、雪穂がいた施設でお花の教室をやっていた。
「あの子ね 花の名前をどんどん覚えて 一生懸命話かけてきますのや
そりゃもうわかりますのや わたしをもろうてくれもろうてくれというのが
またえらいたくましい子やなと思いまして
私は、そういう子が好きなんですわ」

「すんません お嬢さんには、私が来たことをいわんといてください
幸せに水を差したらたらいかんと」と笹垣はそのまま帰っていった。

雪穂は、柱の落書きをみていた。
「倉橋さんは?」
「デートじゃない?久しぶりに会ったんだし」と江利子
「OBなのに部活にでてくる人ってどう思う?
かこいいことしようとしてかっこ悪くみえない?」という雪穂だった。

亮司は、松浦に上納金を渡す。
「亮ちゃんも立派になったね」と言われる。

そこにチャイムが鳴る。
亮司は、松浦に出る時は、相手を確認するように頼む。
「換気扇の点検です」と聞こえドアを開ける。
部屋には、スーツを着た男性が来た。

その男性・榎本(的場浩司)は、奈美江を探していた。
パソコンの前でタバコを吸う榎本に
灰が落ちるのをひやひやして手を差し出していると
榎本は、タバコの火を亮司の手になすりつけた。

「奈美江の居場所わかったらここに連絡して」
「西口さん 嫌と言うと思いますけど」
「どうすると得するか考えてみろ
なんならそのパソコンで計算してみたらどうだと」と榎本は帰っていった。

松浦が部屋からでてくる
「どうするのよ あんなのににらまれたらさ」
亮の携帯が鳴る。奈美江からだった。

友彦は、食事をしようとしていると
店のテレビからニュースが流れてくる。
大都銀行昭和支店の真壁幹夫が殺されたというニュースだった。

友彦が、呼び出される
「奈美江さんが追われているって?」と
ホテルのある一室に亮司、奈美江、友彦が集まる。

奈美江は、やくざの榎本に不正送金をし貢いでいた。
それに気づいた上司の真壁は、奈美江がやっていると知らず奈美江に相談もちかけた。
それが昨日。
そのことを榎本に報告したら真壁が殺された。それが今朝。
明日は、奈美江の可能性が高いと亮司は、説明する。

「奈美江さんは仲間でしょ?」と友彦は、驚くが
「生き証人ともいえるわよね・・」と奈美江

奈美江は2000万持っているという。
いつかこんな日が来ると思って自分用の口座を5つ作っていた。
榎本はお金も欲しいし つかまって吐かれるのは面倒。
そのために奈美江が危なかった。

亮司は、二人でホテルにいるよう指示する。
奈美江が出歩けないためだった。
亮司は、警察と榎本から逃れるため
隠れるところをさがしたり偽造パスポートを作ったりする準備があった。

雪穂は、亮司に電話をする
「亮、お金なんだけど一応何やってるか知りたくて」と雪穂

「大丈夫だよ。雪穂には迷惑かかけないから」
「そういうわけじゃなくて心配なの」
「ごめん今忙しいから」と亮司は、電話を切る。

部屋に帰ると榎本がいた。
「連絡してって頼んだんだけどな」
亮司を蹴飛ばす
「おい、話すすめといてくださいよ」と榎本は松浦に言って帰っていく。
「おまえ頭悪いんだもん」と松浦は、亮司を見る。

ホテルでは、奈美江が、友彦に事情を話していた。
「前の男にすっからかんにされてね
知らない間にほとんど貯金をおろされて
あげくの果てに んなところに置いとくのが悪いんだって言われてね
なにもいいかえせなくて
松浦さんに会いにいったのもそのころ。
自分を変えたくて行ったんだけど腰がひけちゃって」

