Top 2009年(4月〜6月) >アイシテル〜海容〜 最終話「2つの家族…それぞれの結末」
2009年06月20日

アイシテル〜海容〜 最終話「2つの家族…それぞれの結末」

さつきと聖子は、清貴くんの墓で、対峙する。
土下座するさつきに聖子は、そっとさつきの肩に手を沿え
「顔を上げてください」と声をかける。
首を振るさつきだが
聖子も涙を流しながら
「生きてください
清貴のために
あなたのお子さんのために・・」と声をかけ去っていく。

さつきは、ただ、ありがとうございますと
涙をこぼし・・。


一年後。
野口家に、家裁から
智也を受け入れられる環境かどうか
確認の訪問があった。
和彦も懸命に働く。
さつきは、カブトムシの世話をしながら
智也を思い出していた。

家には、綾乃からハガキが届く。
元気にやっているようで
さつきも、まだ智也が施設にいること
今は、いつ帰ってきてもいいように
準備をしていること
綾乃や、富田さんや、被害者のお母さんが言ってくれたことに報いるようにしっかりと生きようとしていることを
返事に書いた。

児童相談所から智也の退所日が決まったという
連絡が入る。
智也は、自宅に帰ってくる。

「新しい生活が始まるけど
何の心配もいらない
智也と一緒に頑張るから」とみな
智也を自宅に迎え入れた。
しかし、智也は無口で・・。

和彦は、智也を部屋に案内する。
カブトムシを見せると笑顔がこぼれた。

小沢家でも、清貴が取ったジャガイモが
増え続け、そのジャガイモでカレーを食べる。

智也は、祖母の敏江が
書道教室をやめたと電話で話しているのを聞いてしまう。

智也は、自宅に帰ってくるものの
相変わらず口数が少なく
さつきも、和彦も心配していた。
智也は、学校に行くことになる。

美帆子は、久しぶりに友達と会っていた。
その友達の一人が携帯で某サイトを見ており
智也が入った学校の情報が流れており
美帆子は、顔色を変えて帰ってしまう。
美帆子は、ショックのあまり自宅で清貴のことを思い出し
涙を流していた。

野口家では、和彦が早く帰ってきており
智也に服を買ってきた。
今度の日曜どこか行くかと
切り出す。
しかし、智也は相変わらず口数が少なくすぐに
部屋に上がってしまう。

美帆子は聖子や秀昭にも
智也の小学校の名前が出ていたことを
話し、翌日には、落ち着きをみせ
元気に登校していった。

智也も、学校に登校するが
転がってきたボールを見て
動けなくなってしまう。
智也は、清貴の言葉や、
和彦、さつきの声などを思い出し・・

野口家では、智也が帰ってきておらず
大騒ぎになってしまう。

智也は、家裁にきており
気づいた富田が、野口家に連絡をした。
智也は、施設に戻りたいと富田に話す。
富田は、
「お母さんに話してごらん
お母さんだって智也くんが話しかけてくれるのを
待ってるんじゃないかな
親子はね、話さないとわからないことがたくさんあるんだと思う。
智也くんが、抱えててるもの、
お母さんならきっと受け止めてくれる」そう
そっと背中を押し・・。

智也は、和彦が迎えにきて、家に帰る。
智也は、
「ぼくここにいちゃいけないんだ
だから施設に戻りたくて行ったんだ
ぼくは、お父さんや、お母さんの傍にいて
新しい洋服を買ってもらって
おいしいものを食べられる
だけどあの子はもう・・」

さつきは、
「ありがとう智也。
話してくれて。」と受け入れ
「大切なのは、智也が清貴くんの分まで生きていくこと。
生きて、今できることをすること。
いろんな経験をして、自分が何をしてしまったか
知ること
そのためには智也はここでお父さんとお母さんのそばにいることが・・」

「でも、ぼくがいたら迷惑。
知ってるんだ
おばあちゃんが書道教室をやめたのも
お父さんが会社をやめたのも
ここにいたらまた迷惑をかけて
ぼくわかってる
ぼくのせいなんだ
ぼくがいるから、だから、だからぼくなんか生まれてこなきゃよかたんだ」

さつきは、智也の頬をたたく。
「生まれてきちゃいけない命なんてない。
どんな命だって生まれてきた意味があるの。
智也がいなかったら、お父さんもお母さんも生きていけないくらい智也を愛してるの」
さつきは、智也を抱きしめる。
二人の目には涙が・・

