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2009年06月25日

白い春 最終話「本当のお父さん」

パン屋をやめるという春男(阿部寛)を引き留めようとして追いかけたさち(大橋のぞみ)だが、春男はさちを振り切り行ってしまう。
落ち込んださちを偶然見つけた栞(吉高由里子)は、その様子を見かねて「おじさんは、さっちゃんのお父さんなんだよ」と切り出してしまう。


すぐに小島が気がつき、慌ててごまかす栞。
しばらくして帰ってきたさちに、康史(遠藤憲一)は春男を引き留めるのはかえって迷惑なんだと優しく諭す。
意外にも素直にうなずくさちに驚きつつ安心する康史と佳奈子(白石美帆)。
 
数日後、さちと康史は海に来ていた。砂浜に座り春男からもらった水彩画セットで絵を描き始めるさち。康史はさちを見ながら親子の時間が過ごせたことを喜ぶ。

一方、いつかの定食屋で働き始めた春男(阿部寛)は、竜也(デビット伊東)のスナック開店が9年前だと聞いてしまい、真実を確かめようとする。

話を切り出すと、竜也は、外に出るように春男を誘う。
竜也は、ナイフを持っていた。
自分がスナックの店の開店資金に使ってしまったこと
を白状し、自分を殺してくれと土下座をする。
春男は、竜也に子供ができたことを聞いており
子供のためにも、たった一人の友達だったおまえを
殺せないと怒りと悲しみを抑え
そのまま立ち去った。

部屋でコンクールに出す海の絵の仕上げをしていたさちだが、ふと新しい画用紙を取り出し春男を描き始めた。
 
ある日、プレハブ小屋に来たさちは春男に絵を渡したいと言うが、栞はここにはいないとだけ告げる。
がっかりするさちは、
小島のポケットから、春男の荷物を送った時の
宅配便の伝票が落ちたのに気づく。
プレハブ小屋を出たさちは、
その住所を頼りに春男に会いにいく。

さちの突然の訪問におどろく春男。
さちは、康史と海に行ったことを報告する。
「あたしね、お父さんと絵を描くために海に行ったんだ
でも、なんかうまく描けなかったんだ」
「なんで」

「よくわからない。
でね、別の絵を描いたんだ
そっちをコンクールにだした。
おじさんって・・私のほんとうのお父さんなの?
栞ちゃんがいってた
おじさんが本当のお父さんだって」

春男は、その言葉に動揺しつつも否定。
「なにバカなこと言ってるんだ
栞は・・ほらあいつは変なことばっかりいうから」

「私とおじさん似てるところいっぱいあるでしょ
たまご嫌いだし
チョコ好きだし
それにお母さんの写真大事にしてる」

「それは・・・、タイプだからだよ」
「私すごくおじさんに会いたかったの
絵を描こうとしてもおじさんばっかり描いちゃうの
どうしてかな
おじさんが私のお父さんだからじゃないかな」

「・・怒るぞ。
そんなこと言ったらおまえのおやじが悲しむだろ
おまえのおやじはおまえを一生懸命育ててる。
おまえのために毎日汗水流して働いている
おまえの喜ぶ顔を見るために
バカみたいに無理して
おまえをなんとか守ろうとして必死に戦ってるんだ
あんないいおやじ、どこ探したっていないぞ
おじさんだってあのおやじの子供に生まれたかったくらいだ
そうだろ?」

「うん・・そうだね・・」
「じゃあもうバカなこといってないで
親に心配かけるようなことするなよ」
「うん・・」

「もうここに来ちゃだめだ
もうすぐおやじが迎えにくるから
ちゃんと謝るんだぞ」
「うん」
優しい春男の表情。

康史と佳奈子がむかえにくる。
さちは春男の影に隠れるが
春男の言うとおり、康史と佳奈子に謝った。

そこで佳奈子の携帯が鳴る。
恵一からで
さちの絵が入賞したという知らせだった。
後日、さちの描いた絵を見に、康史、佳奈子、さち、
春男も行く。

春男とさちは絵を探す
「あった!これだよ」

それは天女の真理子と
春男と康史の間で笑うさちの絵だった。

康史も真理子も優しく春男を見つめる。
春男は、絵を見て涙ぐんでしまう

康史は、春男に、
またうちで働かないかと誘うが
春男は首を振る。
「これ以上お前たちに迷惑をかけるつもりはない。
さちの父親であるのは、おまえだ」という春男。
康史は、今度の火曜日
送別会をやるから来てくれないかと誘う。

春男は、店にくると
定休日にもかかわらず康史は、作業場で働いていた。
春男も手伝っていると
ナイフを持った男が突然作業場に現れる。
男は、康史を狙い、康史は足を刺されてしまう。
ナイフの男は、9年前春男が殺害した男の息子だったのだ。
男は、康史と春男を間違っており
「俺が佐倉春男だ」と春男は
康史の前に立ちはだかり、ナイフに刺される。

男は、「おまえ顔見たな」と
康史も襲おうとするが
「こいつはだめだ」と春男はかばう。
「おまえのおやじを殺して本当にすいませんでした。
だけどこいつだけは
・・こいつだけは助けてやってくれ
さちの父親なんだ」
「離せこのやろう!」
もみ合いになりながら刺される春男。
「頼むから・・」

逃げようとする男に
恵一が戻ってきて惨事に気づき
救急車を呼ぶ。

病院では、春男は意識不明の重体だった。
医師は「手を尽くしたのですが
残念ながらもう意識は戻らないでしょう
今のうちにお別れを」と声をかける。
康史と佳奈子がショックを受けて愕然としている
さちを見つめる。

