医師として自らの技術に揺るぎない自信を持ちながら、なお貪欲に技術を磨くことに執着する藍沢耕作(山下智久)、有名医大の教授を父に持ち、ドクターヘリのノウハウを地元の救命センターに持ち帰るためにやってきた白石恵(新垣結衣)、積極的かつ負けず嫌いの緋山美帆子(戸田恵梨香)、小心者のくせに見栄っ張りでもある藤川一男(浅利陽介)の4人だ。
赴任初日、藍沢たちは、先輩医師の森本忠士(勝村政信)に救命センターを案内される。
この救命センターには担当医制度はなく、スタッフ全員が、いつ何が起きても対処できるようICU、HCU、一般病棟を含めて50床の患者すべての病状を把握しておかなければならなかった。
するとそこに、消防署の要請を受けて出動していたドクターヘリが患者を搬送してくる。
ヘリを操縦するのはベテランパイロットの梶寿志(寺島進)。
ヘリポートに着陸したヘリから飛び出したのは、最年少のフライトナース・冴島はるか(比嘉愛未)と、胸腹部外科が専門で、救命センターのエースでもある医師・黒田脩二(柳葉敏郎)だった。
搬送された患者は団地の3階から転落した73歳の女性滝川珠代だった。
藍沢たちも、黒田や三井環奈(りょう)ら先輩医師たちをフォローした。
黒田は、患者の呼吸状態の悪化に素早く対応した藍沢と、豊富な医療知識の一端を垣間見せた白石にオペに入るよう命じると、緋山には患者の家族への連絡、藤川には手術室への連絡と麻酔の依頼を指示する。
初日からオペに加われることを当然だと受け止める藍沢、緊張の面持ちの白石、同期のふたりに先を越されたことに憤然とする緋山…。
救命救急部部長・田所良昭(児玉清)から4人の指導医を務めるよう言われていた黒田は、改めて藍沢たちを見やるとこう言った。
「ドクターヘリではひとつのミスも許されない。
ミスは、即、患者の死だ。ヘリに乗れる医師は、重圧に耐えられる精神力と腕を持ったひとりだけ。お前ら全員ライバルだ。能力のないヤツからいなくなる。いいな」と――。
そんな折、CT検査の結果を見た黒田と同期の脳外科部長・西条彰(杉本哲太)はあることに気付く。
そこにやってきた黒田は、午後、4人の中のひとりをヘリに乗せることになった、と藍沢たちに告げる。黒田から「ヘリに乗って現場に行きたい者は?」と問われると
3人は、手を上げたものの
藍沢は手を上げなかった。
●藤川一男
黒田がオペを終えると、彼のPHSが鳴った。
若年性糖尿病患者で、右腕に感染症を併発して運ばれてきた栗山美樹(川島海荷)が、検査を嫌がっているのだという。
しかも美樹は、藤川でないと検査を受けないと言っているらしい。
黒田は、藤川を美樹の元に向わせると、藍沢と白石には珠代のCT検査を指示する。
美樹の診察をした藤川は、何故自分を指名したのか、と彼女に尋ねた。
すると美樹は、藍沢に胸を見られるのは恥ずかしいから、と答える。一緒にいた冴島にも笑われてしまった藤川は、がっくりと肩を落とした。
藤川は、美樹の透析に付き添っていた。
病室に戻った美樹は、ふいに、生きていてもいいことなんて何もない、と言い出す。美樹は、世の中もどんどん悪くなっていっているのだから、自分だけが辛い境遇ではない、と自分に言い聞かせて、無理矢理納得していた。
実は、美樹の右腕はもはや切断するしかない状態だった。
美樹も、手術には同意しているのだという。
美樹の夢はトリマーだったことを聞き
余計に藤川はショックを隠せなかった。
美樹がオペに向かう。
エレベーターを待っている間、藤川は、美樹に向って、フライトドクターになる夢を絶対に掴んでみせる、と話す。
美樹は、そんな藤川に、最後の握手をしてほしい、と告げた。「私も…この感触、忘れない。ずっと」。美樹は、藤川にそういって笑って見せた。
手術を終えた美樹は、布団を被って泣いていた。藤川は、声をかけることもできなかった。
若年性糖尿病尿病とは
インスリン依存型とインスリン非依存型の2タイプがある。
インスリン依存型は、すい臓がインスリンを分泌しないか、してもごくわずかな量のため、インスリンを注射により外部から補わなければならないタイプで
30歳未満の患者が多いことから、若年性糖尿病とも呼ばれる。