「榎本には?」
「榎本に会ったのは、亮に誘われてから一ヶ月くらいたってから
チンピラにからまれているところを助けてもらったの。
今思えば、最初から私から横領させるためだったと思うけど」
榎本は、最初は、優しかったという。
「ずっと男にだまされてばかり・・」と落ち込む奈美江

「オレたちは裏切らないよ
男じゃなくて、仲間だから」と友彦
奈美江は、うなづく

笹垣は唐沢玲子のデーターを書いていたところ、古賀に呼ばれる。
西口奈美江の部屋にいくと、部屋は、荒らされた後だった。
「被害者とやりとしして、今日は、このありさまか」と笹垣

「それ99%関係ないですよ」と笹垣が見つめているものに気づく古賀
奈美江の部屋には『風と共にに去りぬ』があった
電話の横には、似顔絵の走り書きが描かれていた。

松浦は、亮司を説得する。
「おまえさ、あんなの逃げ回れたらこっちがやられちゃうじゃん」
「すっとぼけて逃がす方法もある」
「奈美江のことそこまで信じてるの?
警察につかまってみろよ オレらのことだってすぐしゃべるぜ
オレさ感謝されてもいいくらいよ
奈美江の始末はむこうがやってくれるし
あっちも金作ってくれれば1千万って話まとめてくれるんだからね
おまえらさ つかまったり殺されたりすると困る人いるんじゃないの?」

ソシアルダンス部
遅いわよなにやってるの?と倉橋
倉橋はイライラしていた
「気にすることないよただのやつあたりだから」
別れ話をもちかけられたらしいと高宮が説明する。
「唐沢、チャンスかも?」
「そこまで怖いものしらずじゃないですよ」と答える雪穂
柱のらくがきをみつめる。

雪穂は、図書館の前にいた。
「やっぱりまずいよな・・来ちゃ・・」
その雪穂に真文が気づく。

「あの違ってたらごめんだけど
昔も来てなかった?」
「いえ」
「ほんとに?」

「ごめんね 仲良かった子が高校卒業したらこなくなっちゃってね
あなたその子の知り合いだった子に似ててね
なにか知ってたらなって」
「心配なんですか?その人のこと」
「なんかね ここだけが居場所みたいな子だったから」
真文は、電話だと呼ばれる
「よかったらつかっていって」
と雪穂に声をかけて戻っていった。

真文は、亮司のこと心配してたんですね。
亮司が、ここだけが居場所だってことも
わかっていたようです。


亮司は、偽造カードを作っていた。

『あとは、榎本に言われた場所に奈美江さんを逃がすふりをして
園村に女装させて金をおろさせればいいせばいい。それだけのことだ』
亮司は、奈美江のもってきた観葉植物をみる
「あんまり殺風景だから」といった奈美江を思い出す。

「死ぬのか・・奈美江さん・・」と一人つぶやく亮司

『会ってどうにかなるものじゃなかったけど
むしょうに雪穂の顔がみたくなった
そうすればふっきれる気がしていたんだ』

「なにもかも捨てさせたんだよなわたし・・」と雪穂
亮司との過去を思い出し
雪穂は、柱の落書きを消そうと思い立つ。

「あんたみたいに失礼な人みたことない!」と倉橋は怒鳴りつける。
篠塚は、倉橋と別れ話をしていた。
篠塚は、雪穂に
「みちゃった?」と気づく。

雪穂は、篠塚の車で送ってもらっていた。
「あの、部長に何いったんですか?」
「あんまりしつこいからさおまえのどこがおれにふさわしいか教えてって
・・引いた?」
「いえ 中途半端にやさしくするよりは親切だと思います」
「いいと友達になれそうだね オレたち」という篠塚
雪穂の顔がこわばる

「あの、『いざというときにダンスのひとつでもできるヤツが生き残っていく』って
あれ、いい言葉ですね」
「よく見つけたね」
「風と共に去りぬ好きなんですか?
実はわたしも好きで原書は読んだことないんですけど」
「じゃ持っていっていいよ」という
車のダッシュボートに本が乗っていた。