さつきは部屋にいた。
落ち込むさつきに
「たとえそれでだめだったとしても何度でもぶつかったらいいじゃないか」という和彦
智也は、部屋で何かを考え・・。


智也は、和彦が送ったシャツを着ていた。
「いってらっしゃい」
「いってきます」
智也は振り返って
しっかり挨拶をしていた。

そのころ、小沢家では
美帆子がいなくなっていた。

美帆子は、ネットで書き込まれていた
智也の学校に来ていた。
そこに秀昭と聖子もやってくる。

「このなかにあの少年がいたらどうするんだ」
「わからない
朝起きたらいてもたってもいられなくて
でも、ここにきたら
顔も知らないのになにしてるんだろうって・・」

「憎むべき相手はあの中にはいない
憎しみの持つ自分の中には
いないんだよ
だからもうあの子はいない
いこう」と
秀昭は、二人を連れ
みせたいものがあるんだと
他の場所に移動する。

秀昭はある場所へ
自分が仕事で担当している
公園だった。

二度とあんな事件がおこらないよう
被害者や加害者が生まれないように
きよたんはいろいろなことを教えてくれた。
家族の尊さも
親子の喜びもきよたんが教えてくれた。
きよたんが生まれたことを無にしないために
しっかり生きていかなきゃな」

「きよたん・・」
「きよたんがこれからも見守ってくれるわ」
と聖子も笑顔を見せた。

「ただいま」と
帰ってくる智也
すると家には、和彦がおり、
「早く帰れたんだよ
今日は晩御飯まで一緒にあそぼうか」
智也は、
「あの場所にいきたい」と言い出し・・。

智也とさつき、和彦は殺害現場へ
看板は『環境に優しい私になろう』と変わっていた。

智也は手をあわせる
さつきと和彦も頭をさげる。

1年後
さつきは妊婦になり、智也の弟が生まれる。

3ヶ月後。
智也の弟は
智也の指を握る。
「わかるよの」とさつきが言うと
智也の目からぽろぽろ涙がこぼれた。

『どんな命だって生まれてきた意味があるの』

「ごめんなさい・・清貴くん
ぼくは、なんてことを・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」

さつきは、智也を抱きしめ・・。

さつきは、富田に近況を伝える。
智也は、春から中学生になり
最近では、友達を大切にするようになり
人との会話もできるようになったこと。
生きていくことを許してくれた
感謝の気持ちを忘れることなく
これまで以上に生きていくということを
深く考えていきたいと
思っていること。
そして、新たに家族が増えたこと・・

産むことに戸惑いがなかったわけではないが
授かった命のかけがいのなさ
智也が未来に目を向ける助けになるように
そして母として愛する二人の子を見守りながら
私のすべきことの答えを探し続けること・・。

最後に富田さんには大変お世話になり
たくさんのことを教えていただいた感謝の言葉で
しめくくられた。

数日後
被害者家族と加害者家族がお互いに気づくことなく
すれ違っており・・。

(終)

※※
被害者視点、加害者視点とあって
とても考えさせられました。
償い続けるために生きることへの意味、
憎しみからは何も生まれないという答え、
そこまでたどりつくまで、このニ家族はとても苦しみ
どれだけたくさんの涙を流したことでしょうか。

最後、智也には弟が生まれます。
その弟に対し、智也は気づかされます。
清貴くんにした自分の罪の重さを・・
これは、(自分の子供とは違いますが)
聖子からの手紙が伏線になっているんですね。

ドラマのキャッチコピーが『このドラマを全ての母に捧げる』とありましたが
事件は、どの家庭でもおこりうる事件だったと思います。
だからこそ親子との絆
子供とのかかわり方など
見つめ直すきっかけとなったドラマでした。


引用元…アイシテル〜海容〜 公式HP
アイシテル〜海容〜 Wikipedia

視聴率
13.2→13.7→14.2→13.0→14.8→13.9→14.0→15.6→16.6→18.6
平均視聴率・14.76%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
TV DramaRanking

さつきの妹役・田畑智子さんが着用しました。


主題歌・挿入歌
MONKEY MAJIK 「アイシテル」
B00249LSB0アイシテル
MONKEY MAJIK
binylrecords 2009-06-10

by G-Tools


新垣結衣「うつし絵」
B001VOD50Gうつし絵
新垣結衣
ワーナーミュージック・ジャパン 2009-05-27

by G-Tools


原作です。
4063722724アイシテル~海容 前編 (1) (KCデラックス)
伊藤 実
講談社 2007-03-06

by G-Tools


関連記事
アイシテル〜海容〜 第一話
アイシテル〜海容〜 第ニ話
アイシテル〜海容〜 第三話
アイシテル〜海容〜 第四話
アイシテル〜海容〜 第五話
アイシテル〜海容〜 第六話
アイシテル〜海容〜 第七話
アイシテル〜海容〜 第八話
アイシテル〜海容〜 第九話