糖尿病になると、白血球の機能が弱くなり、ウィルスなどの外敵の侵入から守る免疫機能が弱くなるので、感染症にかかると急速に症状が悪化しやすくなる。
糖尿病について
美樹もこの感染症による悪化だったんでしょうね。
美樹は、かっこいいい藍沢を避けたと言ってましたが
わざと明るくてひょうきんな藤川を選んでいたんですよね。
美樹が明るかっただけに、切断後の泣いている姿など切なかったです。
●緋山美帆子
珠代のCT検査には、黒田と同期で、脳外科部長である西条章(杉本哲太)も駆けつけていた。
検査の結果、珠代の頭部には釘が入っていることが判明する。
3階から木製の棚の上に落下した際に鼻孔から釘が入ったらしい。
感染症の危険もあることから、一刻も早くオペする必要があった。
珠代の手術が行われる。西条から見学を許された緋山は、ふいにその準備を止めると、自分がいまやらなければいけないことをやる、と言って出て行く。
緋山は、珠代の息子たちだけでなく、親類らの電話番号が書かれたメモを手に、何度も電話をかけていた。
珠代が目を覚ましたときにせめて誰かが側にいてほしい、という思いからだった。
緋山が手術を終えた珠代の元に向うと、そこにひとりの中年女性が立っていた。
「あなた?親戚中電話してどなっていた医者は。
散々世話になった姪です。
おかげで目が覚めたときに傍にいられたの」
と手をさしのばされる
「ありがとう。」
緋山は、涙を堪えた。
緋山は、とても負けず嫌いで、オペにも積極的だったのですが
患者を救うためにオペだけでなく、他にも自分ができること
・・患者の身内を探すことを選んだのがよかったですね。
●白石恵
黒田からヘリに乗るよう指示された白石は、緊張を隠せないでいた。
するとそこに、ホットラインコールが入る。ドクターヘリ要請だった。
若い男性がオートバイ事故を起こしたらしい。
黒田、冴島、白石は、ヘリに飛び乗って現場へと急行した。
飛行中、白石は、冴島に言われて慌てて現場の状況を確認した。しかし、現場の救急隊も到着したばかりで、詳細は何もわからなかった。
テイクオフから10分後、ドクターヘリはランデブーポイントとなった小学校グラウンドに着陸した。患者は、カーブを曲がりきれずにガードレールに衝突したらしい。右側頭部からは大量出血していた。
しかし、患者を目の前にした白石は、動揺し動けず・・。
白石さんは、膨大な知識がちゃんと頭に入っていて
その知識は、もちろん患者の判断には欠かせないものだけど
いざ実践となると腰が引けてしまうところがあるようです。
彼女の成長も楽しみです。
●藍沢耕作
白石が乗ったドクターヘリが戻り、患者が初療室に運び込まれた。
が、ヘリを降りたときから青ざめた表情をしていた白石は、動脈を確保し、ラインにつなぐことができない。
それをピンセットでフォローしたのは藍沢だった。
藍沢は、白石の変化を見てましたよね。
白石に影響を与えていくのは、藍沢なのかも。
廊下で藍沢とすれ違った黒田は、ヘリに乗りたいかどうか尋ねたとに、何故手を上げなかったのか、と声をかけた。
藍沢は、1本でも多く乗りたいが、お情けで選んでもらっても意味がない、と答えた。黒田は、そんな藍沢に、白石が現場で何もできなかったことを伝えると、「明日はお前が乗れ」と言い残して去っていく。
そんな中、ドクターヘリの出動要請が入った。
工場で、若い作業員が工作機械に右腕を巻き込まれたのだ。
レスキューによる救出作業は難航していた。
黒田、冴島とともに現場に急行した藍沢は、大量血胸による心停止を危惧し、患者を助けるために右腕を切断する。搬送途中の藍沢からその報告を受けた白石たちは驚きを隠せなかった。三井は、そんな彼らに、早期の切断は賢明な判断だ、と告げた。
血胸
相当大きな外力が胸郭(きょうかく)に作用した場合にみられる外傷で、交通事故や高所からの墜落はもとより、挟圧(きょうあつ)外傷(はさまれたことによる外傷)や暴行による胸部打撲(だぼく)などによっても発生する。
胸腔内に血液がたまった状態を血胸といい
大量血胸では、循環血液量の減少による出血性ショックを来し、血圧は低下して意識障害が現れ、同時に肺の虚脱(収縮)に基づく呼吸不全が現れる。
gooヘルスケアより
今回、皮肉にも美樹の腕切断と、藍沢がかけつけた患者の