「あの、あたしのこと嫌いですか?」
「え?」
「さっきから ぜんぜん話を広げようという気がないですよね」

「さっきから困っててさ
こんなかわいい子 隣に乗っけて
その子が、どうも気が合いそうなこと言ってて
たまたまオレのとこにいるだけなのか
それとも気を引こうとしてるだけなのか」
雪穂は、じっと一点をみつめる

「わかった。
似てるっていったら
自分に似てる人間には、興味がないんだって
気を引こうとしてるっていったら
今はそういう気分じゃないんだっていう
すごい自信ですね」
笑顔で返す篠塚・・

亮司は、公衆電話から電話をしていた。
雪穂が、篠塚の車から降りるところだった

「どうもありがとうございました」
「いいえ」
「あ、唐沢 これ、『風と共に去りぬ』あげるよそれ」
「ちゃんと返しますよ」
「じゃ また会えるね
あ、もちろん返しててくれなくてもぜんぜんかまわないよ オレは」
「バカにするのもいいいかげんいしてください。
私にも好きな人くらいいます」
「そう?」
「おやすみなさい」と雪穂
篠塚の車が立ち去る
雪穂の目が車をおいかけていた。
雪穂は、ぎゅっと篠塚から借りた原書をにぎりしめる。

亮司は二人を見ていた

『信じらえなかった。
雪穂は、恋をしていた』
亮司は、手のやけこげをみつめる
『オレが泥水の中を這い回っているあいだに』

「ばかじゃない・・オレ・・」
「亮くん以外わたしにはだれもいないんだよ」といった雪穂を思い出す

『なに信じてたんだよ・・な・・』
手のやけごげを握り締める

『傷つけてやろうと思った。
守りたいと思った時と同じ強さで』
涙を流す亮司

雪穂の家の電話が鳴る
「オレ。ちょっとたのみたいことがあってさ」
「なに?」

ホテルの一室
「こんなことやってて怖くならないのかな あいつ」
「友彦くんだって楽しそうだよ」
「世間を出し抜く快感てやつがないわけでもないけど
だけどこの先どうなるんだろうって思ったらたまに眠れなくなることあるよ」
「亮だってこわいと思うよ。でもきっと何かあるんだよ」
「何かって?」
「信じられる希望みたいなものかな」

亮司は、同じ服と靴とかばん帽子と紙袋に二組そろえる。

「とりあえず1週間はそこにいられるようにしたから」
と新しい場所の地図を渡す。
「パスポートは送るから」

「金下ろす時、できるだけ顔見えないほうがいいから」
と黒っぽい服が入っている紙袋をわたす。
「ちゃんと使う」

「ほんとにこれから大丈夫?」
「頑張る 私」
奈美江は、亮司と友彦をを抱きしめる
「せっかく二人に助けてもらたのに ほんとにありがとう」
抱きしめられた亮司は、そっと目をつぶる・・

「亮は、私にとってこの世で一番信用できる人だって
亮の一言で少しだけ自由な自分になれる気がするって
奈美江さんいってた。なにいったんだ?」と友彦
「別に・・
隙をみせたやつが負けだって言っただけだ」と亮司
友彦に車をまわしておくように指示する

亮司が歩いていると向かいから雪穂が歩いてくる。
二人は、一度も視線を合わすことなく すれ違いざま
亮司は、雪穂に奈美江に渡したものと同じ紙袋を渡す。

このシーンは、なんだかかっこよかったですね^^

奈美江は、部屋にむかう。
雪穂が、奈美江に渡した服と同じものを身につけ
奈美江が部屋に入っていくのを確認する。
変装した雪穂は、銀行でキャッシュカードを手にお金を下ろす。