キャスト
野口家(加害者家族)
・野口 さつき - 稲森いずみ
37歳。都内の附属小に通う愛息・智也の塾費用を稼ぐためにパートで働く兼業主婦。比較的裕福な家庭だが、家族を試みない和彦、無口な智也に寂しさを覚えていた。小沢清貴殺害の容疑で警察に保護された智也の行動が信じられずにいたが、現実を受け止め始める。
・野口 和彦(原作では‘義隆’)- 山本太郎
36歳。商社マン。家庭を一切顧みず、家事や育児をすべてさつきに任せきりだった。そのため、殺人を犯した智也の行動の責任をすべてさつきに押し付け、夫婦間にも亀裂が生じる。
・野口 智也(原作では‘裕一’)- 嘉数一星
10歳の小学5年生。都内の附属小に通うが、他人に心を開こうとはしない。小沢清貴の殺害容疑で警察に保護される。

小沢家(被害者家族)
・小沢 聖子 - 板谷由夏
37歳。専業主婦で、社交的な性格。何不自由のない生活を送っていたが、愛息・清貴が殺され、心を閉ざす。息子を守ってやれなかった罪悪感と、命を奪った智也への激しい憎悪を抱く。
・小沢 秀昭(原作では‘清’)- 佐野史郎
45歳。市役所勤務の公務員。家族思いで、妻や2人の子供たちに献身的な愛を注いできた。清貴が殺され、落胆する妻・聖子を励ます。
・小沢 美帆子 - 川島海荷
14歳。中学2年生。母・聖子が弟・清貴ばかりを愛しているのが憎く、殺害事件前夜は暴言を吐いていた。
・小沢 清貴 - 佐藤詩音
7歳の小学2年生。両親の愛を受け止め、無邪気な笑顔が愛らしい。野口智也に殺害され、7歳という短い生涯を閉じる。

富田家
・富田 葉子 - 田中美佐子
家庭裁判所調査官。自身にも小学4年の息子がいるため、親身になって罪を犯した少年少女の心を開く。
・富田 健太 - 吉川史樹
小学4年生。葉子の一人息子。

森田家
・森田 彩乃 - 田畑智子
30歳。さつきの妹。開放的な性格で、独身でバイト暮らしの日々を送っている。小沢清貴殺害事件後、落胆する姉・さつきをサポートする。
・森田 敏江- 藤田弓子
さつきの母。娘の子供が犯罪を犯したとは信じられず。

警察関係者
・佐伯 正志 - 高山猛久
警視庁捜査一課巡査長。「小沢清貴ちゃん殺害事件」の容疑で野口家を訪問、事件の概要を聴く。パートナーは小泉。
・小泉刑事 - 小松和重
警視庁捜査一課所属。「小沢清貴ちゃん殺害事件」の容疑で野口家を訪問、事件の概要を聴く。パートナーは佐伯。
・菊池刑事 - ダンカン
警視庁捜査一課所属。「小沢清貴ちゃん殺害事件」の犯人が少年だと知り、驚く。

その他の人物
・麻衣子 - 志村玲那
14歳。美帆子の同級生。妹がいる。
・宏美 - 折山みゆ
14歳。美帆子の同級生。
・佐伯 エリ - 猫背椿
フラワーショップの店員で、さつきとは信頼できる友人同士。バツイチ、子持ち。
・佐伯 遥 - 野口真緒
エリの娘。将来は家業を継ごうと考えている。
・智也の担任教師 - 金子貴俊
智也が通っていた小学校の教師。さつきに智也のことを話す。

スタッフ
脚本 - 高橋麻紀・吉本昌弘
原作 - 伊藤実 「アイシテル〜海容〜 前編・後編」
プロデューサー - 次屋尚・千葉行利
演出 - 吉野洋・国本雅広
音楽 - S.E.N.S. 「Forgiving」
制作協力 - ケイファクトリー



posted by まりこ(^▽^) at 10:34 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2009年(4月〜6月) | Edit

『どらまにあ』トップへ▲

コメントありがとうございます。
コメントはこちらからお願いします。
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

どらまにあ ストア


この記事へのTrackBack URL


《アイシテル〜海容〜》◆最終話
Excerpt: 先週、清貴の墓前で、聖子と対峙したさつき。 聖子の目の前で、土下座した。地面にひれ伏し 「申し訳ありませんでした。すべて、私が・・・」と言ったきり声が続かない。 聖子は膝まづき 「顔を上げてくださ..
Weblog: まぁ、お茶でも
Tracked: 2009-06-21 19:56
トラックバックありがとうございます。
トラックバック大歓迎です。
重複したものは、こちらで削除しますので、お気になさらないでくださいね。
スパムや宣伝目的のもの、記事に関係ないものは、削除させていただきます。
同様にコメントも削除することがあります。ご了承ください。

『どらまにあ』トップへ▲

アクセス解析 アクセスランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。