腕切断とリンクしていたんですね。
どちらとも、命を助けるためだとはいえ、見ていて辛かったです。
白石が乗っていたエレベーターに、藍沢が乗り込んできた。
白石から現場のことを尋ねられた藍沢は、暑かった、と答えた。普通の病院の1年の経験がフライトドクターなら1ヵ月でできるから凄い、と高揚したようすで話す藍沢を、複雑な思いで見つめる白石。
「ここでワンミッションでも多くヘリに乗って、たくさんの症例をこなす。そして誰よりも早く…俺は、名医になる」。藍沢は、そう白石に告げ…。
※※
4人もいて、多すぎじゃないかというイメージが
あったのですが、
それぞれちゃんと役割分担ができているようで
まったく退屈せずに見られたと思います。
あらすじのほうは、時間的にはそれぞれ前後するのですが
4人の医師ごとにまとめてみました。
藍沢のクールさ、技術にたいする貪欲さは、
どうやら藍沢の悲しい生い立ちに起因しているようですね。
(相関図より)
今後も患者と接する上で
それぞれの医師の内面的なものにスポットが当てられて
いきそうです。
緊迫した映像、リアルすぎな現場、ヘリの映像の美しさなど
期待を持って見られそうです。
引用元…コード・ブルー 公式HP
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(Wikipedia)
よかったらプチっとお願いします☆TV DramaRanking
視聴率
21.2
タイトルの「コード・ブルー(Code Blue)」とは、容態が急変し、緊急での蘇生が必要な患者が発生したという意味の医師、看護師の中で使用される隠語である。
キャスト
<翔陽大学附属北部病院救命救急センター>
フェロードクターが今回配属された救命救急センター。
フライトドクター候補生〔フェロードクター〕4人
・藍沢耕作 - 山下智久
・白石恵 - 新垣結衣
・緋山美帆子 - 戸田恵梨香
・藤川一男 - 浅利陽介
・冴島はるか - 比嘉愛未
フライトナース。家は代々医師家系。最年少のフライトナース。
・田所良昭 - 児玉清〈特別出演〉
救命センター部長。フライトドクターの導入に積極的な姿勢を見せる。
・森本忠士 - 勝村政信
フライトドクター・整形外科専門。
・三井環奈 - りょう
フライトドクター・産婦人科と新生児医療専門。沈着冷静で合理主義だが、情熱家の一面も持つ。
・黒田脩二 - 柳葉敏郎
フライトドクター・胸腹部外科専門。才能と経験ともに優れた救急センターのエース。周りには厳しく、若い人材を嫌っているが、それを見透かされた田所部長の命によってフェロードクターの指導を行うことになる。
・轟木聖子 - 遊井亮子
救命救急センター内のCS室で、ドクターヘリにランデブーポイントなどの指示を行う。
CSとは「COMMUNICATION SPECIALIST」のこと。
<翔陽大学附属北部病院脳外科>
・西条章 - 杉本哲太
脳外科部長
<航空会社>
・梶寿志 - 寺島進
ドクターヘリのパイロット。
・安西康行 - 樋渡真司
患者(ゲスト)
第一話
栗山美樹 - 川島海荷
若年性糖尿病によって入院中。右腕を切断しなければならない状態になっていた。
主題歌
Mr.Children「HANABI」(TOY'S FACTORY)2008年9月3日発売
![]() | HANABI Mr.Children トイズファクトリー 2008-09-03 by G-Tools |
スタッフ
脚本:林宏司
音楽:佐藤直紀
技術プロデュース:瀬戸井正俊
美術プロデュース:柴田慎一郎
タイトルバック:富士川祐輔
演出補:石井祐介
プロデュース補:西田久美子
プロデュース:増本淳
演出:西浦正記(FCC)、葉山浩樹
撮影協力:日本医科大学千葉北総病院
医療監修:益子邦洋、松本 尚、原 義明(日本医科大学千葉北総病院)
医療指導:日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター、新村 核(森山記念病院 脳神経外科)
消防監修:佐倉市八街市酒々井町消防組合
制作:フジテレビドラマ制作センター