奈美江の部屋のチャイムが鳴る。
亮司の用意した服に着替えたところだった。
「ガスの点検です」と聞こえ奈美江は、ドアをあけてしまう。

「じゃあ1週間後にプレイスホテルで」と電話するいう亮司
「きつ・・」と太陽をみつめつぶやく

奈美江は、殺されたというニュースが流れる

胸部と腹部をナイフで刺されていた。
大都銀行で不正送金をしていたこともばれ
横領および殺人で榎本に容疑がかかっていた。
ほかにも架空口座を使っていて
口座から現金を引き出す姿が防犯カメラにうつていた。
「引き出された2000万の行方はわかっていません」とアナウンサーの声が流れる。

ホテルの一室
雪穂が、そのニュースを聞きテレビを消す
亮司は、金を受け取っていた。

「もうちょっと説明してよ
結構私あぶなくない?
その榎本って人安心できるの?
あたしたちのこと警察にしゃべったり」
「西村奈美江いなかったら立件は無理だよ
信じるから裏切られるんだよ
いつ誰が裏切るかなんて想像しても意味ないんだよ」

「なんか感じかわったね・・亮」
「いろいろ変わるよ。あなたもオレも」
「どうするの?その金」
「ペーパーバックは読み終わった?」と亮司

雪穂の携帯がなる
「携帯買ったんだ」
「そのほうが連絡しやすいと思って」

亮司は、雪穂を無理やりベッドに押し倒す。
「なにすんのよ!」
「ゆるさないからな
自分だけ都合よく一抜けなんて!
なんつう顔してるんだよ
なんでなんも言わないんだよ!」

「亮には嘘つきたくないから
今はなにも言いたくない」

「オレしかいないっていったじゃない
死んでたって俺がいるってこと忘れないっていったじゃない
人にこんだけさせておいてそんな話ありえねーだろ」

「そんなこと、私が一番よくわかってるよ
だからってどうしようっていうのよ
理屈じゃないんだもん 仕方ないじゃない
なんとかしてよ
なんとかしてよ・・」

雪穂は、亮司に抱きつく
「なんとかしてよ亮・・」

篠塚は、外の喫茶店で本を読んでいたが
雨が降ってきてしまう。

『雨が振ってたことは 覚えている。
固められた土の奥深く
うずめられた真実を溶かしだすように』

真文は、当時の雪穂の事件の記事を見ていた。

『明日は 晴れるようにと
太陽を覆う雲を溶かすように
雨は降っていた』

篠塚は、江利子をみかける

その頃、亮司と雪穂は愛し合っていた。

「なんかすごくあたかい。
人の体ってほんとはあったかいものなんだね」と雪穂は亮司に微笑む

『なぁ雪穂
あの日のあなたは、とてもとてもきれいだったんだ
だけど、・・・
あの日も雨が振っていたんだ』

雪穂が母に連れられ 父のいるビルに連れられていった日も
雨が降っていた。
亮司は、外の雨をながめる

『雨に表れ 溶け出した俺たちの罪と罰・・・』

亮司は、奈美江を引き渡してしまったんですね。
はじめは逃がすつもりだったたのに、やはりショックでした。
松浦の『つかまったり殺されたりすると困る人いるんじゃないの?』の一言からですね。
どこまでも雪穂のため、自分たちの罪を隠すために
悪いことばかりが折り重なっていきます。

雪穂は、太陽のような篠塚に引かれていくんですね。
亮司が激怒するのも無理はないです。
雪穂と亮司は、思いを確かめあうように愛し合います。
雪穂と亮司は?
そして篠塚は?
次週は江利子が・・?


ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆


【キャスト】
桐原亮司 (山田孝之)
(幼少時代の亮司 泉澤祐希)
唐沢雪穂 (綾瀬はるか)
(幼少時代の雪穂 福田麻由子)
松浦 勇 (渡部篤郎)…亮司の過去を知り、亮司を操る
篠塚一成 (柏原 崇) … 篠塚製薬の御曹司
古賀久志 (田中幸太朗) …笹垣とコンビを組む刑事
園村友彦 (小出恵介) …亮司の裏ビジネスに手を貸す。

唐沢礼子 (八千草 薫)…雪穂の養母

西口奈美江 (奥貫 薫) …大都銀行員 亮司の裏ビジネスに手を貸す
川島江利子 (大塚ちひろ) …雪穂の親友
高宮 誠 (塩谷 瞬) …ソシアルダンス部の副部長

谷口真文 (余 貴美子)…雪穂と亮司が通った図書館の司書

笹垣潤三 (武田鉄矢)…亮司と雪穂を追う刑事

関連記事・・
第一話
第二話
第三話

視聴率・・14.2→13.4→11.0

※ダイジェスト版が放送されます。
見逃した方、もう一度見たい方 チェックです!
・2月8日(水)25:29〜26:40
白夜行ダイジェスト(仮)

・2月9日(木)14:00〜14:58
白夜行ダイジェスト(仮)再放送


原作では、まったく二人の内面は描かれず、接点すらなく、不思議な感じがしますが
雪穂と亮司の繋がりが背後に静かに流れています・・。
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亮司と雪穂をつなぐ本。
名作です。
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篠塚が読んでいた原書です。
英文で読めたらかっこいいですね^^
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主題歌です。
柴崎コウさんの歌声が、また切なくて・・
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posted by まりこ(^▽^) at 12:42 | 東京 ☀ | Comment(10) | TrackBack(20) | 白夜行 | Edit

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コメントありがとうございます。
こんにちは。
雪穂以外の人を裏切ってしまう亮司が悲しかったですね。
自分の人生すら捨ててしまい、
彼に幸せになる道は残されているんでしょうか?
Posted by いわぴい at 2006年02月04日 16:21
まりこさん、こんにちは。
雪穂のために、自分を信じてくれる奈美江を裏切ってしまう亮司。
奈美江は亮司の裏切りに気付いたのかな。哀しいですね。
それから雪穂も、止められない思いを必死に諦めようとしていました。
どうも、彼女は亮司を利用しているように考えて
しまうことがあるんですが、そうではないんですね。
「人の体って温かい」と言い微笑んだ雪穂はとても綺麗でした。
Posted by ちーず at 2006年02月04日 16:48
こんにちは!
TBありがとうございます^^
雪穂のために、どんどん罪を重ねる亮司が痛いです(ノд`)゜。゜゜・。
雪穂の気持ちも、亮司の気持ちも大きすぎて…。。
残り6話、どんどん2人はドロドロに染まっていくのかって
思うと、今から緊張と恐さが増します(@∀@)
Posted by 秋日子「 at 2006年02月05日 15:34
TBありがとうございます!
亮司と篠塚の和文・原文の対比がありましたが、
雪穂が、副部長の高宮に、本ではなく、あえてツタヤを進めていたのが、これまた印象的でした。
最後、雪穂の亮司への揺るぎない気持ちが確認できて、良かったです。
Posted by プリンのプール at 2006年02月05日 16:55
いわぴいさんへ
奈美江を裏切ることになってしまったのは
悲しかったです。
亮司にも幸せになる選択が残ってればいいのですが・・。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年02月06日 10:21
ちーずさんへ
私も時折、雪穂は亮司にそこまでさせてずるいんじゃないかって思うんですが
そうじゃないと思いたいですね。
二人の幸せそうな笑顔がもっと見たいです。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年02月06日 10:27
秋日子さんへ
どんどん罪を重ねていく姿を見るはつらいですね・・
まだまだドロドロに染まっていくと思うと
私もドキドキしてしまいます。。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年02月06日 10:38
プリンのプールさんへ
高宮には、原作でなく、ツタヤを薦めていたのは
なるほどでしたね^^
雪穂には、ずっと亮司だけを愛して欲しいですね。そうでないとあまりにも亮司が報われません・・。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年02月06日 10:38
こんにちは。
逞しくなったと思ったら、雪穂の恋を前にして亮司の脆さがでてきてしまいました。
二人の間に「愛」というもの以外の何かが生まれてきたような気がします。
それがお互いの存在をどのように変えていくのか楽しみです。
Posted by lavish at 2006年02月07日 16:01
lavishさんへ
二人の間に愛以外のものが生まれてきてますね。
人間の心って変わっていくんだなと思います。
お互いの存在の変化にも注目ですね。
Posted by まりこ(^▽^) at 2006年02月08日 16:08
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Excerpt: 『Ns' あおい』 第4話 石原さとみ、いいですね。今回3つ観てるドラマの中で唯一純粋に泣けますねぇ。 今週のマリア。セクシーシーンはなし。でも台詞と出番も増えて来たな。 [10点満..
Weblog: 今日のヒメゴト ??KUBOログ!??
Tracked: 2006-02-04 13:18