3人は、春男の病室へ。
「さち、おじさんはさちと一緒にいたいと思う。
いてやってくれるか?」
そういうと
病室にさちと春男だけ残し、康史と加奈子は
病室を出る。

「おじさん、なんかお話してよ
起きてよ・・起きてよ
わたしのもう一人のお父さん」

さちは、春男の手を握る

「おじさん・・・お父さん・・」

春男の目から一筋の涙が流れ落ちた。
春男は、そのまま永遠の眠りにつき・・。

しばらくして、みんなで墓参りにくる
真理子の墓の隣に
小さく春男の墓が作られていた。

墓には、食堂のグラスやビールがおかれ
あの二人きたんだという佳奈子と康史。
さちも花を供える。

康史は、佳奈子に「これからもさちの父親として生きていく。
俺を助けてくれたあいつのためにも
協力してくれるか」と聞くと
「もちろん」と加奈子は、笑顔を見せた。

さちは、墓参りの帰り、突然振り返る。
そこには「よう」と
笑顔で手をあげて微笑む春男が見えた。
さちは、笑顔で答えると
春男の姿は消えた。

さちを呼ぶ二人に
「なんでもない」と
さちは戻り・・。

栞と小島は、相変わらずワゴン車でワッフルを売っており
中には、栞が撮った春男の寝顔の写真が飾られていた。

さちの家には、あちこちに、さちが描いたさちと春男の絵が飾られ・・。

(終)

※※
予想外のラストでした。
まさかいきなり春男が殺害した男の息子が
春男に復讐をしに店に訪れたとは。
しかも、春男は康史をかばい
自らナイフを受け入れ亡くなりました。

できれば、二人の父親として
共存してほしかったです。
春男は、自分が父親だということは
認めませんでしたが
さちは本当のことだと内心認めてましたよね。
病室で最後の別れのとき、
「起きてよ
わたしのもう一人のお父さん
・・・おじさん・・・
お父さん・・!」と
呼びかけていたのが印象的で
春男の目から一筋の涙がこぼれたときには
こちらも涙が止まりませんでした。

春男の生涯は、何だったのでしょうか。
真理子の治療費のために
やくざの組長を殺害
しかし、そのとき支払われた800万は
友人だった竜也が使い込みスナックを開店。
真理子は、死亡。
自分に娘がいることが明らかになりますが
さちの幸せを思い、自ら名乗ることはせず
立ち去り、
最後は、自分が殺害した息子の復讐によって
命を落としてしまう。
なんとも不憫で仕方ありません。
でも、さちと出会って、春男は変わりましたよね。
人間として表情もとても穏やかになり
少しの間でもさちの近くで過ごすことができて
幸せでしたよね。

最後さちは、たくさんの春男との思い出を絵に描き
康史も、佳奈子も笑顔でそれらを家中に飾ります。
春男は、この先もさちの中で生き続けていくというラストに
胸がいっぱいでした。


引用元…白い春 公式HP
白い春 Wikipedia

視聴率
13.7→10.0→10.4→12.5→11.8→11.9→12.6→14.0→12.5→13.9→15.1
平均視聴率・12.58%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
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主題歌 阪井あゆみ「横顔」
B001VEH36I横顔
阪井あゆみ
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 2009-05-13

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キャスト
佐倉春男 - 阿部寛

むらかみベーカリー
村上さち - 大橋のぞみ
田村絵美 - 長井梨紗
松下晃代 - 福井仁美
山中恵一 - 村上剛基
高村佳奈子 - 白石美帆
村上康史 - 遠藤憲一

その他
西田栞 - 吉高由里子
小島勇樹 - 遠藤雄弥
高村真理子 - 紺野まひる
安岡竜也 - デビット伊東
三枝圭子 - 中島ひろ子
河合先生(さちの担任) - 阿南敦子
下総屋食堂店主 - 依田英助

ゲスト
山倉組長 - 谷村好一
田島組長 - 品川徹
派遣の男 - 八十田勇一
刑事 - 神保悟志
春男の清掃仲間 - 小林隆
柿本 - 津田寛治
真鍋医師(さちの担当医) - 小須田康人
西田真一(栞の父) - 佐戸井けん太
田所(安岡の友人) - 柴田次郎
山倉の息子 - 波岡一喜

スタッフ
脚本…尾崎将也
プロデューサー - 安藤和久、吉條英希、東城祐司、伊藤達哉、浅井千瑞
演出 - 三宅喜重、小松隆志、植田尚
制作 - 関西テレビ、MMJ










posted by まりこ(^▽^) at 02:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | 2009年(4月〜6月) | Edit

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コメントありがとうございます。
こんにちは。最終回でちょうど知人から電話がかかってきて
しまい、ストーリーがわからないまま、画面に戻ると春男が
刺され、そのまま最後まで見てしまい、中途がわからない、
という非常に気持ち悪い状態を、どらまにあさんのところで
確認でき、スッキリました。ありがとうございました。
私は今回のクールでは、これが一番好きでした。
BOSSも面白いけれど、あり得ないことが多い。白い春は、あり得るかもしれないストーリーなのと、以前は素直に
なれず、ぶっきらぼうで誤解されがちだった春男が最終回で
何度も「ありがとう」と言う姿が印象的でした。
Posted by ベルガ at 2009年06月27日 02:35
ベルガさんへ
ご訪問、コメントありがとうございます。
お役に立ててよかったです。

「白い春」とても深かったですね。
春男の変化には、私も感慨深かったです。
後半、表情もとても穏やかになっていましたよね。
阿部さんの演技力もすばらしかったです。
Posted by まりこ(^▽^) at 2009年06月27日 10:18
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