Top 2009年(1月〜3月) >キイナ 第二話「憑依された少女」
2009年01月29日

キイナ 第二話「憑依された少女」

都内の一軒家で、眠っていた女子中学生が何者かに襲われる事件が発生した。
被害者・深田雪乃は、幸いにも軽いケガだけで命には別条なし。
現場となった雪乃の部屋の壁には、『死ね』との落書きがあった。


雪乃は、父・雄三(大高洋夫)、母・晃子(かとうかず子)と3人暮らし。
雄三らの話によると、この家に引っ越してきてから、ラップ音や皿やカップが棚から飛び出すようになったという。
晃子は、家に何かが取り憑いていて、雪乃が寝ていてよくうなされることもあると言う。
そのとき、テーブルの上のカップが誰も触れていないのに動き出したのを目の当たりにしたキイナとタケルは、唖然となった。

現場検証の結果、外部から侵入した痕跡がなかったため、捜査陣は、両親のどちらかが危害を加えたか、あるいは雪乃の自傷である可能性が高い、と見る。
だが、壁の落書きの筆跡は、明らかに3人のものとは違っていた。

まもなく、現場にビデオを持ち込んで監視を始めたキイナは、狂ったように暴れ、「サトシ」と男のような声で叫ぶ雪乃を目撃した。雪乃は、「お前が・・お前が殺したんだ」と
晃子を指差し・・。

サトシというのは、8年前に水死した雪乃の3歳年上の兄。
当時、桟橋で雪乃と遊んでいたサトシは、誤って湖に転落。
晃子が駆けつけたが、サトシは心肺停止状態になっていたと報告されている。

しかし、キイナは、深田家で、サトシくんの写真や思い出の品など一つもみかけないことに不審を抱く。
また、サトシの名前を聞いた晃子は明らかに動揺し
何かを隠そうとしていることは確かだった。
捜査一課は、8年前の事故を洗い出すという。

キイナとタケルは、再び深田家へ。
雪乃は、もしかして、自分は、お兄ちゃんのこと何か言いましたか?と聞く。
両親とも雪乃が兄のことに触れるのをとても嫌がるというのだ。

すると再び家が揺れだす。
その拍子に天窓が開き
3人は、そこから物置へ。
そこは、サトシの部屋だった。
サトシの部屋では、本の背表紙にひらがなの文字が
何冊かに貼られていた。
雪乃は、そこに落ちていた自分とサトシの写真を見て
フラッシュバックを起こし
「あたしがお兄ちゃんを殺したんだ!」と
叫びだす。
先日雪乃が『おまえが殺したんだ』と
指差したのは、母親ではなく、鏡に映った雪乃だったのだ。

8年前の捜査を洗ったことで
当時目撃者も居り、晃子が殺害した可能性はなかった。
捜査が進められる中でも、深田家の異常現象は収まらなかったが
事件性はないと判断されていたころ、晃子から電話がかかる。
雪乃がいなくなったというのだ。

手分けし手探すと歩道橋から飛び降りようとする雪乃を発見。
近くにいた雅が、救出した。

キイナは、8年前の出来事を両親から詳しく聞き出す。
桟橋で遊んでいた雪乃とサトシだったが
雪乃が帽子を落としてしまい、サトシが拾おうとしたところで
足を滑らせてしまったのだという。
雪乃は、ひどく自分を責め、
ある日突然何も言わなくなったという。
事故のことを忘れたように・・。
心因性記憶喪失だった。

健忘による心因性のもの
心的外傷やストレスにさらされたことでおこる健忘。
精神病理学的には解離の一種に分類され、解離性遁走や譫妄と合併することも多い。脳に器質的な障害はみられない


参考 健忘とは

そのため、事故のことを思い出さないように
サトシのものを全て封じ込めたのだという。

原因が何一つわからないまま、タケルとキイナは、
科学捜査研究所の真一郎(塚地武雅)を訪ねて話を聞くことに。
真一郎は共振振動ではないかと
二人の前である実験を行う。
やかんのお湯が沸騰し、その蒸気で
ビーカーの中に入っている水が揺れだしたのだ。

共振とは

キイナは、そのことにより、深田家の現象も解明できる可能性があると資料を探し始める。
ようやく原因をつきとめ・・。

キイナは、深田家が、パルプ工場の低周波の影響を受け
地震のような大きな揺れを起こしているという。
低周波は、ボイラーや、給湯器と共震しやすいという。
また、パンという割れるようなラップ音は、新しい家のため
まだ乾燥していないから、
金属音は、水圧を変える電圧の変化でおきたものだった。

そして、雪乃がサトシに憑依したかのような現象は、
人格交代が原因だという。

解離性同一性障害(参考)

雪乃は、ずっと自分が兄を殺した原因が自分だと
責め続けていた。
母親が、幽霊じゃないかと言ったことから
サトシくんが出てきたと思い込み
新しい人格が現れたのではないかと話す。

キイナは、それらの検証結果を深田家に
伝えたが、雪乃は、
依然自分がサトシを殺したと責め続けていた。

キイナは、タケルの部屋の本の背表紙に貼られた
ひらがなの文字を思い出す。
ふとひらめき、深田家に向かい、タケルの部屋に
入らせてもらう。
キイナは、自分のひらめきが正しかったことを知ると
深田家の3人を呼びだす。

この家でおきたことはすべて解明できた。
しかし、お兄さんが自分のことをうらんでいると
思いこんでいる雪乃に対し、キイナは、
「亡くなったお兄さんの気持ちはわからない。
でも、その答えをここでみつけたの」と
背表紙のひらがなシールの貼られた本に
お兄さんの絵が描いてあると伝える。
最初は、いたずら描きだと思っていたが
シールのついた本は、14冊あり、
並べてみると
『ゆきのとさとしのだいぼうけん』と読み取れた。