ドラマ・白夜行 〜第4回〜
Excerpt:  亮司、ショックですよねぇ・・・。自分しかいないという言葉を信じたからからこそ、桐原亮司としての人生を捨てたのに・・・。それを突然恋しちゃったからごめんねじゃあ、あんまりですよ。やっぱり雪穂は子供のこ..
Weblog: いわぴいのドラマ日記
Tracked: 2006-02-04 16:22

白夜行 第四話
Excerpt: 『罪と罰』 1999年春 庭の花に水をやりながら、亮司(山田孝之)との別れを思い起こす 雪穂(綾瀬はるか)。 「何かあったらそこに連絡して。」亮司がメモを渡す。 「何かないとダメなの?」 「他人で..
Weblog: どらま・のーと
Tracked: 2006-02-04 16:59

白夜行<第4話>
Excerpt: 第4話「罪と罰」。雪穂(綾瀬はるか)は清華女子短大に入学。ダンス部に入部して華やかな学生生活を送っていた。反対に亮司(山田孝之)は園村友彦を名乗り雪穂の通学風景が見えるビルの一室を園村(小出恵介)の名..
Weblog: のぶひさの日記
Tracked: 2006-02-04 22:20

『白夜行』 第4話 「罪と罰」
Excerpt: ー1999年 春ー この世界に存在しない”存在”となった亮司(山田孝之)は文字通り影となって 雪穂(綾瀬はるか)を支えるのだった。 覚悟を決めた亮司は以前のオドオドした素振りを微塵も感じさせない。 雪..
Weblog: 老舗ワタクシ本舗
Tracked: 2006-02-04 23:05

白夜行・第4話
Excerpt: どうしたことだろう。 亮司(山田孝之)は、どんどん地獄へと転がり落ちていくような感じだ。 人は、そんなに変われるものだろうか。自分をこの世から消し去ることで、良心の呵責を感じなくなり、吹っ切れたのか。..
Weblog: なんくるないさぁ情報局。
Tracked: 2006-02-05 00:08

白夜行 第4話 「罪と罰」
Excerpt: 亮司(山田孝之)は友彦(小出恵介)に死体に自分の痕跡を残した事を話す。友彦は一生なんでもすると約束する。亮司達は銀行員の奈美江(奥貫薫)に男を買いに来た事を密告すると脅し銀行の..
Weblog: テレビお気楽日記
Tracked: 2006-02-05 14:28

・「白夜行」第4話(2/2放送)
Excerpt: 昨日2006年2月2日(木)、TBSドラマ「白夜行」(びゃくやこう)第4話が放送されました。 以下、ストーリーはホンノ少しの、感想うだうだ書きます。独り言なので、お許しを。(ストーリーは、TBSの公..
Weblog: たまちゃんのてーげー日記
Tracked: 2006-02-05 14:47

白夜行 第四話
Excerpt: なんか…重かぁーーー(ノд`)゜。゜゜・。
Weblog: Fukusaki 日記
Tracked: 2006-02-05 15:27

百夜行【第四話】
Excerpt: 亮司(山田孝之)は、自分が死んだよう工作し身を潜め、松浦(渡部篤郎)の元へ客として来た銀行員の奈美江(奥貫薫)から銀行のデーターを横流しさせ、友彦(小出恵介)・奈美江と協力して偽造キャッシュカードを作..
Weblog: テレビ生活
Tracked: 2006-02-05 15:31

白夜行 第4話 ホッとするシーン
Excerpt: 亮司が悪に徹してきて、何かスッキリこのドラマを見られるようになりました。第2話あ
Weblog: プリンのプールで泳ぎたい!
Tracked: 2006-02-05 17:08

白夜行 4
Excerpt: これほど心の通い合わないドラマってあっただろうか。 登場人物それぞれが、騙しあい、本音を隠し、妨げあう。 嫉妬、裏切り、不信、人間の持つあらゆる醜さが止め処なく溢れる。 初回の重苦しさなどほんの序の口..
Weblog: ソフトorハード
Tracked: 2006-02-05 18:18

白夜行第4話
Excerpt: いや〜ホントに重〜いドラマですねぇ。 ヤフーブログ並みに重いですね(笑) 息詰まる展開でホントに呼吸困難になりそうなくらいですね。 このドラマはこの時間帯よりも金曜10時のほうがぴっ..
Weblog: 暇死人間ボヤキ日記
Tracked: 2006-02-05 18:27

白夜行 第4話
Excerpt:  う〜ん、何か俺が思っていた展開とは違ってきた。原作では雪穂と亮司の心情は一切書かれていなかったが、ドラマではこの二人のの恋愛部分がメインで出てきているんだよね。それはいいとして、ただ気になるのは雪穂..
Weblog: ON THE ROAD
Tracked: 2006-02-05 20:24

白夜行 第4話
Excerpt: 第4話
Weblog: Happy☆Lucky
Tracked: 2006-02-05 20:43

白夜行【ゆがんでしまった愛情】
Excerpt:  雪穂のすごしてきた7年間とは全く違う亮司の生活が始まりました。雪穂の7年間は、素性を隠してでも明るい世界に出ようとした7年間だったけど、亮司のこれからの7年間は身を隠して陰で生きようとする7年間。こ..
Weblog: FULL OF LOVE
Tracked: 2006-02-05 22:23

「白夜行」#4
Excerpt: ちょっと時間の経過がよくわかりませんでした。 亮司と園村(小出恵介)が西口奈美江(奥貫薫)を誘って、カード準備したりとかし出したのが1999年春ですよね。 その後、亮司の「それからは穏やかな日が過ぎた..
Weblog: 風の便り
Tracked: 2006-02-05 23:00

白夜行 4
Excerpt: 『罪と罰』 う〜ん。。。 前回の衝撃の録画ミスより一話とびの今回。今回のメインは何といっても雪穂が恋の始まり、であろう。 雪穂にとって亮司は自分の一部のようなもの。「唐沢雪穂」という人物は雪穂自身..
Weblog: 思い立ったが吉日
Tracked: 2006-02-07 15:59

白夜行 第4話 罪と罰
Excerpt: 亮司(山田孝之)は、自分が死んだよう工作し身を潜め、松浦(渡部篤郎)の元へ客として来た銀行員の奈美江(奥貫薫)から銀行のデーターを横流しさせ、友彦(小出恵介)・奈美江と協力して偽造キャッシュカードを作..
Weblog: 30 on the spot
Tracked: 2006-02-12 09:03

白夜行 第4話 ホッとするシーン
Excerpt: 亮司が悪に徹してきて、何かスッキリこのドラマを見られるようになりました。第2話あ
Weblog: プリンのプールで泳ぎたい!
Tracked: 2006-03-04 14:11
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