また、そこに書かれている絵はパラパラ漫画になっており
大きくなった母親のおなかに手を差し伸べる男の子の絵が描かれていた。
「きっとお母さんとサトシくんだね」とキイナ。
他の本にも絵が描かれていた。
母親が赤ん坊をあやしている横で喜んでいるサトシ。
赤ん坊の雪乃をあやしているサトシ。
犬に襲われそうになった雪乃を助けるサトシ。
雪乃と散歩するサトシ。
山を登るのに、雪乃を背負うサトシ。
花が咲くのを一緒に喜ぶ雪乃とサトシ。
いつのまにか雪乃の目から涙がこぼれていた。

「お兄さんはあなたの成長をこうして絵に描いてたんだね。
最後のページをめくってみて」というキイナ。
最後のページには、『ゆきのだいすき さとし』と
書かれていた。
「お兄さんは、こんなにもあなたのことを
思っていた。
お兄さんがあなたのこと恨んだりすると思う?
あなたも、お兄さんのこと大好きだったんでしょ?」
雪乃は、兄のことを思い出す。

『大丈夫。僕が拾ってあげるから』
当時、飛ばされた雪乃の帽子をサトシは拾ってあげようとした。

「あなたは、昔も今も愛されてる。
それが唯一の真実です」とキイナ。

雪乃はありがとうとつぶやき
本を抱きしめ、ありがとう・・お兄ちゃん・・と
涙を流した。

数日後
雪乃のお礼の手紙が署に届いた。
元気に学校に通っているという。

これも一つの事件解決ですねとタケルが笑顔を見せた。

※※
ポルターガイスト現象が、周りの地盤や、建物の影響を
受けて起こるものだというのは、
何かのドラマで扱っていたので、おそらくそうかなとは
思っていたのですが、雪乃のサトシへの豹変は、
人格交代だったんですね。
ポルターガイストや、憑依だのと霊的なもので片付けようとせず、きちんと原因を追究した点が、毎回納得でき
とても、興味深いです。

また、最後の『ゆきのとさとしのだいぼうけん』の
パラパラ漫画には、涙が止まりませんでした。
こんなにも雪乃は、愛されてたんですね。
自分を責めている雪乃に、自分は愛されていると
気づかせるには、大きすぎるくらいの愛でした。

確かに事件性もない出来事だったかもしれませんが
原因がわからず悶々とするよりは、とてもすっきりした
解決だったのではないでしょうか。
今後、キイナたちがどんな出来事を解決していくか
期待してます。


引用元…キイナ−不可能犯罪捜査官- 公式HP
キイナ−不可能犯罪捜査官- Wikipedia

視聴率
16.5→15.5

ありがとうございます。これからも頑張ります!よかったらプチっとお願いします☆
TV DramaRanking

ドラマ内で菅野美穂さんが使用してます。


主題歌
MiChi「ChaNge the WoRLd」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
B001O771FUChaNge the WoRLd
MiChi
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ 2009-02-18

by G-Tools


B001O0HWMYキイナ-不可能犯罪捜査官-オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ
バップ 2009-02-25

by G-Tools


関連記事
キイナ 第一話

キャスト
警視庁捜査一課 強行犯係
春瀬キイナ(29) - 菅野美穂
山崎 尊(24) - 平岡祐太
強行犯係・特別班。
遠藤 桜(29) - 小池栄子
情報管理担当。
御手洗 修司(50) - 草刈正雄
管理官。
雅 一馬(39) - 沢村一樹
係長。
津田明彦(48) - 金田明夫
強行犯係・主任。
花田洋介(30) - 高橋良輔
服部浩二(34) - 東根作寿英
強行犯係。
科捜研・技官
工藤真一郎(35) - 塚地武雅(ドランクドラゴン)
キイナの元カレ。
刑事総務課・庶務
玉井夕実(23) - さくら
内田マキ(22) - 薗田杏奈

ゲスト出演
・深田雪乃 - 川島海荷
私立中学2年。サトシが死んだのは自分のせいで、恨まれているのではと思い悩む。
・深田雄三 - 大高洋夫
雪乃の父。現在の家に引っ越して以来、奇妙な現象に遭遇している。
・深田晃子 - かとうかず子
雪乃の母。
・深田サトシ - 嘉数一星
雪乃の3歳上の兄。8年前に湖で溺れて亡くなる。

スタッフ
脚本 - 吉田智子
音楽 - 菅野祐悟
プロデューサー - 加藤正俊、小泉守
演出 - 猪股隆一、山下学美
制作プロダクション - トータルメディアコミュニケーション




posted by まりこ(^▽^) at 14:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2009年(1月〜3月) | Edit

『どらまにあ』トップへ▲

コメントありがとうございます。
コメントはこちらからお願いします。
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

どらまにあ ストア


この記事へのTrackBack URL


C5CE8Ez4206F04404B04C0FB0FB0FB
Excerpt: ブログのランキングサイトなんか調べて見ると、ここにも菅野美穂について書かれた記...
Weblog: 菅野美穂
Tracked: 2009-02-01 17:42
トラックバックありがとうございます。
トラックバック大歓迎です。
重複したものは、こちらで削除しますので、お気になさらないでくださいね。
スパムや宣伝目的のもの、記事に関係ないものは、削除させていただきます。
同様にコメントも削除することがあります。ご了承ください。

『どらまにあ』トップへ▲

アクセス解析 アクセスランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。